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バスティン研究会広島

バスティン研究会広島の活動内容

水谷先生 指の講座(2015年6月)

2015年06月19日 | 指の講座
2015年6月19日ヤマハ広島店サロン3Fにて、水谷稚佳子先生による指の講座が行われました

《いきなりインタビュー!!》
バスティン研究会に入られて間もない先生などは、水谷先生がどのようにして、広島で指の講座を始められたかをご存じないのでは?と思い、インタビューをしてみました(私が聞きたかっただけかもしれませんが…



時は遡ること、2007年3月。バスティンフォーラムが行われていたサントリーホールの前で、お二人の共通の知人の先生が水谷先生と重野先生を結びつけたのだそうです
そして同年6月に、水谷先生に広島へ来て頂いたのが、この指の講座の始まり。
全く脱力出来ていないことに一同唖然とし、使用教材もフィンガーボードの使い方から、今のリストボードに繋がって行ったと言う歴史を伺いました
今回、水谷先生の許可を頂いて、改めて水谷先生のプロフィール等が掲載されている、水谷先生ご自身のブログ「音楽と心のゆるみトレーニング」にリンクさせて頂きました。
来る7/24(金)には、東音企画の人気セミナーの1つでもある、パーフェクトセミナーにて水谷先生が講師を務められます。詳しくはコチラ
こんな先生に東京からおいで頂いて(しかも定期的に)バスティン会員の特権をひしひしと感じました。

次回の7/17(金)の指の講座は、10:30~12:30、ひよこ組、白鳥組合同で行うことになりましたので、お時間、お間違いのなきよう、お気をつけ下さい
使用教材は、ベイシックスのテクニック1と2です。

【ひよこ組】
冒頭で、水谷先生からこんな質問を投げかけられました。
「パーティCってどんな教材かな?どんなことに困っている?」

色々な意見をまとめると、
「三和音を弾く際に和音バランス、指の形が問題になる。」という話に。



ここで水谷先生から三和音を弾く時の子ども状況が分かる様に、身体活動を通して理解を深めました。

「子どもにとっての三和音は大人のオクターブ4和音の時の難しさに匹敵する。
和音は、足で例えると、少し無理な姿勢で横方向へ広げている状態。実際に足で立つと重心が真ん中だけど、片足で立つと、立つ方に重心が移動する。
手になると、この小指側に重心移動する感覚が必要。」
ひとつひとつに水谷先生の声かけに、「なるほど~」と納得しながら、肝心の手へ移って行きます。




【リストボードでの指導法】
親指をしまって装着。
5の指だけ、筋肉の使う場所を意識して。
指先を第一関節から反対へ反らせて(講師が手に取って)、自力で曲げさせて。
ポイント!!蚊に刺されたところを、指で引っ掻く力加減。




三和音の前に、2和音でトライさせて。
出したい方を先に一本で弾いてみる。
3和音になるときは、親指は鍵盤に触るだけ。

応用編和音連打
手首を支点にするバージョン。
肘を支点にするバージョン。(水風船のヨーヨーで遊んでる感覚)早く動かしすぎないで。

一人一人に異なった指の癖(構造)があるので、今までに使った指の体操のどれが効果的か考えてレッスンに生かして。




【白鳥組】
次期(9月以降)の講座でどの本に進むかの話し合いをされていました。
まずは、チェルニーの30番より、1番、2番に決まりました。9月からの講座で聴講される先生は、本が変わりましたので、ご注意下さい

今日は2人の先生が同じ曲を弾くので、2人目は生徒がやりがちな弾き方で弾いてみて、どんな改善法があるか話しながら、講座が進んで行きました。

~アヴェ・マリア~
重音、レガート:鍵盤から手を離さないで。
鍵盤の横の木の部分が見えるうちに次を弾いて。

水谷先生からの問題提起
「鍵盤に対して、指はどういう角度で弾くのが良い?」
(先端の入射角ではなく、鍵盤の縦向きに対して)斜めでなく、まっすぐ入るのが理想。



~舟歌~
ポイントは左手で、バランスが取れなくてはならない。
小さい音で拍子感を出すにが難しく「切って」というアクセントイメージで。
(注:広島弁の発音で!

~牧歌~
大きな2拍を感じられることが肝要。
そして、3連の部分は間にはめて行く感覚で。


水谷先生、ありがとうございました

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