先日の特売カレンダーでもお伝えしたあか牛の食べ比べ企画。黒毛和牛と比べ圧倒的に生産頭数の少ないあか牛の、しかも土佐系とくまもと系を一度に味わえる滅多に無いチャンスとあって、夕方にはほぼ売り切れの大盛況だったそうです。
売り場を見ると、この日の目玉商品である土佐あか牛、くまもとあか牛を始め、日本最古の和牛 竹の谷蔓牛、優秀賞受賞の仙台牛（サーロイン 100g 900円）、A5等級飛騨牛スライス（肩、うで 100g 580円）、「極上」等級の美濃けんとん（ロース 100g 200円）などなど、他ではまずお目にかかれないラインナップが勢揃い。売り場からもこの店の人気の秘密が覗い知れますね。
この日購入してきたのはこの3品。あか牛だけのつもりでしたが折角なので竹の谷蔓牛も一緒に食べ比べてみることにしました。
それそれの特徴を簡単に説明すると、
くまもとあか牛（褐毛和種熊本系）
生産等数は約15000頭。阿蘇地方の在来種にシンメンタール種のオスを交配し改良されました。黒毛和牛より体格が大きく、脂肪交雑の少ない赤身肉が特徴です。
土佐あか牛（土佐褐毛和種高知系）
生産頭数は600頭ほど。明治時代に輸入された朝鮮牛とシンメンタール種の雑種を改良し作られました。目の周り、鼻や角、蹄、しっぽの先などが熊本系と比べて黒いのが外見上の特徴です。
竹の谷蔓牛（黒毛和種）
生産等数は十数頭と非常に少なく絶滅も危惧される希少種。1800年代ごろから続く、現在の和牛のルーツとも言うべき血統を持つ黒毛和種です。
あか牛は共にサーロイン、竹の谷蔓牛は肩ロースのザブトンを、違いがわかりやすいように塩のみの味付けでステーキでいただきました。
くまもとあか牛 阿蘇王（サーロイン） 100g 750円
赤牛の説明に必ずといって良いほど書いてある「赤身と脂のバランス良い味わい」という表現そのまま。サシの入りやすいサーロインでもそれほど重たさは感じず、ほどほどの脂に赤身の旨味が全体を包み込む、一般的な黒毛和牛と比べても非常に食べやすいお肉です。柔らかさでは黒毛和牛に劣りますが、嚼むほど広がる旨みがたまりません。
土佐あか牛（サーロイン） 100g 1400円
濃厚にして芳醇な食味。「赤身の旨い肉」という特徴はくまもと系と同じでも旨味の質は「段違い」ですね。土佐系を食べてからもう一度熊本系を食べても味がしないんですよ…。それほど土佐系の味わいの方が優れていました。くまもとあか牛がメーカー仕入れ、土佐あか牛が農場（マチダ畜産）直仕入れということで個体差もあったのかもしれませんが、同じあか牛という括りでもここまで違うとは…。
違いがわかりにくいだろうと予想していた今回の食べ比べですが結果は土佐系の圧勝。マチダ畜産の土佐あか牛はこれからも入荷されるそうなので見かけたらぜひお試しください。良い経験をさせてもらいました。
竹ノ谷蔓牛（ザブトン） 100g 1500円
違うと言えば、この竹の谷蔓牛の場合は焼いている段階からもう香りが全く違うんですよ。なんとも言えない独特の風味が食欲をそそります。食味の方は、土佐あか牛が「段違い」の美味さなら、こいつは「別次元」の美味さ！としか言いようのないインフレ具合（笑）部位に寄る差異こそあれ、とろけるような柔らかさもたまりません。普段良い肉を食べ慣れている方にこそぜひ試していただきたい。販売価格を「時価」とされているのにもそういった意図があるのだと思います。
くまもとあか牛に土佐あか牛、更には竹ノ谷蔓牛なんていう贅沢すぎる食べ比べができるのも、全国様々な銘柄牛を取り扱うみなと家さんだからこそ。
共進会入賞レベルの牛でもふつーーーに販売されていることも多いですから、興味を持たれた方はぜひご利用くださいね。年末用にもオススメですよ！
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・住所 岐阜市福光東2丁目2-12
・TEL 058-214-2299
・営業時間 10:00～19:00（惣菜は11:00～）
・定休日 水曜日
・駐車場 店舗裏にあり（店舗横より通り抜け出来ます）
売り場を見ると、この日の目玉商品である土佐あか牛、くまもとあか牛を始め、日本最古の和牛 竹の谷蔓牛、優秀賞受賞の仙台牛（サーロイン 100g 900円）、A5等級飛騨牛スライス（肩、うで 100g 580円）、「極上」等級の美濃けんとん（ロース 100g 200円）などなど、他ではまずお目にかかれないラインナップが勢揃い。売り場からもこの店の人気の秘密が覗い知れますね。
この日購入してきたのはこの3品。あか牛だけのつもりでしたが折角なので竹の谷蔓牛も一緒に食べ比べてみることにしました。
それそれの特徴を簡単に説明すると、
くまもとあか牛（褐毛和種熊本系）
生産等数は約15000頭。阿蘇地方の在来種にシンメンタール種のオスを交配し改良されました。黒毛和牛より体格が大きく、脂肪交雑の少ない赤身肉が特徴です。
土佐あか牛（土佐褐毛和種高知系）
生産頭数は600頭ほど。明治時代に輸入された朝鮮牛とシンメンタール種の雑種を改良し作られました。目の周り、鼻や角、蹄、しっぽの先などが熊本系と比べて黒いのが外見上の特徴です。
竹の谷蔓牛（黒毛和種）
生産等数は十数頭と非常に少なく絶滅も危惧される希少種。1800年代ごろから続く、現在の和牛のルーツとも言うべき血統を持つ黒毛和種です。
あか牛は共にサーロイン、竹の谷蔓牛は肩ロースのザブトンを、違いがわかりやすいように塩のみの味付けでステーキでいただきました。
くまもとあか牛 阿蘇王（サーロイン） 100g 750円
赤牛の説明に必ずといって良いほど書いてある「赤身と脂のバランス良い味わい」という表現そのまま。サシの入りやすいサーロインでもそれほど重たさは感じず、ほどほどの脂に赤身の旨味が全体を包み込む、一般的な黒毛和牛と比べても非常に食べやすいお肉です。柔らかさでは黒毛和牛に劣りますが、嚼むほど広がる旨みがたまりません。
土佐あか牛（サーロイン） 100g 1400円
濃厚にして芳醇な食味。「赤身の旨い肉」という特徴はくまもと系と同じでも旨味の質は「段違い」ですね。土佐系を食べてからもう一度熊本系を食べても味がしないんですよ…。それほど土佐系の味わいの方が優れていました。くまもとあか牛がメーカー仕入れ、土佐あか牛が農場（マチダ畜産）直仕入れということで個体差もあったのかもしれませんが、同じあか牛という括りでもここまで違うとは…。
違いがわかりにくいだろうと予想していた今回の食べ比べですが結果は土佐系の圧勝。マチダ畜産の土佐あか牛はこれからも入荷されるそうなので見かけたらぜひお試しください。良い経験をさせてもらいました。
竹ノ谷蔓牛（ザブトン） 100g 1500円
違うと言えば、この竹の谷蔓牛の場合は焼いている段階からもう香りが全く違うんですよ。なんとも言えない独特の風味が食欲をそそります。食味の方は、土佐あか牛が「段違い」の美味さなら、こいつは「別次元」の美味さ！としか言いようのないインフレ具合（笑）部位に寄る差異こそあれ、とろけるような柔らかさもたまりません。普段良い肉を食べ慣れている方にこそぜひ試していただきたい。販売価格を「時価」とされているのにもそういった意図があるのだと思います。
くまもとあか牛に土佐あか牛、更には竹ノ谷蔓牛なんていう贅沢すぎる食べ比べができるのも、全国様々な銘柄牛を取り扱うみなと家さんだからこそ。
共進会入賞レベルの牛でもふつーーーに販売されていることも多いですから、興味を持たれた方はぜひご利用くださいね。年末用にもオススメですよ！
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・住所 岐阜市福光東2丁目2-12
・TEL 058-214-2299
・営業時間 10:00～19:00（惣菜は11:00～）
・定休日 水曜日
・駐車場 店舗裏にあり（店舗横より通り抜け出来ます）
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共進会入賞レベルの飛騨牛や仙台牛に加え、竹ノ谷蔓牛のヒレ・モモ・サーロインなども販売されるそうです。今から楽しみですね。
ちなみに今日はみなと熟成牛のサーロインステーキが1枚（200g前後）1000円、煮込み用の仙台牛ブロック肉が100g 280円で販売されていました…ｗ もちろん購入しましたとも！これも楽しみです(*´ェ`*)
楽しみですねー(*´ェ`*)