いまにしっぽがはえてくる

別にいいじゃん

LJ

2011-07-05 06:50:37 | BOOK

久しぶりに早く寝たのに

朝の3時頃チトセが窓から入れろと騒いできて

すっかり目が覚めちゃったので

何気なく机の上に積んだままの「レディ・ジョーカー」文庫版をパラパラしてたら

完全に眠れなくなってしまったぞ。

ていうか変な汗出てきた。

覚悟はしていたけどなんだろう……全体的にこのピンクなムードは……

単行本の時ってここまでだっけ?

あーもやもやする~~

 

無駄にエネルギーを使ったせいでお腹がぺこぺこだったので

ちりめんじゃこと梅のおにぎり作って食べた。


きんこん土佐日記

2010-12-19 00:07:31 | BOOK

ちょっと前に話題になってた龍馬伝最終回のテロップネタがすごく気に入ったので

「きんこん土佐日記」既刊1~5巻までを購入した。

アマゾンでは品切れだったので高知新聞社のサイトで注文。

5000円超えると前払いシステムで届くまで結構時間がかかったけど

なんか満足感があるわ。

1巻からちみちみ読んでおります。

絵が素朴で可愛くてなごむわ~

じいちゃんばあちゃんのお迎えギャグが適度にブラックでまたいいのよね。

それにしてもこれ読んだらなんで龍馬が人気あるのかわかるね。

だって真似したくなるも~ん土佐弁。

方言にもアッパー系ダウナー系あるとすれば

土佐弁は間違いなくアッパー。

お年寄りが使うとまたこれがカワユスなのよねえ。

中日新聞もくそつまらんちびまる子とか止めて

これくらい面白い4コマ掲載してくれればいいのに。


さよなら渓谷

2010-12-07 20:55:47 | BOOK

吉田修一「さよなら渓谷」が文庫化されていたので買った。

「パレード」「悪人」と読んでみて

どれも適度に文学的で適度に叙情的で適度に引っかかりがあってバランスが良い。

文章も読みやすくてすらすら頭に入ってくるのでストレスが少ない。

気軽に買って読むにはすごくいい作家だと思う。

この本は読み出してすぐわかるように

未だ記憶に新しい実在の事件をベースにした創作。

「悪人」の時もそうだったように

読者にテーマを問いかけつつもかなり正解に近いヒントを

作者が出しちゃってる親切さがどうにもこの人の物足りないところ。

逆に言えばそこが人気のあるポイントかもなーとも思う。

取り上げる題材の重さの割にあまりダメージを残さないのが

さくさく読める秘訣かもしれん。

私も嫌いじゃないです。

 

ヤマトの宣伝でキムタクが帰れま10とか

がんばって出まくってるのを見ているうちに

本気で「ヤマト、ヒットするといいね」と思うようになってきた。

私は遠くから応援だけするスタンスで。すんません。


どえらいことになっている

2010-04-04 19:41:22 | BOOK
さっき文庫版「レディ・ジョーカー」上中下巻を買ってきまして
さっそく例のラストシーンをぱらぱらと流し読みしてみたのですが

これは大変なことになっていないか……?

あと別の場面で合田が加納の手を握ってるよ!
ていうか急いで単行本出してきて比較したらまるっと変わってるじゃないの~
ここ、合田が「這ってでもゴルフ池」と鬼コーチになる場面だったんだよな……

高村のオジキが文庫化でまたもやぶっこんできやがったぜ!

なんか随分前に高村先生がそれらしいことをおっしゃってたという話を聞いた記憶があったのですが
ここまではっきりくっきり放り込んでくるとは思いませんでしたよ私。
喜んでいいのか悲しむべきか……どっちでもいっか!

読んだ本

2010-03-08 21:20:16 | BOOK
買ったまま放置してた本から

パレード/吉田修一(幻冬社文庫)
面白かった。
ただ今読むと微妙に古い(特にネット関係)感じが否めないのは時代を切り取った作品の宿命か。
ところで映画の藤原竜也のキャスティングってネタバレじゃね?w

となり町戦争/三崎亜記(集英社文庫)
やりたいことはわかるんだけど。

クラバート/オトフリート・プロイスラー(偕成社)
「千と千尋」「ハウル」のネタ元の一つになったであろう、ドイツの伝承を下敷きにしたファンタジー。
死と魔法が常に日常にある、詩情あふれる描写が素晴らしい。
宮崎駿はこれこそをアニメ化するべきだったと思うんだけどなあ。

ぼくの採点表

2010-01-16 20:40:27 | BOOK
双葉十三郎さん逝去。
99歳なら大往生と言ってもいいのでは
この人の「ぼくの採点表」が私の座右の書といってもいいくらい
本当によく読んだしネタ作りの参考にもさせてもらいました。
誰でも知ってる天下の名作はもちろんですが
今となっては誰も思い出さないB級C級作品の評まで網羅しているのが素晴らしい
例えばトビー・フーパーの「悪魔のいけにえ」評は点数こそ低いものの
「邪劇の面白さをたっぷり味わせてくれた一篇である」と
驚き呆れつつもしっかり楽しんでいて
この文章を読んで「このおじいちゃん信用できる」と思ったものです。

個人的には70年代を扱った巻が一番面白い。
これまでもこの先も絶対ソフト化されないような
よくわかんないヘンテコ映画がいっぱいあって
そういう映画評を読んで
どんな作品だったのか想像するだけで楽しいです。

双葉先生、天国で往年の大スター、名監督たちと対面されているんだろうな
淀川先生とも再会されてるかしら

萌え男子がたり

2009-10-28 00:04:46 | BOOK
以前私も参加させていただいた携帯サイト「萌え男子ガタリ」がめでたく書籍化と相成りました。


書名 :『萌え男子がたり』
仕様 : A5判/112ページ
定価 : 1,260円(本体1200円+税)
発売日 : 2009年10月28日
発行元:株式会社ブックマン社

52人の漫画家がいろいろなテーマで好きに萌えをオールページフルカラーのイラスト付きで語ってます。
ぜひ一家に一冊以上どうぞ。

バイカル湖には怪獣がいるんだよ

2009-07-17 12:49:01 | BOOK
昨日の記事の「世界の怪獣」ですが
ちょっとぐぐってみたら復刊ドットコムのページが出てきた。
どうやらその道では結構有名な本だったらしい。
続編があったことも初めて知った。

それから最初にヒットしたみろくの館
ここで本の中身が紹介されていて
ウン十年ぶりに懐かしいあの怪獣(つーかUMAだね)たちと再会した。

同時に「わーこれだよこのイラスト怖かったんだよ…」と
鳩尾のあたりがなんかキューッと絞られるようなあの感覚も蘇ってきた
ピラニアに食われる子供たち(むちゃくちゃ怖かった)とか
アナコンダって蛇の名前はこの本で覚えたっけなとか
著者が見たこともないはずの怪獣の図解がなんで載ってんだよとかw

子供の頃は「地球はこんな恐ろしい怪獣だらけなんだから外国なんて絶対行かねー!」
と思っていたっけ……

今は「こんな怪獣が住んでいられる世界だったらよかったのに」と思っている。


我が家の怪獣たち