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ダグラス・エンゲルバート

2006-10-04 | 企業/人
マウスの父、ダグラス・エンゲルバート氏インタビューより

週が明け、月曜日の朝、クルマで職場に向かっているときに、本当に突然、博士の頭の中に運命的な思考がひらめいた。

 そのとき、自分の人生において、おもしろい仕事はできるかもしれないが、明確な目標がないことに気がついたのです。でも、そのことを数時間考え続けたら目標が思い浮かびました。自分のキャリアの中で、人類のためになることをすることを目標にしようということが鮮明に頭の中に浮かんだのです。

以来、いろんなことを人と話し、いろんな書物を読み、人類がいちばん必要としていることは何なのかを、人から笑われながら勉強しました。最大の問題は、この世の中で、自分がどれだけ役にたつことができるかです。そしてあるとき、こうした問題を考えることは、とても大きな課題であり、個人というよりも、集団で対処しなければならないのではないかと考えるようになったのです。

エンゲルバート博士が目指したインテリジェントなエボリューション(発展)だが、今なお、彼自身が1950年代に考えたところまでも全然到達してはいないと博士はいう。

コンピュータは、秘書の作業を自動化するためだけのものではありません。そこが全部変わっていくと当時考えたのです。その過程の中では、書物も陳腐化していきます。

本に対するアプローチとして、過去にやったことの1つにハイパーリンクがあります。本全体ではなく、特定の文章に注目したのです。すべてのオブジェクトはアドレスを持っていて、それに対してリンクを張っていくことができるという考え方です。


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