アルビレックス新潟U-18が"卒業"したので、2016シーズンは全く現場観戦する機会がなかった高円宮杯U-18プリンスリーグ北信越。
6月25日、第10節にしてようやく今季最初の観覧。
観たのは、北越高校グラウンドで催された[北越高校サッカー部×遊学館高校サッカー部]、9位と8位のチームによる残留争い直接対決です。
結果は1対1。
後半8分、遊学館が先に得点を奪います。
山本龍治君が左側からドリブルで持ち込み、右に進路を変えてからのシュートを放ち、アウェイチームが先行。
しかし間を置かずに北越が追い付きます。
後半12分、右サイド高い位置からスローインを受けた関川豪君がセンタリング、中には高橋慧君が待ち構えていて、"基本に忠実な"叩き付けるヘディングシュートを打ち、振り出しに戻したのです。
が、前述のように両者に2点目は入らずに引き分け。
共に勝点を9→10に上積みし、北越は眼上の敵である遊学館を追い抜けず。
より北越には堪える引き分けでした。
但し、北越は8位に浮上。
というのも第9節で、勝点10の7位であった長岡向陵高校サッカー部が第10節を落としたため。
勝点10で遊学館・北越・長岡向陵が並び、北越は得失点差により8位に。
そして長岡向陵が降格圏の9位に転落。
でもやはり、北越の立場では勝利が必須でした。
結果論ですが、遊学館を倒していれば勝点を12に伸ばし、7位になれたんですけっね。
筆者がこのゲームを拝見しに行ったのは、高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第6節[アルビレックス新潟U-18×柏レイソルU-18]との梯子が容易だったからでもありますが、北越の10番の内藤琉希君、長身センターバックの山田洸太君のプレーを観たかったから。
彼らはアルビレックス新潟ジュニアユース出身の3年生なのです。
だがしかし、頂戴したメンバー表に洸太君の名前が無い!?
控えにも居ない。
ケガ?出場停止?実力の問題?
落胆です。
が、琉希君は先発、彼に焦点を合わせて観戦しよう!と北越の前線に目をやるも、背番号10の姿が無ぇのですよ。
中盤にもいない、サイドにもいない。
目線は自然と後方に移り……なんと!センターバックの位置に琉希君が!!
メンバー表では、彼、DFでなくMFなのに!
陳腐な表現ですが、たまげました、我が目を疑いました。
洸太君の不在による窮余の策なのか、本格的な配置転換なのか。
彼が左サイドバックを務めるならまだしも、最終ラインの真ん中とは。
意図、狙いが分かりませんでした。
琉希君は格別、身体がデカイわけじゃないし、空中戦がめちゃくちゃ強いタイプでもないし。
やがて作戦の狙いが見えました。
彼を攻撃の橋頭堡にするためです。
琉希君、左足のキック精度が高いんですよ。
コーナーキック、フリーキックの蹴り手でもある琉希君。
かつてアルビレックス新潟にいた永田充よろしく、ああいう感じで最後方から試合を組み立てる役割も琉希君に託したと。
なるほどそんな用兵があったかと膝を叩きましたよ。
実際、機能してました。
後半、北越はサイド攻撃が活性化、遊学館を押し込みましたから。
惜しむらくは、ゴール前に人数をなかなか費やせられなかった点。
クロスを上げたいのに、中にいなくて見送ったり、味方が少なく合わなかったり。
そして「センターバック内藤琉希」は次節以降も?
6月25日、第10節にしてようやく今季最初の観覧。
観たのは、北越高校グラウンドで催された[北越高校サッカー部×遊学館高校サッカー部]、9位と8位のチームによる残留争い直接対決です。
結果は1対1。
後半8分、遊学館が先に得点を奪います。
山本龍治君が左側からドリブルで持ち込み、右に進路を変えてからのシュートを放ち、アウェイチームが先行。
しかし間を置かずに北越が追い付きます。
後半12分、右サイド高い位置からスローインを受けた関川豪君がセンタリング、中には高橋慧君が待ち構えていて、"基本に忠実な"叩き付けるヘディングシュートを打ち、振り出しに戻したのです。
が、前述のように両者に2点目は入らずに引き分け。
共に勝点を9→10に上積みし、北越は眼上の敵である遊学館を追い抜けず。
より北越には堪える引き分けでした。
但し、北越は8位に浮上。
というのも第9節で、勝点10の7位であった長岡向陵高校サッカー部が第10節を落としたため。
勝点10で遊学館・北越・長岡向陵が並び、北越は得失点差により8位に。
そして長岡向陵が降格圏の9位に転落。
でもやはり、北越の立場では勝利が必須でした。
結果論ですが、遊学館を倒していれば勝点を12に伸ばし、7位になれたんですけっね。
筆者がこのゲームを拝見しに行ったのは、高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第6節[アルビレックス新潟U-18×柏レイソルU-18]との梯子が容易だったからでもありますが、北越の10番の内藤琉希君、長身センターバックの山田洸太君のプレーを観たかったから。
彼らはアルビレックス新潟ジュニアユース出身の3年生なのです。
だがしかし、頂戴したメンバー表に洸太君の名前が無い!?
控えにも居ない。
ケガ?出場停止?実力の問題?
落胆です。
が、琉希君は先発、彼に焦点を合わせて観戦しよう!と北越の前線に目をやるも、背番号10の姿が無ぇのですよ。
中盤にもいない、サイドにもいない。
目線は自然と後方に移り……なんと!センターバックの位置に琉希君が!!
メンバー表では、彼、DFでなくMFなのに!
陳腐な表現ですが、たまげました、我が目を疑いました。
洸太君の不在による窮余の策なのか、本格的な配置転換なのか。
彼が左サイドバックを務めるならまだしも、最終ラインの真ん中とは。
意図、狙いが分かりませんでした。
琉希君は格別、身体がデカイわけじゃないし、空中戦がめちゃくちゃ強いタイプでもないし。
やがて作戦の狙いが見えました。
彼を攻撃の橋頭堡にするためです。
琉希君、左足のキック精度が高いんですよ。
コーナーキック、フリーキックの蹴り手でもある琉希君。
かつてアルビレックス新潟にいた永田充よろしく、ああいう感じで最後方から試合を組み立てる役割も琉希君に託したと。
なるほどそんな用兵があったかと膝を叩きましたよ。
実際、機能してました。
後半、北越はサイド攻撃が活性化、遊学館を押し込みましたから。
惜しむらくは、ゴール前に人数をなかなか費やせられなかった点。
クロスを上げたいのに、中にいなくて見送ったり、味方が少なく合わなかったり。
そして「センターバック内藤琉希」は次節以降も?