時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

教育ボイン   ~死語の世界~

2016年02月08日 | 懐かしい系、あれこれ

信じる・信じないの問題ではないっ! 

あるんだから仕方ない。

「死語の世界」~~~(笑)!  ここでは決して「死後」ではないっ!

 

ぼいん。ボイン。

この場合、母音や母印ではない。カタカナが似会う「ボイン」である。

昔、女性のふくよかな胸のことを呼んだ名称だ。流行語として。

意味合いは今でいう「巨乳」ってところか。

 

当時、一世を風靡した言葉である。

一世を風靡した言葉ではあるが、「ボイン」という呼び方の由来ってなんだったのだろう。

そう思い、調べてみたところ・・・

 

「1960年代後半、日本テレビの深夜番組「11PM」で、司会の大橋巨泉が朝丘雪路をからかって言った言葉が広まったものである。巨泉氏によれば、朝丘雪路の胸が大きく、「ボイン」とした感じだったから」

 

ということである。

 

さらに・・・

 

「昔はおっぱいという言葉が放送禁止用語だったので、朝丘雪路さんの胸をテレビで表現できるように考えた言葉」

 

と説明されてる記事も見つけた。

 

昔は「おっぱい」という言葉は、放送禁止用語だったとは・・。

今の「巨乳」などの言葉も、昔だと放送禁止用語になってしまうのだろうか。どうも、その基準が分からない。

 

ボインという言葉は、歌にも登場したし、類語も生みだした。

歌ではなんといっても月亭可朝の「嘆きのボイン」。

類語としては、「ナイン」。今の言葉で言う貧乳・・ってことになるのかな。

 

 

歌、テレビ、漫画、雑誌などでさかんに使われた「ボイン」という言葉であったが、こと私に関して言えば、「ボイン」という言葉を私はほとんど使った覚えがないし、言った覚えもあまりない。

なんというか、使うのがこっ恥ずかしかったからだった。

女の子の前だけではなく、男同士の間でも、私はその言葉を自分が使うのが恥ずかしかった。

ボインそのものがどうのこうのではなく、その響きが苦手だったような気がする。

あんなに一般的に使われていたにもかかわらず。

 

今の「巨乳」という言葉は普通に使えるのに、なぜか今でも「ボイン」は・・・言いたくないし、使いたくない。まあ、今では死語だからというのもあるけれど、でも理由はそれだけではない。やはり、その響きが、どうも・・。

 

かといって、その響きがなぜ苦手だったかというと、説明ができない。

特にこれという理由は思いつかないが、なんとなく敬遠していた・・それが実情だった。

 

流行り言葉は時代によって様々だ。

現れては消えていった流行語は無数にある。

その中では、よく自分も使った流行語もあれば、あまり言いたくなかった流行語もある。

 

流行っていたのに、自分自身では使うのを避けていた流行語では、「ボイン」の他には、例えば「トレンディ」などもそうだった。これも苦手だった。なので、使った覚えがほとんどない。すぐには思い出せないが、そういうのは他にもけっこうあった。

 

なんというか、ちょっと流行ったからといって、すぐにそのままどれもを使うのには抵抗があった。その一方で、しっかり自分も使っていた流行語もあったことを思うと、自分で言いやすかったり、気にいった流行語を自分なりに選んでいたのだと思う。

おそらく、それは多くの人に当てはまるのではないか。

「ボイン」は気に入らなかったから使わなかった・・ただそれだけのことだったかもしれない。

 

流行っている言葉があって、自分でその言葉を使いたくない場合、仕方なく別の言葉で言いかえることになる。

ならば、当時「ボイン」の言葉を私は他のなんという言葉で言い換えていただろう。

「トレンディ」などは、単に「流行り」などの言葉で言い換えていたと思うが、「ボイン」は・・・?

 

何しろ「ボイン」という言葉が流行った時代はもうかなり昔のことなので、すぐには思い出せないでいる。

当時私は子供だったので、あまり「ボイン」という言葉を使う機会がなかったのだろうか。

いや、でも、当時読んでいたコミックなどでは普通に出てきていたし・・。

 

 

流行語でも、流行に終わらずにそのまま定着した言葉もあるだろう。

内容や使用シチュエーションや意味合いによっては、時には学校の先生に授業中に使われる流行語もある。

流行語はなにも、ふざけた言葉や、お色気系の言葉だけではないから。

 

そういう意味じゃ「ボイン」は、どっちかというとお色気系の(?)流行語だし、学校の教育などで使われることは・・・ちょっと考えにくい。

 

でも・・もしも。

「ボイン」が、なにかのはずみで学校の教育などで使われるようなことがあるとすれば・・・いったいどんなケースだろうね。

まあ、仮にあるとすれば、せいぜい「保険体育」の授業に可能性があるぐらいかな・・・。

 

 

なんにせよ、教育上では、「ボイン」って言葉は、使用するケースをシミュレートするのは難しい(笑)。

 

でも、そういう「使用ケース」が難しいケースで、難題(?)をクリアして使われてしまうケースって、どんなケースだろう・・ということを考えるのは、ちょっぴり楽しい。

 

 

こんな私・・・変ですか?

 

 とにもかくにも、ボインという言葉は・・・・今ではほとんど耳にしなくなった。

昔その言葉が流行っていた頃でも私は使うのが恥ずかしかったぐらいだから、今ならなおさらではある(笑)。

 

 

ところで・・・色んな流行語が現れては消えてゆく昨今。

中には苦手な流行語もあれば、気に入って自らも使うようになった流行語は、皆さんにもあるのでは?

 

 


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