Twitterで要潤さんにリプもらっちゃってもうパパうっきうきで更新しちゃうぞ~(*´∀`)
昨年たまむすびで町山さんが紹介した時から面白そうだと思って楽しみにしてた「ルーパー」。
いわゆるハリウッド的タイムトラベルものを想像して観ると肩すかしをくらう、非常に作家性の強い変な(褒め言葉です)映画でした。
ローバジェットを逆手に取ったセンス溢れる近未来のカンザスの街の描写、
そして肉体の傷、欠損までも使って30年の時間差を描写するという斬新な手法に唸らされます。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの30年後がブルース・ウィリスという飲み込みづらい設定もなんとかクリア…してるかな?w
ただ途中からガラッと雰囲気が変わるので、その辺りで評価が分かれるところでしょうか。
最初は「ブレードランナー」的だけど中盤から「刑事ジョン・ブック」になり、クライマックスは〇〇〇〇の「〇〇」………
序盤の近未来的な世界観を期待して観るとあれ?ってなりそう。
あと、非常に引用の多い映画なので元ネタが分かるともっと楽しめそうです。
描かれているのは時間のループだけでなく、憎しみの連鎖をいかに断ち切るかという非常に普遍的なテーマ。
ラストでの主人公の選択はあっさりしている分胸を打つものがありました。
ちょっとあの結論へ至る道筋が弱いとたまふるで指摘されてたけど、確かに言われてみるとそうかもしれないなあ。
でも私は嫌いじゃないですよ、あのあっさり感。
ともかく「才気走った」としか言いようのないこの映画の監督、ライアン・ジョンソンの名前は覚えておいたほうが良さそうです。
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