因果は巡る アルビレックス新潟 レオナルドの移籍

令和に改元してそんな日が経っていない5月、国会図書館で日本海新聞を読む時間があったので、当時ガイナーレ鳥取所属のレオナルドの記事を読み、気に留めた箇所をメモしておきました。
その中から、アルビレックス新潟を応援している人たちにも伝えたい文章を以下に。


◎サポーターが最も気掛かりな来季の去就については「鳥取で頑張りたい」との発言も。
2018年11月29日付

◎2試合連続ゴールのレオナルドが、J3歴代2位タイの24得点でチーム初の得点王を獲得した。
2年契約を公表した上で「今季以上の成績を出し、J2に昇格させる」と2年連続のタイトル獲得を力強く宣言した。
2018年12月3日付

◎レオナルドの移籍はさまざまな思惑が重なっての結果だった。
彼自身「海も山もあって故郷に似ている。環境が良い」と鳥取を気に入っていた。
クラブ関係者も最重要戦力と定めて、慰留に努めていた。
決め手となったのは、J1復帰を悲願とするJ2新潟からの強力なオファー。
上のカテゴリーで挑戦したいというレオナルドの思いが一致した。
移籍金の交渉についても、最重要戦力を失うガイナーレ側のほぼ要望通りだったという。

昨季終盤、レオナルド自身が2年契約であることを明かした。
意思をあえて公表することで、移籍金などの条件が、ガイナーレにとって有利な形になると思っていたのだろう。
これはクラブへの感謝の表れでもある。
義理堅い得点王が来季、J2で活躍することを期待したい。
2019年1月7日付