アルビレックス新潟が苦難の道を歩んだ、ディビジョン1の第16・17・18節を、各クラブ毎に振り返ってみます。
吾輩が最も衝撃を受け、驚いたのが名古屋グランパスエイトの大躍進( ̄△ ̄;)
第15節のアルディージャ戦で、ようやくリーグ戦11試合ぶりの勝利を得たグランパスが、第16節のジェフ戦、第17節のヴァンフォーレ戦、そして第18節のジュビロ戦にも勝ったんですよ。
つまり、4連勝!
こんな上げ潮ムード一体、何が起きたのかグランパス?
グランパスが、それまでなかなか白星に恵まれてなかった最大の理由は、得点能力不足でした。
フェルフォーセン監督も試行錯誤の上、DFの古賀をFWに起用する苦肉の策も取るほど。
それが、この4連勝の間に奪った得点は、2・3・5・3、計13点です。
誰か特定の選手が爆発的にゴールを決めているのではなく、金や玉田、本田、杉本ら、複数の選手が満遍なく点を奪っています。
ただ、どうやら新加入の長身FWヨンセンが、攻撃面でうまく機能しているようで、試合を有利に進めている模様。
アルビは、グランパスとは、9月16日に戦います。
今後の要注意チームですな。
グランパスと同じくらい絶好調の上げ上げムードなのが清水エスパルスです。
第16~第18節は3連勝ですし、第15節も勝ってるので、グランパスと同じ4連勝を記録しています。
思えば、エスパルスは開幕直後、チーム状態は最高でした。
それがいつの間にか停滞し、あの開幕ダッシュは何だったのか?ってな苦戦状態が続いたんですが、ここに来て復調してきたようです。
エスパルス連勝の主因は、枝村
U-21代表に選ばれた枝村が、ここ3試合で4ゴール
反町さんに猛烈アピールですな。
ただ、エスパルス4連勝と言っても、その白星を挙げた相手は、いずれも下位チーム。
上位陣を戦うときこそ、その実力が注目されます。
グランパスとエスパルスが好調な一方で、もがき苦しんだのがセレッソ大阪と京都パープルサンガ(それにアルビもだけど)
セレッソは、アルビに勝って以来()、負けか引き分けかのどちらかで、白星知らず。
第16節のアントラーズ戦には0対2、第17節のアルディージャ戦には0対1で敗北、監督が代わっても一向にチーム状態は下降状態です。
それが意外なことに、第18節のFマリノス戦に、勝利しました。
セレッソにとっては、アルビ戦以来の待望の今季通算2勝目です。
アルビの連敗に、吾輩も暗澹たる気持ちになりましたから、セレッソサポの気持ちは容易に想像がつきます。
良かったですね、セレッソサポさん、そしてセレッソ関係者の皆さん。
でも勝ったとはいえ、試合自体はFマリノス有利の展開だったとか。
名波がレンタル移籍してきましたが、降格圏から脱出することができるかどうか、まだ暗中模索状態ですね。
そしてサンガですが、第14節に2勝目を記録したものの、第15節から再び連敗街道です。
しかし、昨日、アビスパと戦って勝ち、連敗がストップしました。
それにしても、この連敗を3で止めたゲームは、凄いスコアですな
5対4ですよ
先制したのに、追いつき追いつかれて突き放され、そこから同点に追いつき再逆転したのに、また追いつかれ、最後は加藤大志のゴールで、ようやくサンガが打ち合いを制しました。
第3者的な目で観ていたら、きっと面白い内容だったんでしょう。
まあ、これでサンガが16位に浮上したけど、まだまだ降格圏内にいるわけで、サンガには厳しい道が残っていますね。
一方、そのサンガとの乱戦に敗れたアビスパ福岡は、自動降格圏内の17位に転落です。
アビスパは、川勝監督に交代したけど、未だ白星知らず。
第17節のトリニータとの九州ダービーにも、本拠地博多の森で敗れたし、光明が見出せませんね。
U-21代表の中村北斗とか若手が育っているのに、どうしたことでしょう?
同じように若手が育って、チームの中心となっているエスパルスと、どこが違うのでしょうか?
アビスパとサンガは今季、J1に再昇格したクラブですが、たった1年でのJ2降格が、現実のものとなりつつあります。
この両クラブと一緒に昇格したヴァンフォーレ甲府は、第16節のレッズ戦で引き分けという金星に近い結果を得たものの、第17・18節は、負けました。
バレーがケガのため、欠場したのが響いたのかいな?
倉貫とバレー不在で、決定力不足なのが、ヴァンフォーレの痛いところ。
残っている選手が点を決めていかないと、ヴァンフォーレも降格争いに巻き込まれるかもしれないね。
降格争いといえば、サンフレッチェ広島も、危ないところです。
ペドロヴィッチ監督に交代して、上向きになったかと思ったら、ここ3試合は1勝2敗。
その1勝も、不調状態にあったFC東京から奪ったものですからねぇ。
U-21代表の青山を始め、若手の大胆起用を図るなどしてチームを活性化させていますが、ペドロヴィッチ采配が浸透するまで、まだ時間が掛かりそうですね。
(その青山が、中国でケガをしたのも痛い)
セレッソやアビスパもそうだけど、監督を交代させても、急には強くなりませんね。
そう考えると、昨季のシャムスカマジックは凄かったわけだ。
そのシャムスカ監督率いる大分トリニータは、ここ3試合は2勝1分けです。
アウエーながらも、アビスパとサンフレッチェという低迷チームにきちんと勝てるところは、アルビと大違い
フロンターレ戦でも、数的不利にながらも、引き分けに持ち込んだわけで、トリニータは着実に力をつけてきていることが分かります。
アルビも、ディビジョン2時代からのライバルであるトリニータに負けないくらい、強くなって頂きたいものです。
次は、FC東京をチェックです。
第16節サンフレッチェ戦に0対2で敗れ、第17節レッズ戦も0対4で敗北し、とうとうガーロ監督が更迭されました。
後任監督には、倉吉さんが就任しましたが、いきなり迎えた相手はジェフ。
しかも会場はアウエーのフクアリ。
で、結果は4対3で勝ちました。
倉吉体制に移行して、いきなりの白星スタートです。
おめでとうございます
内容も悪くないようです。
シュート数はジェフより多い22本で、枠内シュートもジェフの2倍の14本です。
しかも0対2とリードされてから、逆転しての勝利
取り敢えずは、監督交代がカンフル剤となって、結果は吉と出ました。
しかし、まだ倉吉監督になって1試合目です。
今後も、様子を見ていきましょう。
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Jリーグも上位チームと下位チームの差が広がってきましたね。
特にセレッソは非常に厳しい状況で、サポの皆さんも大変だと思います。
去年の悔しさを晴らすシーズンの筈が、残留争いする事になるなんて。
中位グループは連敗するとすぐ最後尾というスリルある状態が続いていましたが、グランパスがとうとうその最後尾に追いつき、そのまま一気に抜き去るのかどうか興味深い所です。
いきなりの長文失礼しました。
トラバ返礼コメント、ありがとうございます。
>セレッソは非常に厳しい状況で、サポの皆さんも大変だと思います。
>去年の悔しさを晴らすシーズンの筈が、残留争いする事になるなんて
セレッソサポさんには、苦行の06年シーズンですね。
昨季の事を考えたら、今季も優勝争いをすると信じていたでしょうに、まさかまさかの降格争いですから
それからグランパスの4連勝は驚きですよね。
順位も勝ち点も、W杯中断前には考えられない伸びを示しています。
でも、グランパスに出来たんなら、アルビにも可能なはずです。
4連敗の分、今度は連勝できるよう、応援しましょう
>いきなりの長文失礼しました。
いえいえ、ご意見を伺えて、嬉しかったです。
今後も、宜しくお願いします