心が楽になるのを感じるブログ ~心理学・HSP~

わかりやすく書いていきますので、読んで楽になってください。心理支援事業を行っている公認心理師&社会福祉士のブログです。

HSP気質は繊細なのか?

2023年10月13日 17時30分28秒 | HSP・HSS・HSC

HSP気質は「繊細さん」というイメージが結構浸透してしまいましたが、

僕は「HSP気質だから繊細」とは思わないです。

 

HSP気質についてはこちらの記事を。

 

僕はHSS型HSPです✨ - 心が楽になるのを感じるブログ ~心理学・HSP~

今日は、僕の気質の特徴、HSS型HSPについてお話します。HSS型のHSPの人は【感受性が鋭敏なのに刺激を好む】という傾向があります。車で例えると、ブレーキとアクセルを同時...

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さて、僕は実はとっても弱い人間です。

全てにおいて臆病で、失敗を恐れ、そのあとの周りの反応というか、自分が変に思われるとか、嫌われるとか、ガッカリされるとかが本当は怖くて怖くてたまらないので、とても慎重に考え、確認し、それでも念には念を入れて、ほぼ100パーセント大丈夫だと思えたらようやく動けるという臆病さを持っています。

でも現実は、そこまで確実性を計算できることはありません。なので不安でたまらないまま期限を迎えて、強制的にやらざるを得ない状況まで追い込まれます。

そんな弱い自分を人に見せないようにするために、いろんなツールでその弱さを隠すことをマスターしました。
知識があること、やさしさ、笑顔、虚勢を張ること、自分を正当化すること、などなど。
これらがかなわない時は、怒りの感情を発動して相手を攻撃して自分を守る事も出てきます。自分の心が怖れに震えてるからです。 でもそんな自分は見たくないので、とにかく隠して鎧をまとって、強くてやさしくて立派な自分を演じようとします。

その演じようとする自分も嫌で、心理学を学んだら何とかできるかも?という期待と願いから、むさぼるように心理学を学び始めました。

 

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途中で自分がHSS型HSP気質だと知った時には、自分は育っていく過程で家庭のいろんな嫌なところが影響して「曲がった性格」になったわけではないんだと、ホッとしましたが、それは少し癒されただけで、根本の問題は解決はできなかったわけです。

そんな事情から学ぶ心理学は、
「相手が〇〇な反応をするのはなぜか?」
というところばかり初めは気になりましたが、
結局のところ最終的には

「自分をありのまま受け入れられているか」

というところに行き着くのだと知った時は感動すら覚えました。

今までの自分は、
ひたすら自分の弱さを怖れ、目を逸らし、否定していたわけです。

自分の軸というか本質が自分を受け入れていない状態で、いくら強がっても、やさしくなろうとしても、結局肝心なところで怖くなって、どんどん悪循環に陥ってしまうのです。

だけど、そんな自分も「それでいい」。
その時はそうするしか「しかたなかった」。
そんな中「よくがんばったね、大変だったね」

と、
自分をありのまま認め受け入れ、
失敗も怖れも否定することなく受け入れ

それだけでなく「ねぎらいの言葉」までかけることを、
心の中のインナーチャイルドにしてあげるだけで、
こんなに心が癒されるのかという体験をして、
今ではほんとに心が楽になって、
不安で先のことを考えて眠れなくなるということが
ほとんどなくなりました。

どんなことでも基本的にはシンプルに、
うまくいったら褒める、
失敗したら慰める、
過ちを犯したら素直に謝る、
相手の気持ちはまず受け止める、
自分の気持ちや思いをやさしく伝える、ということを、
人はいつの間に忘れてしまうのでしょうか?

今でも素直にシンプルにできないこともまだまだあります。
でもそんな自分も否定することなく、
ありのままを認めて、
自分を受け入れていくことを、
今まで以上に心がけて実践していきます✨

 

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僕はHSS型HSPです✨

2023年09月19日 12時29分16秒 | HSP・HSS・HSC
今日は、僕の気質の特徴、HSS型HSPについてお話します。
 
HSS型のHSPの人は【感受性が鋭敏なのに刺激を好む】という傾向があります。
車で例えると、ブレーキとアクセルを同時に踏み込めるような性格です💦
なんと、全人口の6パーセントしかいないと言われている、少数派の気質です。
 
・好奇心に満ち、やる気がある
・新しい経験を求めるが、危険は冒したくない
・移り気ですぐに退屈するが、微細なことにもすぐに気がつく
 
こんな感じですね🍀
 
 

HSPの方★悩みや疑問について電話相談します HSS型HSPの公認心理師が深く共感するのでスッキリしますよ | 心の悩み相談 | ココナラ

HSPの方の悩みや疑問は、同じHSP気質の持ち主に相談するのがベター!私自身HSS型HSPなので、深く共感しながらお話聞きます★HSPならではの感覚から、日頃い...

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さて、HSP気質についてですけど
HSP気質の考え方を最初に提唱した、エレイン・アーロン博士は
その特徴を
 
 「DOES(ダズ)」HSPの4つの特性
 
で説明しています。
 
1.【Depth of processing】考え方が複雑で、深く考えてから行動する
 
・一を聞いて、十のことを想像し、考えられる
・調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
・お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
・物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
・その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話しが嫌い
 
●僕はお世辞とかすぐ見抜いてしまいますし、だれかと話すときは表面的な会話はあまり好きではなく、何かのテーマで深掘りした話をしたいタイプです✨
 
2.【Overstimulation】刺激に敏感で疲れやすい
 
・人混みや大きな音が苦手
・友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲れている
・映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣く
・人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
・些細なことに過剰なほど驚いてしまう
 
●僕は男ですが、過去に言われた言葉で傷ついた経験とか、けっこう覚えています😂
 
3.【Empathy and emotional responsiveness】人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
 
・人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
・悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
・人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
・言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる
 
●相手のちょっとした雰囲気で、すぐに機嫌と感じ取ってしまいます(だいたい当たってます)。あと家族の中でいちばん犬の気持ちを理解していると思います😊
 
4.【Sensitivity to subtleties】あらゆる感覚がするどい
 
・冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう
・強い光や日光のまぶしさなどが苦手
・近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
・カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
・肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
・第六感がはたらき、よく当たる
 
●匂いにはかなり敏感です。あとまぶしいのは苦手です。小さい頃はタグがチクチクするのがすごく嫌で、切り取って着ていました。そして、おそらくですけど、第六感は鋭いと思います✨
 
HSP気質の人は「繊細さん」というイメージが先行していますけど、僕のようなHSS 型HSPの人は、一見人当たりのいい社交的な人に見えると思いますが、実は先ほど説明したようなHSP気質もしっかり持っているので、消耗しないようにセルフケアがすごく大事なんですけど、うまくいかないときにすごくモヤモヤしています。

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HSPの人の多くは自己肯定感が低いかも!?

2021年07月27日 08時27分18秒 | HSP・HSS・HSC

HSPの人の多くは
自己肯定感が低い傾向にあります。

これはHSPの人は、
アンテナをたくさん持っているために、
たくさんのことを受信してしまい、
その結果、深く慎重に考えすぎて、
処理するのに消耗したりして
結果的にうまくいかなかったりする体験を
積み重ねてきているからです。

そしてその自信のなさを補おうとして、
自分に高いハードルを設定しがちです。

で、ハードルが高いために、
結局失敗して、
しかもそれを繰り返してしまうので、
その悪循環を断ち切ることが必要になります。

これを回避する方法は
いくつもありますが
まず第一段階で心掛けないといけないことは

「今はこれでいい」

「今に全集中」

つまりマインドフルネスですね。

過去の投稿でいろいろ
取り上げています。

ぜひ参考にしてください。

 

■Kindle で読めます!著書「自己肯定感 高めるための5つのステップ」

自己肯定感について最も効果的に心の本質に迫ることができるように、そして日々継続していただきながら気になったときにサッと確認できるように、ポイントを5つに絞り簡潔に説明しています。

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HSPが「繊細さん」なのは「●●をいっぱい持っている」から

2021年01月11日 19時47分08秒 | HSP・HSS・HSC

今回のテーマは

HSPが「繊細さん」なのは
「●●をいっぱい持っている」から

HSP:Highly Sensitive Person
繊細:かぼそく優美なさま、感情が細やかなこと、デリケート
sensitive:敏感な、感受性の鋭い

HSPの人を「繊細さん」と呼ぶことに違和感を持ってますので、違う呼び方を考えたいんですが。。。

別の呼び方を提案しています☺

スタエフで音声で解説しています。
ぜひ聴いてみてください❗
 
↓過去記事や過去の音声配信もぜひ参考にしてください。
 
【参考】
#2 HSPと人見知り(スタエフ:音声)
https://stand.fm/episodes/5fd0bbe30c100547cb9b68ee

HSP関連の過去記事(ブログ)

■参考図書

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HSPと人見知り

2020年12月09日 21時27分41秒 | HSP・HSS・HSC

スタエフをアップしました❗

https://stand.fm/episodes/5fd0bbe30c100547cb9b68ee

HSS型HSPの心理カウンセラー、とみーが、ブログやTwitterなどではなかなか伝わらない自分の人柄を知ってもらうために始めたチャンネルです😃

☀️なので、ひたすら自分の話したいことを話します。心理学に関する話ももちろんするつもりです🙂

☀️【興味のあること】
・心理学
・神社
・トレッキング
・80年代のハードロック
・北斗の拳
・政治や社会問題
・栄養(藤川理論、メガビタミン)


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stand.fmはじめました😄

2020年12月08日 20時41分32秒 | HSP・HSS・HSC
stand.fm で音声配信はじめました😄
聞いてくださるとうれしいです☀


HSS型HSPの心理カウンセラー、とみーが、ブログやTwitterなどではなかなか伝わらない自分の人柄を知ってもらうために始めたチャンネルです😃

☀️なので、ひたすら自分の話したいことを話します。心理学に関する話ももちろんするつもりです🙂

☀️【興味のあること】
・心理学
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・トレッキング
・80年代のハードロック
・北斗の拳
・政治や社会問題
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あらゆる感覚が鋭く、ささいな刺激を察知する ~ 私はHSS型HSP ~(4)

2020年11月02日 14時14分14秒 | HSP・HSS・HSC

アーロン博士による、HSPの人の主な特徴として挙げた【DOES】についての最後の回です。

DOES
D 【Depth of processing】 「深く処理する」
O 【Overstimulation】   「過剰に刺激を受けやすい」
E 【Empathy and emotional responsiveness】「感情反応が強く、共感力が高い」
S 【Sensitivity to subtleties】「ささいな刺激を察知する」

 

今回は、【S】について

【Sensitivity to subtleties】「ささいな刺激を察知する」
→ あらゆる感覚が鋭く、ささいな刺激を察知する


1.冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまう

はい、以前はすごく気になっていました。学生時代一人暮らしをしていた時、冷蔵庫の機械音や時計の音が気になって眠れないことが多々あったので、時計は秒針の音がしないものに買い替えました。冷蔵庫の音はどうにもならないので、なるべく枕の位置と冷蔵庫の位置が離れるようにしていました。
それでも気になるときは耳栓をして寝るか、ヘッドホンで音楽を聴きながら寝るようにしていました。
最近は、ナイアシンをサプリとして飲んでいるので、気にならなくなりましたね。


2.強い光や日光のまぶしさなどが苦手

はい、今でも苦手ですね。
朝、車で通勤していたとき、その職場が自宅より東にあり、東に向かって移動するので、天気のいいときは朝日がすごくまぶしいです。「朝日だから仕方ないでしょ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、休日に朝早く家族と出かけるときに、いつものように「まぶしい!」と言ってサングラスをかけようとすると、助手席に乗っている非HSPの妻は「そ~ぉ~?」と不思議そうな感じで私を見ていますから、あ、自分は光に過敏なんだなあと。
あとは運転中、トヨタのプリウスの後ろに着いたときは、反射する光がまぶしくてサングラスをかけていても苦痛で運転にも支障をきたすので、車線変更します。
海水浴や夏のプールではサングラスがないとまぶしくて仕方がないのですが、海やプールは大好きです。HSSだからなんでしょうかね。
あとまぶしがり屋ですが、晴れの日は好きですよ。まぶしいのが苦手なだけです。


3.近くにいる人の体臭・口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる

はい、間違いなく敏感ですね。
家族の中で一番においに敏感なので、家族からは「センサー搭載天然におい探知機」と呼ばれています(笑)。気分が悪くなってしまうのは自分にとって嫌いなにおいだけですが、その感じ方が非HSPの人と比べてかなり敏感みたいです。
満員電車はもちろんのこと、換気のしっかりしていない会場に人がぎっしりいるときのあの独特のにおいが苦手なので、マスク必須です。なるべく通路や入り口に近い位置をキープしたりします。
学生の頃は、冬の寒い時期に閉め切った教室に入ると気持ちが悪くなりました。あとは加齢臭のひどい部屋に入ると逃げ出したくなります。あ、自分もその年齢に差し掛かりましたが、かなり気を付けています。今のところ家族からのクレームはないようです(笑)。
人の家に行ったりすると、その家庭ならではのにおいがありますが、それも敏感に感じ取るほうです。普段その人の衣服にそのにおいがついていたりするので、家に行ったときに「あ、同じにおいだ」と思ったりします。なので、苦手なにおいのする家におじゃまする時は大変です。
それから、ニンニクのにおいも苦手なのですが、イタリアンやコショウやハーブなども効いている料理であれば食べるのは大丈夫です。
逆に好きなにおいの場合はすごく癒されます。無臭よりは好きなにおいがほんのり香る空間のほうが居心地がいいですね。なので、ヘアワックスやシャンプー、ボディーソープ、お部屋やトイレの芳香剤、アロマオイルなどのにおいにはすごくこだわるので、家族にとっては「面倒くさい男」だと思います(笑)。
タバコに関しては、15年前までは喫煙者でしたのでもちろん気になりませんでしたが、今はタバコを吸っている人が近くにいるとすぐに探知できます。ただ、以前自分が吸っていたせいか、気持ちが悪くなるほど苦手ではないです。できたらにおいのない状態がいいという程度でしょうか。


4.カフェインや添加物に敏感に反応してしまう

これはどうでしょうね。コーヒー・紅茶・緑茶、どれも好きですが、とくにコーヒーは香りと酸味のない味に惹かれます。カフェインレスよりは通常のものが好きですから、からだがカフェインの刺激を求めているんだと思います。逆に香料が含まれている缶コーヒーは嫌いです。紅茶も味と香りが好きですが、こちらは紅茶の香りのする製品(香料)も大好きです。緑茶は濃いほうが好きです。抹茶も好きです。
添加物はどうでしょうか。駄菓子屋で売っていたような香料たっぷりの人工的な香りのするオレンジドリンクみたいのものは苦手ですかね。ですが「ピーチの香り」は人工的でも好きです。いずれにしても、嗅覚・味覚ともに敏感なので、素材の味は家族の中では敏感にわかるほうだとは思いますし、そうでないものは拒否反応を示して食べられないことがあるのも事実です。


5.肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる

はい、間違いないです。特に子どものころ、タグがチクチクするのが嫌で、タグを切らないと着られない服がたくさんありました。アクリル・ウール製品が素肌に触れるのも苦手でした。特に幼稚園の頃は「タイツ」が嫌いでした。チクチクするので母親に泣いて訴えていた記憶があります。
ですが、ここ数年は、栄養に気を付けるようにしたせいか、チクチク感が気にならなくなってきました


6.第六感がはたらき、よく当たる

これはどうでしょうか。
以前競馬が好きでしたが、これは第六感で買ったことがないのでわかりません(笑)。
あとは、スポーツ中継を見ているときでしょうか。次どんな展開になるか、ピンとくるときがあります。それが確かによく当たっているような「気がします」。
例えば野球中継を見ているときに、「あ、次打てる」とか「あ、次で三振する」みたいな感じで直感的にピンと来て、それがよく当たるなあという自覚はあります。フィギュアスケートを見ていて「あ、次ジャンプ失敗する」みたいな直感(こんな風に言葉が浮かぶわけではないのですが、表現できないので仕方なく言葉にしています)がはたらくとき、ほぼその通りになります。
サッカーの時もこの直感がはたらくことがありますが、サッカーは展開が早いのでめったに直感がはたらく機会はないです。なので、点が入った時は逆にすごく興奮します。その場の事実に興奮しているということです。
野球やフィギュアスケートの場合は比較的時間がゆっくりしているせいだと思うのですが、自分が張っているアンテナがその対象の選手が発する電波を「受信」して、それが「直感」としてはたらくのだと思っています。

※おまけ:親しい人に話しても信じてもらえない第六感の話
高校生の頃、高校のそばにあるお好み焼き屋のおばちゃんから、寝る前に枕元で「金縛りにあいたいので、金縛りさん、来てください」と3回唱えると本当に金縛りにあうよ、という言葉を信じて実践したところ、その夜本当に金縛りにあいました。それから頻繁に金縛りにあうようになり、あるときは自力で解いてみようと渾身の力を入れたところ、見事に解くことに成功したのもつかの間、「見えない手」が私の身体を押し倒し、また金縛りにかかったり。。。などなど、夏の夜の「怖い話」企画の時に使えそうな経験をいくつも持っています。
(予備校講師時代に、実際に生徒さんに披露したときはウケました!)

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他人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい ~ 私はHSS型HSP ~(3)

2020年10月31日 15時16分45秒 | HSP・HSS・HSC

アーロン博士による、HSPの人の主な特徴として挙げた【DOES】についての3回目です。

DOES
D 【Depth of processing】 「深く処理する」
O 【Overstimulation】   「過剰に刺激を受けやすい」
E 【Empathy and emotional responsiveness】「感情反応が強く、共感力が高い」
S 【Sensitivity to subtleties】「ささいな刺激を察知する」


今回は、【E】について

【Empathy and emotional responsiveness】
「感情反応が強く、共感力が高い」
他人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい


1.人が怒られていると自分のことのように感じたり、傷ついたりする

心の「アンテナ」が高性能なため、受信しなくてもいい電波まで受信して、結果的に自分が傷ついていることも多々ありました。

両親が夫婦げんかをして、母親が泣いているようなとき、子どもはきっとHSPでなくても悲しい気持ちでしょう。ただ、HSPの場合、「お母さんがお父さんに怒られてかわいそう」という思いだけでなく、まるで「自分も同じように責められたかのような」傷つき方をします

だから、小中学生のころ、部活動で先輩に「しごかれている」同級生を見ているのは苦痛で仕方がありませんでした。高圧的に生徒に対して叱る先生は本当に嫌いでした。いずれもまるで自分が「しごかれたり」「叱られたり」しているかのように感じてしまうからです。

ただ、大人になってからはこの部分に関してはだいぶ克服できたと思っています。おそらく、大人になるまでの間に、こうした刺激を「受信しない」ようなトレーニングをする機会がたくさんあったおかげで、今ではだいぶ「鈍感」になれたというか、「なるべく受信しないようにする術」をマスターできたのかもしれません。

2.悲しい映画などの登場人物に感情移入して、号泣する

この部分については、前回の「3.映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣いたりする」と重なるところがありますので、ここでは別の例をあげます。

私は織田信長など戦国武将が好きで、それこそ小学生の頃は「自分が信長になりきって」感情移入して、明智光秀が本能寺の変を起こさないようにするためにはどうしたらいいのかとか、よく妄想したものでした。「戦」の場面では、殺された家来のことを思って悲しんだりなどして、完全に大河ドラマの主人公になりきっていました。

アニメではガンダムも好きで、勝手にオリジナルの登場人物とモビルスーツを空想して、その人になりきって戦いの中で死んだ相手のことを悲しんだりしたものでした。

ただ、自分の場合は「号泣」とまではいかないですね。たぶん小さい頃に「男の子はむやみに泣くもんじゃない。」と言われて育てられてきたので、感情を抑えようとしてしまうのでしょうか。

1つだけはっきりと言えるのは、登場人物の気持ちを「我が事」のようにイメージできてしまう能力はあると思います。なので、HSPの人が、悲しい物語の登場人物に感情移入して号泣してしまうことはよくわかります。


3.相手のちょっとした仕草・声音などで、機嫌や思っていることがわかる

はい、HSPの人は高性能な「心のアンテナ」を持っているので、私もこの経験は山ほどあります。

朝起きた時、家に帰ってきた時の「おはよう」や「ただいま」「おかえり」のあいさつ(具体的には表情とか声のトーンや雰囲気)で、奥さんの機嫌はすぐにわかります。

職場のメンバーの当日の状態も、直感的に「あ、今日は調子悪そうだな」ってわかってしまいます。

「それくらいならHSPじゃなくったって、勘の鋭い人なら結構あるんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、1つ言えるのは、非HSPの人がまったく気にしないようなささいな言葉でも、HSPの私には「ピーン」ときて、誰よりも先に相手の気持ちや状態を感じ取ってしまうのがHSPならではの特徴です。

この特徴のおかげで、人間関係が悪化する前に「もしかして何か悪いことした?」と先手を打って、大事にならずに解決できたりしたことはたくさんあります。

逆に、相手の微妙な心情や空気感などを先に感じ取ってしまうことで、その場にいるのがつらくなって、結果的に関係を断ち切ったりしたこともあります。「本当はこうしたいのに」と思っていても、それを抑えて場の雰囲気に合わせてしまうのは、先に相手の気持ちを敏感に感じ取ってしまうからなのです。

あとは、相手が「うそをついているかどうか」を、直感的に見抜く能力に長けているかもしれません。理屈ではなく直感で「ピーン」とくるときもあれば、なんだか「もやもや」するのでとりあえず鵜呑みにするのはやめようとか、よくあります。胡散臭いものを「理屈抜きで直感的に」見抜く能力を持っていると思います。

4.言葉を話せない幼児や動物の気持ちを察することができる

なんだかどんどん「あやしげな」話になってきていますが(笑)、これも確かにあてはまります。

先ほどの3.の延長線上になりますから、相手のちょっとした仕草や表情などで敏感に感じ取る力を、幼児や動物に対しても同じようにあてはめています。なので、例えば赤ちゃんが大泣きしているような時などは、誰よりも先に自分がその気持ちを察したり、動物に対しても例えばうちの犬が吠えている理由が、警戒心なのか不安から来るのか、それとも呼びかけなのかなど、誰よりも先に察しています。

霊感とか直感というよりは、アンテナをたくさん張っているので、同時にいろいろなものを「受信」するわけです。先ほどの犬の例で言えば、吠え出す前に宅配便のトラックの音がしたとか、郵便局のバイクの音がしたとか、犬のしっぽの振り方とか、吠え方とか、吠えている声のトーンとかから、「あ、これは警戒しているんだな」と瞬間的に同時に判断しているような、そんな感じですね。

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刺激に敏感で疲れやすい ~ 私はHSS型HSP ~(2)

2020年10月26日 19時00分26秒 | HSP・HSS・HSC

以前投稿した(1)では、アーロン博士が、HSPの人の主な特徴として挙げた【DOES】についてお話ししています。

DOES
D 【Depth of processing】 「深く処理する」
O 【Overstimulation】   「過剰に刺激を受けやすい」
E  【Empathy and emotional responsiveness】
           「感情反応が強く、共感力が高い」
S 【Sensitivity to subtleties】「ささいな刺激を察知する」

今回は、【O】について

【Overstimulation】   「過剰に刺激を受けやすい」
→ 刺激に敏感で疲れやすい

1.人混みや大きな音、イベントが苦手
2.友達と楽しく過ごしていても気疲れしやすく、帰宅後どっと疲れている
3.映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣いたりする
4.相手の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
5.些細なことでも過剰なほど驚いてしまう

1.人混みや大きな音、イベントが苦手
小さいころから、お祭りやイベントなどに出かけるのは苦手でした。初詣で人込みにもまれながら本殿まで進んで参拝するのは大の苦手です。ただ、好きなミュージシャンのライブは人込みでもよく出かけましたが、終了後はなるべく混雑が緩和するまで待ってから席を立ったり、満員電車を避けてとりあえず歩いてみたりなど、人込みを避けるようにしていました。
大きな音は、自分の場合はそんなに苦になりませんが、「嫌いな音」とか「感覚的に受け付けられないメロディーライン」はあります。体育館でバスケをするときに、「キュッ」と鳴るシューズの音はとても苦手です。「感覚的に受け付けられないメロディーライン」は、CMソングでよくあります。そのCMが流れると、耳をふさいだりチャンネルを変えたりします。

2.友達と楽しく過ごしていても気疲れしやすく、帰宅後どっと疲れている
飲み会の後は、どんなに楽しく過ごしていても、そんなにお酒を飲んでいなくても、帰宅後はどっと疲れています。なので仕事上の忘年会や新年会は極力参加したくないですね。前日になるとドタキャンしたくなる衝動にかられます。
飲み会では、場を盛り上げるために、話の内容や話の振り方はもちろんのこと、相手の話に合わせたり、自分に興味がない話題でも一生懸命接点を探ったり、食べ物が均等にいきわたるように気を使ったり、飲み物が少なくなったら注文したり、注文したものが届いていないことが気になったり(自分も相手も両方)、つまらなさそうにしている人に声をかけたり、終了時間を気にしたりなど、「気遣いセンサー」をフル稼働させますから、そりゃ疲れますよね(この辺りは私のHSSとしての特徴も出ています)。
一方で、あまり親しくないメンバーでの飲み会などは、「気遣いセンサー」を稼働はさせていますが、声をかけづらいし自分の話もしづらいので、最初に座った席からトイレの時以外はほとんど移動しないことがあります。その場合、得てしてそんなに盛り上がらないので、会の後半では自分の席から人が離れることも多く、その現実に傷ついて帰宅後に自己嫌悪、という悪循環に。
また、ある1人の親友夫婦にだけは心を開いているので、自宅に呼んでホームパーティーをすることがあります。8割がた自分をさらけ出すことができるのでとても楽しい時間を過ごすのですが、終了後はやはりどっと疲れます。

3.映画や音楽、本などの芸術作品に感動して泣いたりする
感動的な映画やドラマを見ると、間違いなく泣きます。音楽は大好きなので、好きな曲に出会うと、背筋に電流が走ったり、出会った衝撃でぼーっとしたり、その日のうちに何度も何度も繰り返し聞いたり、聞き終わった後も頭の中にメロディーがずっと流れていたりします。
おもしろいと思った本は、完全にその世界に没頭してしまって、時間があるときはその日のうちに読み切ってしまいます。小さい頃は自分を主人公に置き換えて、話の続きを自分で妄想したりもしました。

4.相手の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
これは、本当にそうですね。例えば、自分の意見に反対されたとき、別に責められているわけではないのにすごく傷ついて、夜も眠れなかったことが多々ありました。なので会議とかは基本的に苦手ですね。
相手の言葉を言葉通りに受け止めるだけでなく、言葉の裏に込められた意味をすごく考えたり、その時の雰囲気や表情などあらゆる状況を総合して本質をとらえようとするので、すごく神経を使います。

5.些細なことでも過剰なほど驚いてしまう
小さいころ、母親から「お前は気が弱い」と言われ続けてきました。それが嫌で嫌でしかたがなかったので、何とか克服しようともがいてきました。今では結構動じない性格になったような気がしますが、HSPの概念を知った時に、もしかしたら「気が弱い」のではなく、些細なことでも過剰にアンテナを張って状況をうかがい慎重に行動しようとするからだと思いました。
上の4.とも共通するのですが、とにかく、非HSPの人たちからしたら些細なことでも、HSPである自分はすごく深くとらえたり裏を読もうとしたりするので、奥さんと口論になると、相手の言った一言にすごく深く傷ついたり過剰反応したりするので奥さんはきっと驚いているかと思います。

(つづく)

■参考図書

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち ~Highly Sensitive Person (HSP) ~ イルセ・サン

 

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物事を深くとらえ、慎重に考えてから行動する ~ 私はHSS型HSP ~(1)

2020年10月22日 22時22分22秒 | HSP・HSS・HSC

昨年初めて、自分がHSP(Highly Sensitive Person)という気質を持っていることを知りました。アメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士が1996年に提唱した概念で、詳細は

参考:HSPとは?日本一わかりやすいHSPの基礎知識!

をご覧いただければと思います。

実は、私が今まで悩んだり苦しんだりしてきたことの原因の1つが、このHSPという気質にあるのだと知って、とても心が軽くなりました。そのHSPという気質を持つ人の主な特徴として、アーロン博士は

DOES
D 【Depth of processing】 「深く処理する」
O 【Overstimulation】   「過剰に刺激を受けやすい」
E  【Empathy and emotional responsiveness】
           「感情反応が強く、共感力が高い」
S 【Sensitivity to subtleties】「ささいな刺激を察知する」

の4つを挙げています。具体的に確認していくと、私自身ほとんどあてはまるので大変な衝撃でした。そしてこの概念を知ることで、

ああ、自分は「変な人」ではなかったんだ。

とすごく心が楽になりました(他人はそうは思わないかもしれませんが)。なので、もしまだこの概念を知らずに苦しんでいるのであれば、ぜひ知ってもらいたいという思いを込めて、いろいろ書いてみることにしました。

いろいろ何を書こうか、考え込みましたが、結局「DOES」について具体的に書いてみます。まずは【D】について

【Depth of processing】 「深く処理する」
→ 物事を深くとらえ、慎重に考えてから行動する

1.少しの説明でも、全体を理解したり深く理解したりできる
2.調べ物をすると深く掘り下げるので、周囲に驚かれたりする
3.お世辞を言われてもすぐ本音を見抜くことができる
4.物事を始める前にあれこれと考えてしまうので時間がかかる
5.その場限りのことよりも、生き方や哲学的なことに興味があるので、浅い話や浅い人は苦手


1.少しの説明でも、全体を理解したり深く理解したりできる
これは頻繁にあります。初めてやることについての説明会などで手順の説明等があると、ほぼ理解できているので誰よりも素早く完了したりします。あとは組み立て家具の組み立ても得意です。設計図の意味を誰よりも早く理解できるので、必要な部品もすぐに見つけてしまいます。
学校の授業も、特に小中学校の頃は、先生の説明を聞く前に教科書を読むだけで理解できてしまうので、説明を聞くのが退屈で仕方がありませんでした。なんか、「勉強ができる自慢」のような話になっていますが、そういう意味ではなく、あくまでもHSPとして、少しの説明で全体を理解できる特性があるというとらえ方をしていただければと思います。

2.調べ物をすると深く掘り下げるので、周囲に驚かれたりする
調べ物は得意です。少しの説明を聞いても全体を理解できないときは、すぐに調べてそして深く掘り下げて、結果として周りの人より早く深く理解できていたりします。「難解なお役所の文書」の解釈と理解も早いですよ。小学校のころの自由研究や宿題も得意でした。戦国武将にはまった時は、図書館で関連の本を借りて読みまくったりしたので、かなりの「マニア」になりました。

3.お世辞を言われてもすぐ本音を見抜くことができる
褒められても、本音で褒められているのか、それともお世辞なのかが、感覚的に見抜けてしまいます。なのでやたらとお世辞を言う方は基本的には苦手です。ただお世辞を言う方でも、その背景に「やさしさ」などの配慮が見える場合は苦手ではありません。逆に自分が気に入られたいがためにお世辞を言う人や何かの利己的な目的のためにお世辞を言う人はすぐ見抜いてしまうので「だまされにくい」タイプだと思います。
でも、過去に仕事で初めてあった人から2~3日後に直筆の感謝のお手紙をいただいたときは、その意外性と「直筆の手紙」という部分に「だまされて」、結果的にその人に利用されてのちにいやな思いをしたという経験もありますが。。。

4.物事を始める前にあれこれと考えてしまうので時間がかかる
よく奥さんに「考える前にまず行動!」と言われます。でも、あーだこーだと考えちゃうんですよね。朝起きて、家を出るまでも、しっかりと段取りを考えてから動きます。起きたらシャワーを浴びて、目薬をしてコンタクトをはめてからドライヤーで髪を乾かして、そのあと会社にもっていく水筒を準備して、準備が整った後に朝食を食べて5分ほどゆっくりしてから、トイレに行って歯を磨いて。。。。。という具合に。そしてその間にイレギュラーなことが起こるとちょっとイラっとします。予定が狂うので。なので奥さんは「考える前にまず行動!」と言うのです。でもその通りにすると必ず何かを忘れて、慌てたり後悔したりします。
あとは旅行など外出するときは、行程表のような感じで事前にあれこれとスケジュールを考えてしまうので、家族からすると「団体ツアーに行くみたいで意外性がない」と言われたりします。事前に計画したとおりにスムーズに事が運ぶことに快感を覚えるので、この癖はやめられません。知らない場所に電車で行くときに、駅の何番出口から出ると早く到着できるか調べるのは私にとっては「必須」です。
で、これが近所のショッピングモールに出かけるような時でも事前にいろいろ考えてしまうので、家族にとっては困りものですよね。先にお昼ご飯を食べるのか、いやお目当てのお店に寄ってからにするのか、決めておかないと落ち着かないのです。
新しいことを始めるときは、特に慎重に考えます。成功のパターンとそれを達成するためのプロセスや具体的な手段、失敗のパターンとそれが起きるリスクと回避策といった具合にあれもこれも考えて納得しないと行動できません。

5.その場限りのことよりも、生き方や哲学的なことに興味があるので、浅い話や浅い人は苦手
飲み会は本当に親しい人や気の合う人じゃないと行きたくない理由の1つがこれです。「知ったかぶり」や「自慢話」が一般の人以上に苦手なのですが、それは上っ面の理解しかないのが見抜けてしまうので「さも完璧に理解しているぞ」という話し方をする人と話すのは避けるようにしています。
ノリのいい、お笑い芸人的な「ボケと突っ込み」の会話の流れは好きです。でもその流れの中に「きらりと光る」ものが見えないと退屈になります。あとは政治やサッカーなどの話をするときも、ミーハーな話やステレオタイプの話は苦手で、「お、この人よく知っているね。」という部分が垣間見えるとすごく楽しい会話になります。

(つづく)

■参考図書

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち ~Highly Sensitive Person (HSP) ~ イルセ・サン

 

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