バスティン研究会広島

バスティン研究会広島の活動内容

松本裕子先生~耳からのソルフェージュ~

2014年09月27日 | 公開レッスン
2014年9月27日(土)いよぎん7F

松本裕子先生に「耳からのソルフェージュ」のレッスンをして頂きました。
松本先生からの声がけが、本当に素晴らしくて、ソルフェージュの内容も盛りだくさんで
とてもとてもすべては書き切れないので、抜粋して、様子をUPさせて頂きます。



皆さんは、自分の良さを知っていますか?
自分の苦手な事は気付くかもね。
いつも先生にいつも同じ注意される事がどんな事か分かってる人いる?
自分の苦手な事がちょっと上手になって。
いつも気持ちが行かない所を見つけながら、ソルフェージュやって行こうね。


という言葉と共に、ソルフェージュのレッスンが進んで行きました…



ハ長調という言葉は知ってる?
音の並びも知っている?
と歌って行く。

ドソだけ弾いて、「ハミングで聞こえた音を歌ってみて」と実践。
次は「何個の音を同時に弾いたか分かるかな?」
2こ、3こ、4こ、と足して、答えを促して行く。

「今日は20個間違っても良いよ。」
と発言する事を恐れないように声がけをして下さいました。

音の聞き取りでは
「ピーコとペンタの冒険ね。」と
音に、ピーコ、ペンタと名前を付ける。
「ピーコとペンタはどっちが高い?」
と、答えを発言し易くされていました。

今度は和音に…そらちゃん、やまたろう、うみのすけ、の名前を当てはめて質問。
「3人集まると、温かいと思う?寂しい思う?(答:明るい)
1人弾かないよ、弾かないのは誰だろう?(答:そら)
大きく歌ってるのは誰だろう?(答:そら→山太郎)」
と聞きいて、すぐ答えてをくり返し、、、



ここで、チーム・ミ、チーム・ソ、チーム・ド、に組を分けて歌う。

「和音弾くとき、何処が出るのが一番綺麗か知っていますか?
右手の一番高い音がしっかり弾いてね、よく言われるよね。」

ここで初めて「基本形」の話をしてから、ドのチームが一番右へ
「1回動いたの「第1転回形」ていうの」と分かり易く、転回形を説明。

【メロディ】
「いつもは音を取る事が多いと思うけど、今日は逆をしたいと思います。
『どんぐりころころ』を歌いながら。指揮してみましょう。みんな指揮出来るかな?」

ピアノで弾いてみて、その後、リズム叩いてみて。
そのまま、楽譜に出来るかな?2分あげるから書いてみて。とササッと切り上げ。

何処を一番強く歌いたいですか?

「さぁ、が一番強いよね。じゃあ、どんな記号をつければ、強い?そうアクセントだね。
何処までを1つのまとまりにしたい?どんぐりころころどんぐりこまでを一まとまりにしたかったら、どんな記号をつける?(スラー)
じゃあ、歌を歌ってたら、どこで息をしたい?歌ってみて、息吸った所がスラーの終わりでよかったね。
お池にハマってさあ大変を1つにしたい人は繋げて、そうでない人は分けて書いて
一番最初の音量はどのくらいの音量で歌いたい?」
と、音楽的に付け足したい部分を相談しながら、一人一人が自分で選んで、書き加えていく。


【新曲視唱】
一番最初に何をする?とりあえず弾いちゃう?まず歌う?

「音の名前を楽譜に書くと、音の高さを間違っちゃうから、ちょっとやめてみましょう。
新しい曲を見たとき、何からやろう?
まずは何調か見てね。
そして、どんな発見がある?何処が同じ?この曲はこれが多い、これが似てる?
それを見つけてみて。」

様々な声かけ、ソルフェージュ法はとても勉強になりました。

音を感じる事の大切さを沢山感じた講座でした。
松本裕子先生、本当にありがとうございました。



聴講して下さった先生方、参加して沢山発言してくれた生徒さん達、ありがとうございました!

この後、松本先生を囲んで、お昼を頂いた後、室内楽のレッスンへ・・・

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