いまにしっぽがはえてくる

別にいいじゃん

9-11話

2007-02-17 23:07:38 | TEXHNOLYZE
ROGUE:09 WIGGLE
・大西の車のリアシートで眠る礫士に激しくエロスを感じた。ああ感じたとも。
・「楽しいことになってきたじゃないか」
・水野ってアホだがなんか憎めない。あのキューピー面のせいかな。
・遠山タンの内股をナデナデする古波蔵。初見ではこれ不意打ちだったからびっくらこいたー。
・吉井さんをキレさせたら大したもんだ、大西の嫁。
・妻の死体の顔を綺麗にしてやる大西。後悔と憐憫と愛情の混じった表情か。
・テクノライズの起動画面は「押忍」なんだね。

ROGUE:10 CONCLUTION
・激化する抗争。
・大西「10年前は私もムチャしたもんです」
・風呂での園田と古波蔵。アッー!遠山とのシーンよりこっちのが本物っぽいな。
・シンジの声が好きなんだよなー。北出真也って全然知らないのでぐぐってみたら役者さんなんだ。
・後藤とクラースの人間の緊急会合。ああ貴重な眼鏡要員が消えてしまった…
・大西VS吉井さん。吉井さんの武装はエグすぎます。地上でどんな生活してきたのかと。
・吉井さん退場。惜しい人を……

ROGUE:11 VAGRANT
・古波蔵事務所に預けられる礫士。
・水野にチミたち同類だって思われてるよ。
・情報屋の声が永井一郎。
・「正宗の工場」と言われて表情が曇る遠山。
・水野、1人で激しく空回り。木俣&シンジ「誰?」おもろい。
・遠山父の下まつげ…
・「親じゃなきゃ殺してるところだぜ」
・遠山と父親のシーンはびっくりを通り越してひっくり返ったぜ!またやたらネットリした演出でやらしーんだよ。
・遠山と行動する礫士が初めて人間らしい感情の萌芽を見せる。同じく父親に憎悪を抱く者としてのシンパシーが礫士の感情を揺り動かすのだろうか。身近にいる初めての同年代の人間ということもあり、何か通じ合うところがあるのかもしれん。

前半の礫士は人間というより獣同然で、本能のままに動き周囲に流され、主役らしいことはほとんどしないまま大西の下に落ち着く。
ひたすらヤバい人としか思えなかった吉井さんの行動原理の謎は後半で明らかに。彼の死で一旦は落ち着いたかに見えた暴力の芽は着実に流9州に根付き、やがてこの世界全域へと波及していく。

なんつーか本当に観ている人皆無なアニメなので、ほんの少しでも興味を持ってくれる人がいたらいいなというささやかな希望もこめて書いてみたけどどうも役に立てなさそうだ。

5-8話

2007-02-17 22:49:39 | TEXHNOLYZE
ROGUE:05 LOITER
・「半端はダメだ……」
・この辺から吉井さんの語り口絶好調。名言金言続出。実写なら森本レオあたりにお願いしたい。
・剥き出しの義肢で街を彷徨う礫士が痛々しすぎる。
・テクノライズの視界ってひどい飛蚊症みたいでうっとうしくないのかと、あの症状に毎日うんざりしている私などは気になって仕方がない。
・そして視聴者はここに至って、地獄巡りのガイドと思っていた吉井さんが実は悪魔そのものだったということを思い知らされるのでした。

ROGUE:06    REPETITION
・流9州の夜と昼は人工的に造られるのであった。
・礫士が階段上りきるとこでロッキー思い出した。
・どんどん新しい情報が入ってきて、初見では整理するのが大変だった。
・マッパで椅子に座るドクがオブジェのようで美しい。
・テクノライズされた手足を少しずつ自分のものとして認識していく礫士だが、自分の手足を切った石井への復讐は生身の腕で行う。

ROGUE:07 PLOT
・やっと礫士の義肢に外装がついて、こっちもホッとしたよ。
・咲村は鉄オタ?この世界には路線が1つっきゃなくて気の毒です。
・ここら辺でやっと大西のテクノライズ=「街の声が聞こえる」だと判ってきた。遅い。
・わかりやすく下衆なオルガノ幹部たち。
・いよいよ吉井さんの大活躍の始まり始まり~。物語はここから急展開、激しく動き始める。
・「戦え戦え、潰しあえ」シンジのはいかにも若造が面白がって言いそうな台詞だけど、吉井さんがこれを言うと激しく本気を感じてちびりそうです。

ROGUE:08 CRUCIBLE
・不幸は等しくラカンの若造たちの上にも降り注ぐ。
・吉井さんの付けた火種は本格的な組織間の抗争へと発展し、流9州全体へと広がっていく。
・無表情のまま下っ端どもを切り刻む広田を観て、「蛇の道」のコメットさん思い出した。
・礫士暴走気味。殴りまくり殺りまくり。
・全体的にシャープな作画で、大人数の場面を綺麗にさばいているのが印象的。
・「誰を残して、誰を消そうか」吉井さんノリノリ。

1-4話

2007-02-17 22:36:49 | TEXHNOLYZE
後半に向けての感想にもならない自分用覚え書き。

ROGUE:01 STRANGER
OPはJUNO REACTORの「GUARDIAN ANGEL」。COOOOOL。YOUTUBEにOPあり→
・ずらっと並んだ部下の向こうでポン刀抜く大西の場面は何度観てもテンション上がるわー。
・しかしAパート、マジでセリフないな。
・廃墟的なものと有機的なイメージとが混じり合った不思議な街、流9州。どこかの街に似ているようでもあり、どこにも似ていないようでもあり。
・流9州=ルクスのネーミングはルクソール(オベリスク繋がり)からなのかな、やっぱ。
・しみじみ背景美術が素晴らしいと実感。構図も非常にセンスがあってどの場面も絵になるカッコ良さ。
・ガベの街は昔の日本を思わせる風情。
・「上から下りてきた男」吉井の出現によって物語が動き出す。
・EDはガクト。最初はあまり合わないと思っていたけど、何度も観ているうちにまあこれはこれでアリかなと。

ROGUE:02 FORFEITURE
・見えそうで見えない蘭のパンツ。
・大西が礫士に銃を向ける夜のシーン、デジタルっぽく滑らかな光と影の中に赤いテールランプが美しく映える。この1シーンでころっとテクノライズの虜になった私。
・片手片足を切られた礫士がマジで痛そうなんですけど……
・ハルを見るとアンドロ梅田を思い出す年寄りがここに。
・スロースタートな序盤の中でも特にこの辺りはテンポが遅い。こうやって連続で観るならまだしも、週一で追っかけるのはかなりキツかったかも。

ROGUE:03   TEXHNOPHILE
・礫士の父親は手足を切り落とされて殺されたというのが3度目の視聴でやっと判った。
・ドクはお肉と赤ワインの国の人。
・死体袋みたいなのに入った礫士に遺憾なくドSっぷりを発揮するドク。礫士がまたサド心をくすぐるイーイ表情するんだ。
・大西の精神を病んだ妻ってのはどうしても「CURE」とか「蜘蛛の瞳」を思い起こさせる。ああいう正気と狂気、果ては生者と死者の境目すら曖昧になってる世界っていうのはまさにこの話の後半に出てくるわけで。
・連合からの刺客をあっさり片付ける大西カコイイ。この後連合の本部に単身乗り込むシーンと合わせて大西の漢っぷりをアピール。
・見えそうで見えない礫士の股間。
・「テクノライズはいつもオーダーメイド」

ROGUE:04 SYNAPSE
・吉井さんをガイドとして流9州という街の学習を開始。
・ドクによるテクノライズ&ラフィア講座。おっぱいもあるよ。
・この礫士への強制的なテクノライズ手術というのは、科学者としての探究心と共に、子供を産めないドク(後半で判明)が何らかの形で生命の創造に携わりたかったという欲求が存在したと考えていいのだろうか。
・呑気な旅行者かと思いきや、エグい銃を携帯してるは身体は機械化してるはでなにやら得体の知れない吉井さん。
・「こんにちは、大西さん」


TEXHNOLYZE

2007-02-03 04:22:16 | TEXHNOLYZE
先日届いた「TEXHNOLYZE DVD-BOX・流9州焦燥戦」をまったりと観る。
今回のBOXは前半の1-11話、つまり「吉井さん大活躍編」収録。あー面白いなあもう。
第1話を最初に観た時は「なんじゃこの電波は」とびっくりして、これがずっと続いたらどうしようと心配したものですが、ラストまで知った上で再び観ると「あーなるほどなるほど」と色々納得。
このアニメに一番似ているのは「蛇の道」とか「蜘蛛の瞳」または「復讐シリーズ」のような黒沢清のVシネなんじゃないかと思う。後半になるとこれまた黒沢清の「回路」とか「カリスマ」なんだけど……それはまた機会があれば後日。