ビースケ&チャコと田舎ぐらし

チワワの朝陽ちゃんが わが家に

桐塑人形 その1の続き

2023年07月01日 | 桐塑人形
 昨日の続きです。
稽古を始めると、最初に教わるのは「聖徳太子」と名付けられて人形を2体作ります。



それにより基本的な手技を学びます。
 ★ 先ず、コクソ( 刻素 )の作り方。桐の木の大鋸屑(おがくず)にのり、ボンド、水で形     
   を整えやすい硬さに練り合わせること。

 ★ コクソを使い、一から形を作る。乾いたら、何度も磨いて形を整える。

 ★ 胡粉を塗る。 胡粉の溶かし方、塗り方、磨き方 等 粗目のものから順に下塗り、中塗り       
   上塗りと何度も何度も塗っては磨き、塗っては磨くをくりかえす。とまるで陶器のような艶     
   になる。
    月1~2回の稽古なので、ここまででも3か月くらいかかります。

 ★ 墨で顔を描く。

 ★ 和紙で衣服を貼る。 和紙の扱い、貼り方など。


  「 朝 拝 」


  「 菊の露 」



   「 笛 」

 菊の露と笛は、保存の仕方がわるかったのか、ひび割れてしまい可哀そうなことに
 なっています。

 乾かし方が不足だったのか、ギャラリー戸棚にコップに水を入れて置いておくのが 途切れて、   
 乾燥しすぎたのか?   
  
  次は御所人形を見てもらいます。

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