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2016年の初蔵出し(埋もれた自作曲に救いの手を) 蔵出し6

2016年02月06日 | 音楽活動

先日、某店で久々に「埋もれている自作曲」の蔵出しをしてきた。

先月は入院していたのでできなかった。なので、都合2カ月ぶりということになる。

 

自分の中ではけっこうお馴染みになった「埋もれた自作曲の蔵出し」。

いつもは2~3曲なのだが、今回は時間もあったので一気に4曲も引っ張り出すことができた。

どの曲もこれまで人前で披露したことのない自作曲で、長年自分の中で埋もれ続けてきていた、可哀そうな(?)曲たち。

 

今回歌ったのは、以下の通り。

 

1、タイム・ウェイブ        作詞・曲  だんぞう

2、おどけてシャンディ       作詞・曲  だんぞう

3、ビートルズになりたかった日々  作詞・曲  だんぞう

4、トワイライト・ガール      作詞・曲  だんぞう

 

 

タイトルだけ見ても、今の私とは若干傾向が違うなあ・・と自分で思う(笑)。

それもそのはず、上記の4曲はどれもバンド時代に作った曲。

作った時の自分の年代が、今より若い。

曲を作り始めたのはどれもバンド時代だが、完成に手間取り、曲がやっと完成した時にはすでにバンドは活動休止していた。

そのため、上記の曲は完成してたにも関わらず、出番を失い、そのままになってしまった。

実はそんな曲は他にもある。

 

曲調からいって、「おどけてシャンディ」と「ビートルズになりたかった日々」は20代のポップスバンド時代、「タイム・ウェイブ」と「トワイライト・ガール」は30代のロックバンド時代に作った曲・・・だったと思う。

今の自分の心境や活動環境では、ちょっとつけられないタイトルかな。タイトルだけとってみても、若さみたいなものが出てる気はする。特に「おどけてシャンディ」と「トワイライトガール」は。

 

この4曲のうち、バラード系が「ビートルズになりたかった日々」。

他の3曲は、どれもビートを活かしたい曲。

「タイム・ウェイブ」はテンポの早い16ビート系。バンドなら、徐行運転から一気に疾走していく感じになったはず。ギターのリフを、ボーカルも一緒に歌って強調する箇所があった曲。なお、この曲の歌詞には3バージョンのメロディがついており、うち1つは穏やかなバラード、2つめはミドルテンポのポップス調。そして3つめのバージョンがロック調のこのバージョン。つまり、ほぼ同じ内容の歌詞でありながら、メロディは3種類ある・・という贅沢な歌詞ということになる(笑)。

 

「トワイライト・ガール」はミドルテンポでありながらも、リズミカルな感じ。もしバンドでやれてたら、アレンジにけっこう凝っていた構成になってたはず。アレンジの青写真は、すでに頭の中でできていた。もともとはギターのリフが先にあった曲。

 

「おどけてシャンディ」は軽快なポップスで、明るく可愛い感じのノリのある曲。まあ、タイトルからして、そんな感じではある(笑)。

 

「ビートルズになりたかった日々」は、間奏部分で本編中とは違うパターンのメロディを組み込んで、間奏で盛り上げるつもりだった曲。

 

これらの曲は元々バンド用に作った曲だったため、アコースティックユニットではどうもイメージが合わず、取りあげずじまいで、埋もれ続けてきた。

このままいくと、今後も埋もれ続けていく可能性は高いので、せっかくだからと今回お試しで歌ってみた。

 

で、歌ってみて思ったのだが、今の私では作りそうもない曲調なので、もし今の自分がちゃんと歌うには、歌詞を少し手直ししないといけないかもしれない。

 

とはいえ、メロディやアレンジ構想などは元々気に入っているので、何らかの形でちゃんと人前でやってみたい・・という気持ちはある。

 

ただ、過去に何回か、バンド時代の曲を弾き語りで取りあげたことがあるのだが、正直・・受けはイマイチだったことはある。その時歌った曲は、上記の4曲みたいに「埋もれていた曲」ではなく、バンド時代に人前で何度も披露していた曲だった。

バンド時代には、それなりにお客さんに受け入れられていた曲でも、アコースティックで弾き語りでやると、どうしても自分の中で「物足りなさ」を感じてしまい、その気持ちが演奏や歌にも出てしまっていたのかもしれない。

 

バンド時代の曲をアコースティックで披露するには、アコースティック用に仕切り直しをしなおし、切り口を変えないと、どうしても物足りなくなってしまう。

なので、バンド時代の曲をアコースティックでやるのは、中々難しい・・それが私の現状ではある。

 

 

そういえば、以前時代屋ユニットで「精霊の街」という曲をよくライブでやっていたが、実は「精霊の街」は「トワイライトガール」とほぼ同時期に完成した曲。

なので、「精霊の街」もまた、バンドに間に合わなかった曲であり、本来はバンド用に作った曲であった。

だが、アコギユニットをやるようになって、「精霊の街」は思い切って取りあげて、レパートリーにし続けた。

そういう意味では、バンドに間に合わなかった「バンド用の曲」でも、アコギユニットで「育てる」気持ちで取りあげていけば、自分の中になじんでくるのかもしれない。

 

とはいえ、「精霊の街」の完成形は頭の中にはあるので、いつかバンドでやってみたい曲ではあり続けている。「タイム・ウェイブ」「おどけてシャンディ」「ビートルズになりたかった日々」「トワイライト・ガール」と共に。

 

 

 


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