ベガスで”食べて・遊んで・エステ”して! 

「人生は、のんびり・楽しく・楽をして」

☆箱根ラリック美術館

2005-03-30 | ★国内(その他)
宝飾細工師からガラス工芸家となったルネ・ラリックの作品を集めた美術館が箱根の仙石原に出来たので、小田原へ行く前に寄って来ました。

オープンしてまだ1週間目だったせいか、土曜日でも混み合うほどではありませんでした。レストラン前に芝生で綺麗に整えられた庭を配して、食事やお茶を楽しんでもらいたいと言う気持ちが感じられました。

美術館には約230点のラリックの作品が飾られているそうで、確かに宝飾品からドアの飾りや門扉などの大きな物まで、たくさんの展示物がありました。

展示室の外のガラスの部屋の中にクラッシックカーが飾られていたので一応写真は写したのですが、後で考えるとラリックは車の先端の飾り物(カートップ)もたくさん作っていて展示されていましたので、この車にもそれが付けられていたのです。気づかずにアップで写さなかったのが残念です。

箱根ラリック美術館

開館時間:午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
営業日 :年中無休 (展示替のため臨時休館あり)
入場料 : 1,500円 (駐車場代:300円)

      

レストランは大きなガラス窓から庭を眺める事が出来、外のテラス席ではパラソルの下で箱根の気持ちの良い風に吹かれながら食事が出来るようです。最初の予定では、ここでランチにするつもりでしたが、オリエント急行でコーヒーとケーキを食べてしまったので、食事をするほどの空腹ではなく、利用しませんでした。

サンプルやメニューを見ているとヘルシー志向で自然食食材を使っているようなので、近くへ来る事があれば食事だけで立ち寄るのも良いかなと思いました。(今回の入場券を提示すれば敷地内のレストランと売店へは入れると説明がありました。・・・・と言う事は、レストランを利用する場合も初めて訪れた場合は入場券の購入が必要なのですね)

  

特別展示「ル・トラン」

ルネ・ラリック作のガラスパネルで装飾されたオリエント急行のサロンカーをヨーロッパから運び、その中でお茶を飲んで、ひと時だけ一等客車の乗客の気分を味わえるツアーがあります。流石にゆったりとした椅子の座り心地は良かったです。車内は撮影禁止なので、上記のル・トランのページに写真が掲載されていますのでご覧頂けます。車内は意外と天井が低く狭かったです。通路は60cm位しかないように感じましたので、欧米人の方々は歩きにくかったでしょう。

※左端の写真のガラス窓の奥に見えるのがラリック作のガラス細工です。このような物が7種類あり、3枚づつ組み合わせて何ヶ所かに飾られていました。他にも室内に沢山ある小さな天井灯もラリック作だそうです。

木造で100年以上経っている為、保存には気を使うそうで、冷暖房装置は付けられないので、この時期はひざ掛けが用意されていましたし、夏は窓を開けておくかどうかも検討中とのことなので、もし見学されたい方は、季節を選ばれた方が良いでしょう。(真夏&真冬は避ける)

   

公開時間:9:00~16:00(最終予約)
所要時間:45分
定  員:1回24名
予  約:現 地
料  金:2,100円(コーヒー、デザート付)


入場料と駐車場で二人の場合3,300円ですし、オリエント急行の見学も含めると7,500円ですので、ちょっとお高い気がします。

※見終わっての感想は、正直なところ、小田原城址公園の小田原城ミューゼの展示物の方が数は少なかったのですが、見た目の綺麗な好みの作品がありましたし、他の展示物も素晴らしかったので、特に工芸品に造詣があり興味のある方以外には、小田原城ミューゼの方をお勧めします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆綺麗なバラの花束のような”... | トップ | ☆東京の桜の開花宣言が出ました »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿