チロルでスキー(6)

今日はインタースキーの最終日です。

タクシーで30分程移動し、ヨーロッパで人気のシルヴレッタ・アレーナで滑りました。
麓の町から長いコンドラで登るとオーストリアとスイスの国境に造られた広大なスキーエリアがあります。

　

稜線の裏側に滑り降りるとスイスエリアになります。
快晴無風ですが、山全体にダイヤモンドダストが舞い上がっています。
サンアントンでも見られたとのことです。

・スイス側のスキーエリア

　

稜線に上がると携帯時計の液晶画面が消えたことから日本の車山スキー場に匹敵する寒さでした。
圧雪されたコース巾は広くて長く、4コースを滑ったら昼食時間となりました。

ここでのサラダ盛付けは皿サイズではなく、シャモニー同様に計量しての清算です。

ここで気に入ったスキーキャップを購入しましたが定価販売でした。
スイス側の小屋で食べたら釣り銭はスイスフランになるかもしれません。

午後には右奥最高峰の上級コースに行きましたが新雪コースと40度のアイスバーンがありました。
地元スキーヤーは急坂を左右に軽く振りながら落とされていくので脚力だけで滑っていきます。
日本流に小回りターンで降りようとするとスキーのトップがどんどん落とされるのでキツイコースです。
新雪コースは20cm前後の軽快な雪質でした。

・右側奥のスキーエリアにて

　

ザックのペットボトルがシャーベット状に凍っていて美味しかった。
日帰りでの全コース制覇は無理なほどの本数と長さがあり、コース巾は広くて安全です。

サンアントンとは違ったゆったりしたスケールでお薦めのスキー場です。

・麓への長い下りコース 

　

　

下りのコンドラが三本あるため迷子騒ぎがありましたが、午後5時前にタクシーで帰着しました。

　

今夜は夜6時から閉会式と最後のデモ演技が行われます。

 

2011インタースキー(5) 
 
 午後6時前にデモ会場に行きました。

会場では日本チーム代表の方から挨拶があり、お別れパーティへの出席を呼びかけていました。
次回「2015インタースキー」の会場がアルゼンチンとの発表がありましたが、
参加するには躊躇する場所ですね。

時間の関係からか各国のデモ演技は間を取らずに次々に降りてきました。

　

　

　

フィナーレが近づくと選手全員が一斉に小回りで滑り降りてきました。
集団が舞い上げる雪煙であっという間に姿が見えなくなるほどです。

・集団でのデモ滑走

　

照明が消されてからゆっくりとタイマツ滑走が行われました。

・タイマツ滑走

　

全員が整列したところで連続花火が打ち上げられてフィナーレです。
日本選手も滑り終えた会場内でビデオやカメラ片手に記念撮影をしています。

・打ち上げ花火のフィナーレ

　

各国デモのカービングターンと集団演技が見られる幸せな一週間でした。
心残りは記念グッズの入手とピンバッチ交換が出来なかったこと。
ほぼ快晴無風に恵まれたチロルアルプスの写真撮りとスキーには大満足です。

モンブラン、マッターホルン、ユングフラウに登頂した際と
シャモニー・モンブラン氷河スキーでも快晴無風のアルプス晴れに恵まれましたので、
ヨーロッパアルプスに歓迎されているようで感謝！感謝！です。 

次はドロミテアルプスかな・・・・