
ロイ・エルドリッジ(tp)を知ったのは、中古レコード屋でした。
スイング~中間派のレコードを集め始めていて、ノーマン・グランツのパブロ・レーベルにその手のものが多いことが分かってきたころでした。
その時のレコードがこれだったかどうかは、今ひとつ自信がありませんが、いずれにしても始めて聴いたロイがパブロだったのは間違いありません。
ロイは、高齢になってもプレイしていたので、若いころと比べて衰えを指摘されることがままありますが、私は晩年のものから聴き始めたので、そのような失望を感じたことはありません。
さて、このアルバムは、ワン・ホーン・クインテットですが、ヴォーカルにスポットが当てられています。
ロイはステージではよく歌っていたそうですが、レコードで全曲歌っているのはこのアルバムだけです。
バックは、オスカー・ピーターソン(p)、ジョー・バス(g)、レイ・ブラウン(b)、エディ・ロック(ds)。
さすが、グランツ。よく残してくれました。
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