♪宝物の箱♪

誰にも目に見えるもの、そして見えない大切な宝物ありますよね。
そんな【宝物】について思ったことを綴ってみました。

『充実した日』

2007-05-05 23:33:12 | 好きなもの

今日は、本当に久し振りに
もう何年か振りに、自分を取り戻した日になった
本来好きで好きで仕方の無い
手芸(ハンドメイド)に気を入れられた。

パッチワーク風のバッグ(表)
そして↓(裏)

↓中袋も作りかわいいポケットも…


内緒だけど、今月は親友のすずめchanの誕生日があるから
にしようと思う。(すずめchanが見てたらヤバイ
自画自賛で悪いが、なかなかの出来だった。
ミシンの具合が悪かったことがチョッと気になるが…
今度は自分の為に作ろう


そして、先日、オークションで落としたバッグ



少し、元気になれそうである


『ぼやき』

2007-05-05 08:48:32 | ささやき

昨日からの雨
昨夕からひどくなり、大雨…
そう言えば、息子の初節句も大雨でした…
主人の実家が待望の男の子の孫
大々的にお祝いをするということで出掛けました。
しかし、主人の仕事の都合により前日から行く事ができず
当日、早くに出掛けた。しかし、すごい雨。
おまけに、渋滞に巻き込まれて…
その当時、チャイルドシートもなく、生後半年の息子を
抱っこしっぱなし。
実家の庭は駐車するスペースも無く、少し遠いところに
車を止め、息子を抱いて、傘さして大荷物持って
上の子に気を使いながらやっと着いた主人の実家。
着くなり、息子は私の手からもぎ取られ
空いたその手にはすぐにエプロンが渡された。
疲れ果ててたどり着いたのに、お茶一杯飲むことさえ許されなかった。

主人は、幼いころ養子でこの家に来た。
実母の兄夫婦に子供ができなかったので、そこに養子に入った。
実母の実家に跡取りとして引き取られたのである。
実父母は、とても人柄もよい人で、特に実父は
「男は黙って…」の人で、しかし、とても穏やかなよい人だ。
小学校1年生の夏休み、突然
「伯父ちゃんところに行かないか」と実母に言われ
何も分からず「うん」と言ったそうだ。
しかし、それからが主人にとっては地獄の日々だったらしい。
今まで、のびのびと楽しく過ごしていたまだまだ小さい少年。
その日から、180度変わった日々になったようだ。
養父は厳しく、何事にも”完璧”でなければ許されず、
叩かれ、罵声をあびて育ったらしい。

子供は、いきなり大きくはならない。
母親のお腹に十月十日。
生まれてきても、お乳を与え、一緒に時を過ごし
いろんなことを学び学ばせ少しずつ成長して行く。
そして、やっと小学生になったばかりの子供。
主人は、何度も「うん」と言ったことに後悔したそうだ。

今でも、自分の思いのままに生きている。
TVを見れば、ずっと文句ばかり。
いろんな小さなことに文句ばかり。
いい加減大きくなった家の子らも嫌がり、行きたがらなくなった。
娘など「お婆ちゃん、偉いね。あんなお爺ちゃんとずっと一緒に
いるんだもん」と言い出す始末。

主人の兄の所の甥っ子たちのことまで言い出して…
「あんなにおとなしく育てるからダメだ。
部屋の中が散らかってたり
言うこと聞かないときは、打ったり、叩いたりしてわからせないと」
アホらしい。もう、今年22歳と20歳の男の子。
とても、明るくよい子達だ。
親の言うことを聞いて、部屋の中きれいな方がよっぽど気持ち悪い。

主人も、こんな状況の中育って、
「俺は、嘘つくことを覚えた。叱られないように、叩かれないように
誤魔化すことを覚えた」
と言っている。これが本音だと思う。

そして、反対に、子供たちには、厳しいことは何も言わず
好きなことをさせ、友達感覚を頑張っている。
そして、自分が言われて一番嫌だった
「勉強しなさい」
は、一言も言ったことが無い。
しかし、ちゃんと勉強してくれるし、何事も隠し事もないし
拗ねてない、親馬鹿ではあるが
一般的に良い子の部類に入る子らに育ったと思う。


子供の日の今日。
いろんな親がいて、いろんな子供がいる。
今ひとつ、親子について考える日にしたい。
親は、もっと、子供を見て欲しい、知って欲しい。
子供は、親の愛情を思って欲しい。