Hand in killer7

この本文の厚さ、絵本かと思ったよ。タイトルはやっぱりTHE SMITHSのHAND IN GLOVEのもじり。
内容は盛りだくさんだけどもぶっちゃけスタッフ＆関係者のインタビューにページ割きすぎ…51のだけで充分ですよ。どうせ帯のコピー通り、読めば読むほど謎だらけになるんでしょ？ちらっと読んだだけで頭痛くなってきてるんですけど。
ダンはハーマンもコヨーテも殺ってるのか。とんでもない殺人マッスィーンだのう。楓とマツケンが…ほほお。
しかし「分身」の謎の少年がミトラだったとは。こんなとこでムーンと繋がってるのかい。そしてホテルのフロントマン＝エドで確定。サービスサービス。
ちなみにヘヴンスマイル占いはバックスマイルでした。あいつ嫌いなんだけどニャー。

サントラ

Killer7のサントラやっと買えました。最初アマゾンで予約入れてたのに、発売当日になっても届かない＆アカウント見たら発送予定は数週間後…そうですまさにアマゾン予約の罠に私も陥ってしまったのですな。初回限定関係なしということで大丈夫だろうとタカをくくっておったのじゃが。仕方ないので予約キャンセルしてタワレコまで行って買ってきた（近所じゃ売ってないんだよ）。マイナーゲームのCDは早めに確保すべきというのがヲタ的鉄の掟じゃ。
ghmのゲームのサントラはまず外れがないのでほとんど買ってます。シルバー「lifecut」の最後のダンジョンなんてあの音楽がなかったらとてもクリアできんかったよマジで。
FSRのサントラは名曲アレンジよりオリジナル曲の方が傑作揃い。とくに「WELCOME TO LOSPASS」はシルバーのダークなイメージを根底からひっくり返すリゾート感溢れる名曲。
あーそれで思い出した。KIller7でなんか物足りないなーと思っていたのはOPムービーがないことだ。センス勝負のghmゲームの魅力が手っ取り早く伝わる部分なのに。
んで今サントラ聴きながらこれを打っている訳です。「Sweet Relief」この曲がすごく好きで、じっくり聴きたいがためにセルティックの階段でうろうろしてたなあ。「Rave On」のイントロ聴くと「Dr.スランプ　アラレちゃん」思い出すのはあてくしだけですかい？訳もなく階段を上り下りしたくなりますな。ってなんで階段のことばっか…あと「Succession」聴くとあの辛かったクララ・キバ戦を思い出します。楓のズーム機能を知らずにずーと肉眼で脳味噌狙ってた思い出よ。

ゲームの音楽って、下手すると何時間も延々聴かなきゃいけないハメになるから結構大事なんですよね。ダンジョンで煮詰まってる時にダサダサなBGMを聴かされるとディスク割ったろかっつー気分になります。逆にシーンにハマった魅力的な音楽はゲームそのものの価値を上げることだってある訳で。だからこうしてサントラも買っちゃうんすよ。
そういえばカプコンの携帯サイトにKiller7の着メロが入ってたんで速攻聴いてみたんだけど、ぶっちゃけこりゃダサいべ。「Blackburn」は女性スキャットがシンセ音で入っててガックリ極まりなし。元の曲がどれだけカッチョイイかは公式 のBGMになってるので一度聴いてみてくだされ。

ところで今ghm公式行って知ったんだけど、シルバー事件解禁＝新作とゆうスダ56が！うひょーめちゃくちゃ期待しちゃいますよ？信者上等！

Killer7に関するメモ（既出上等）

●ガルシー＝ステップ説
FSRのファンブック出してきて確認したけれど、確かに似ている。髪型といい、服装（袖の長さは違うが襟元とか色とか）といい、フランス系の「エミール」という名といい、引っかかる部分はかなり大きい。
●母親＝キャサリン
単なるファンサービス的言葉遊びなのか、ガルシーの能力が「銀の目」絡みなのを言外に匂わせているのか。（FSRのキャサリンの中に銀の目が入っているというのは須田本人の発言）
●複数の「銀の目」が同じ場所に同時に存在すると時間の流れが狂う＝時間についてクン・ランがそれらしき発言
もしそうとして、また「銀の目」オチかよ、というのは正直本音であります。

関係ないけど、カウンターアタックが決まると気分が良いなあ。全員分のを見たけどどれもメチャメチャカッコいい。

(略)その9

やっと全クリアしましたーーー…
ラストの「獅子」はマツケンを殺る・殺らない、両方やってみましたが個人的には殺らないENDが好き。やっぱ日本人じゃけんのう。あとホテルでのコヨーテの下着はふんどしなのかハイレグパンツなのか気になります。
いやしかしあれだね、結局この世界はハーマン＆クン・ラン、２人の神様の気まぐれによって転がり続けますよ、って話だった訳ですわな？そんな神様のゲームの駒として使われたのがガルシーとゆう１人の貧乏黒人だったと。個人的にはガルシーの千里眼というのも一種の妄想だったのではないかと思っております。
んじゃあヘヴンスマイルって何かっていうと、それはやはり自爆テロリストが妄想ヴィジョンを通す事で怪物に見えるようになったということではないだろうかと。まあ当たり前のことしか思いつきません。
ダンの死亡時期に関する謎はもうワケワカラン。ただ、ホテルでの事件こそがガルシーにとっての事実なんだとすればカーティスに殺された過去は後付け妄想(ガルシーの脳内で生きるダンが語った己の最期)という可能性もアリなんではないかと。
鳩書簡とか学校のテープの内容はちゃんと検討したら矛盾出まくりな予感がしますが、もうお手上げ。とりあえず8月に出るらしい副読本を待とうと思います。
コンプリートガイドのQ＆Aも信憑性が怪しいしねえ。目の見えないコンが親子連れをうらやましそうに見ていたってオイコラ。須田連れてこいやー。しかしケヴィンがハードゲイとはびつくりじゃん。

以下ゲームに関しての感想。みんな言う通り、PS2版ロード時間長すぎです。処理落ちもしょっちゅうあったし、まあヌルゲーマー的にはおかげで助かった部分も多かったのですが。ぬるいシューティング好きとしては敢闘モード程度がちょうど楽しめるレベルでよろしい。ただ謎解きはもっとヒント少なめでも良かったような。ゲームのボリュームも物足りなかった。
好きなシナリオはやっぱ「邂逅」でしょうか。アヤメの気の狂った設定とか、ダンとカーティスのガチ勝負とかたまらん。あと「分身」もあのくだらなさがツボにはまった。一番嫌いなステージはやはり「落日」後編の角ビルかな。フロアの角曲がった途端にHSとぶつかってドカンとか勘弁してくださいよホント。嫌いな敵はジャイアントスマイル、バックスマイル、ブロークンスマイル、あとマザースマイルもじゃ！逆に好きなのはデュプリケーター戦。卵から孵ったHSを倒しつつ「キヒヒヒ…」とコアに狙いを定めるのが楽しい。

いろいろ不満はありつつも本当に楽しかったので、心の底から続編希望なのですがぶっちゃけこの売り上げじゃまず無理だべ。一縷の望みを持ちつつ須田氏に次の仕事があることを願うばかりでございますよ（ひー）。

(略)その8

須田51のゲームは妄想とハッタリと格闘技ネタでできています。

「笑顔」前編クリア。冒頭でサマンサが、その後のムービーでミルズ死亡。やっぱこれも37564の運命なのかな。ガルシーん家の今まで入れなかった部屋（FORBIDDEN ROOM)の中ではハーマンとクン・ランが。意味ありげなセリフと共にガルシーを見てガタガタブルブルし始める。
来たよ来たよ。ちゃぶ台返しの予感がひしひしと。
大体、魅力的な世界観と謎をさんざん展開した挙句に最終章でどーんと「それ全部ナシだから！」とひっくり返すのがこれまでの常なので、「多層人格」なんつーツッコミ放題の設定からしてどんでん返す気満々だと思っておりました。ホテルユニオン（同盟という名のホテル）でのイワザルのセリフからしてもここが何らかのキーポイントになっているのは間違いない。最上階の床に敷き詰められた花が意味深。
攻略としては迷う事もなし。今まで出てきた敵総ざらえっぽく。タイマースマイル戦は楓で楽勝。
ところでホテルのボーイはエドで正解ですか？BGMもそこだけジムノペディでしたよ？

(略)その7

勢いづいて「分身」もクリア。
ってバカだ。バカすぎる「ハンサムマン」。オチはあまりに古典的でカックンだけども。
攻略的にあまり悩むところはなかったけど、漫画家の屋敷に着いたところで白の色見本がないのに気付きあわてて戻ってあちこち行ってなさそうな場所を探索。なんとかアトリエを探し当てて解決しました。しかし色見本には「作家の魂が宿っております」か。そうか…
魔銃復活したダンは文字通り暴君ぶりを発揮。ダブル＆トリプル貯め撃ちしまくり。ここまできたらダンメインに使おうと思います。
あと「エレクトロ＆ライン社」ってそれ電通じゃろ。キャラクターコンテンツをさんざん食い物にしてる諸悪の権現。トラヴィス曰く「定価が下がるって噂だべ」とかなんとか。怖いねえ。
しかしこのゲーム、どうやらダンとマスクだけが美味しいとこ持ってく予感。マスクなんか勝手に第3形態に進化してるしさ。楓＆コン＆ケヴィン＆コヨーテに関してはちょっとしたエピソードもないし、完全にイベント要員となってしまっているのがちょっと残念。
ムービー部分はXEBEC製作のアニメ。とにかくハンサムマン登場シーンのくだらなさは素晴らしい。「待てェーい！」「逃げてねェよ」のやりとりに笑った。アニメ版のダンは正直微妙。ポリゴンの方がカッコいいキャラってのも珍しい。

(略)その6

OK、コンプリートガイドとサントラ予約した。

我慢していた分を一気に取り返すべくさくさく進め中。
「邂逅」後編クリア。カーティス邸内のバックスマイルがウザいのでもう血液採取無視してマスクでドッカンドッカン力技で倒す。そしてセキュリティ解除に悩まされる。プロテクトスマイルの区別がいまいち判っておらず、マスクであれこれ試し撃ちしつつ倒してます。アヤメ(再)はやはりマスクで攻略。前編で汗拭くしぐさとかしてたけど、あれかぶり物やん！「天使」のラスボスとかこのアヤメの造形、ものすごい悪意を感じますね。
レーザースマイルは幾度となくガルシーに回収してもらいつつ楓でクリア。
探し当てたカーティスは少女誘拐して剥製にしているとゆうド変態。ダンとの師弟対決は燃えたよ。「鳩が鳴いた後、飛び立つ直前に撃つ」というコツを事前に学習していたのでタイマン勝負は楽勝でした。
毎回スージーの登場が楽しみになってる私であります。とんだブチ切れ少女だよ。トラヴィスもなんだかんだ言いながらとっても親切だしさ。こういう残留思念とダンたちみたいな殺人格との違いってなんなんだろう。

(略)その5

続きが気になって仕事に支障が出そうなので（ハァ？）、1日1時間と決めてやってます。携帯でタイマーかけて絶対だらだら続けないようにしてるんです。小学生か。
「邂逅」前編クリア。セラミックスマイルの「OH！」ってのがやたらムカツくのは私だけじゃないよ。最初楓でトライしたけどなかなか照準が合わずにモタモタしてるうちに後ろ追いつかれて爆殺されてしまうので、コンで適当に連射していたら何故か当たった。アヤメ・ブラックバーン・サバイブ（アヤメでサバイブかよ）はマスクで軌道の上をこれも適当に撃ってたらなんとか撃退。あと、バックスマイルうざすぎる。これもコンでめったやたらに撃ってなんとなく倒してるんだけど、時間がかかるのが難点。そろそろケヴィンの透明化能力がとってもありがたくなってきた今日この頃です。

ところでやっぱキラー「セブン」だから「ダン」なんだろうね。各章タイトル前のシルエットが明らかにウルトラシリーズですわ。

(略)その4

Killer7公式サイト

…と言う間に「雲男」クリア。思ったより短かったです。魂弾も出てこなかったし、第3話は本筋とは外れたエピソードって位置づけですかな。ウルメイダは最初コンで突入→出会い頭に爆死、次の楓であっさりと殺せました。ダイナーに貼ってあった写真の男ってサンダンス？初期のムービーには出てた記憶があるんだけどな。それにしても「ウルメイダさんの味」ってのにはちょっと頭クラクラした。

なんつーかこの、須田ゲーって師弟だったりライバルだったり同志だったり、そういう男同士の絆がやたら強調されてるとこがツボに入るんだけど、ただどれも「闘魂伝承」フレーバーなのが可笑しい。格闘技オタよのう。それを思うと同盟メンバー間の会話がないのがまことに惜しいです。開発当初は人格同士にも相性があって、ダンはガルシアンしか信用していない、とかなんだっけ、想像するだに楽しい設定がイロイロあったはずなんですが。ダンとコヨーテとか、絶対仲悪そうで萌える。アクション中心にする段階でその辺の設定全部消滅したみたいでとても残念ですわ。
そして私はいよいよトラヴィスに夢中。ぶっちゃけこのゲーム一番の萌えキャラかもしれんべ。

Killer7プレイ中その3

仕事が本格的になってきたのでなかなか時間が取れません。
よっちらおっちら「雲男」に入りました。コンにスタミナリングつけて一点集中突破。ただこいつの特殊技能の使いどころがよくわからない。町中でダッシュしてみたらあっという間にウルメイダスマイル２匹に自爆されましたよ。
そして更にジャイアントスマイルにやられまくり。勘弁してください。

そう言えば、PS2版はGC版に比べてそうとう表現が緩和されてるらしいですね。ショボーンですよ。残酷表現は仕方ないとしても、エロ規制はなあ。「雲男」の冒頭のサマンサのシーンも、オナニーなのか騎乗位でセックスなのかわからん。ハーマンが役に立つとは思えんからオナニーで正解なのかちら。鳩書簡とかウルメイダの演説の「射精」も「放出」に変えられているらしくてなんかつまんないな。