♪宝物の箱♪

誰にも目に見えるもの、そして見えない大切な宝物ありますよね。
そんな【宝物】について思ったことを綴ってみました。

『…災いの元…』

2007-07-03 18:03:05 | Weblog

ある偉い方の発言で、世間は大騒ぎになり
ご本人は辞任されてしまった。
まさに「口は災いの元」である。
しかし、これは建前である。
戦争経験者の亡くなった両親は
「原爆が落ちてなかったら、日本は、国民はどうなっていたことか」
「原爆が落ちたことで、やっと戦争が終わった」
と言っていたことを思い出す。
国民のことなど考えていない軍がやっと、恐れおののいた出来事。
決して口に出してはいけない本音もあるのだ。

貧乏な農家に生まれ、高等小学校卒業後、
父親の死後母親ひとりで頑張っていた家業、農業を手伝うつもりだったわが母。
「とても成績のよいお子さん、どうか女学校に通わせてあげてください」
と、校長と担任の先生が家に訪ねて来られたそうな。
せっかく”勉強”をしようと入学した女学校。
入学しても、すぐに軍事工場で働かされ、十分に勉強も
出来なかったそうな。

そんな状況を知る人々も少なくなり、
政治家だって、戦後生まれの人が多くなってきた今。
本当の戦争の怖さを知る日本。
世界中の幸せを祈らずにはいられません。

(私もこんなこと書く時点で災いの元かな?)



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2 コメント

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災いの元だなんて… (ひげオヤジ)
2007-07-03 20:17:00
…小生は思いません !!
いつの時代にも“時の流れ”があるのですねッ。
正論だと思いますヨ!
“戦争を知らない子供たち”のひとりとして、摩訶不思議な“国”だと実感してます。
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ひげオヤジさんへ (mayu)
2007-07-04 17:15:52
”今”から思えば、”昔”はおかしいかもしれませんが、その時は、それでまかり通っていた時なんですよね。今、生きている時を基準に考えることはある意味怖いことです。
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