紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

非国民ひとりぼっち

2009-03-24 23:56:00 | テレビ
 新聞はスメ[ツ欄を飛ばして読むくらい、まるでスメ[ツに関心が無い。

 だから世間の人々はこんなにWBCに熱狂し、仕事もうっちゃってる人だっているくらいだというのに、私は馬耳東風、豚に真珠、猫に小判状態。つまり、ほとんど非国民だ。勝ち負けなんてどーでもいいじゃん、というスタンスなのだ。

 これってなんなのか? 子どもの頃、スャRンマンガやドラマが流行したときに、スメ[ツにネガティブな意識しか無かった私ですら、当時人並みに熱中して視聴したのだけれど、無意識に反発していただろうか? 一度反発して「こう」と思い込むと、妙に頑固でしぶとかったりするので、それが今に至っているのだろうか?

 それとも子ども時代に、その部分だけ一生分燃え尽きてしまったのだろうか?  

 Kちゃんにいわせると、「それだけ興味がないのは、ある意味すごいなー」なのであるが、彼女は本日の試合については「なんかドラマみたいにあまりに出来すぎていて、かえって鼻白む。イチローはおいしいとこ取りやし(イチロー嫌い)」と、本日の日本人としては珍しく、かなりドライで懐疑的なコメントを語っていた。

 逆に我家の男性たちは、そろって(野球に限らず)スメ[ツ観戦を熱愛する一般的日本人なのである。

 日本人が一丸となって感動し、日本人の誇りを謳歌した本日。そんな感動も謳歌も、全く無縁に過ごしてしまった私。かといって、それが居心地が悪いとか、スメ[ツ・ナショナリズム批判とか、そういうこともない。ただ、WBCでメディアが塗りつぶされると、ほかにある埋め草記事みたいな、ちょっと面白いできごとやなにかがつぶれちゃったりするのが、やや残念なくらいか。

 しかし、それも今日で終了である。今の気分は、ほとんど太宰治。生まれてきてすみません。そしてWBCについて、こんなに無気力な記事を書いてすみません、やれやれ(と、自分にためいき)。

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