今回のドライブは、紅葉を見ることを目的として出発しました。
たどり着いたのは、ミュージアムパーク・茨城県自然博物館。
たしかに中の展示物は私の興味を惹き、ビジュアルで生物の世界を体感できるすばらしい施設でした。
しかし、どうでしょう。
まだ、紅葉を見られていません。
このまま紅葉を見ずに、ドライブは終了か・・・?
博物館の外、野外施設へ。
東京ドームの約3.5倍ほどの自然公園となっています。
眼下に流れる水場は、
自然博物館からは遊歩道が伸びており、対岸まで行くことができます。
ですが今回は対岸には行かず、博物館内のみを歩きます。
この日の紅葉は、まだまだ色づき始めといった具合。
美しいカエデの葉。
色づいていても色づいていなくとも、赤子のような葉の形が美しいと思わせるのでしょうね。
この日は快晴。
カエデの葉がもう少し色づいていたら・・・とは思いますが、まぁいいでしょう。
菅生沼とは別の水場。
こちらは自然博物館の敷地内にあるとんぼの池。
この日はトンボはあまり飛んでませんでしたが、
カルガモが羽を休めていました。
水門のような橋。
とんぼの池の様子がよくわかります。
ですが池の反対側は水がなく、水門はただのフェイクです。
橋を渡り少し歩き、
古代の広場という空間へ。
「古代」を象徴しているかのような石の砦、こちらはトイレとなっています。
ここで少々休憩。
石の砦ならぬ石造りのトイレからのながめ。
こんな感じの砂場がひろがっていました。
園内をそぞろ歩き、
わずかに進んでいた紅葉を愉しみました。
これは柿・・・ではなさそうです。
からすうりって まっかだな
童謡「まっかな秋」で出てくる意味不明な存在であった「カラスウリ」ってこれなんだ~!と、少しだけ感激しました。
この「まっかな秋」という歌はしばしば小学生に替え歌にされてしまいますが、かくいう私もそのひとりでした。
○○○のおしりも まっかだな
これを口ずさみ、女王様のご機嫌を害したことはいうまでもありません。
園外へ出るゲートに到達しました。
おやおや、1組の家族が立ち往生しています。
どうやら子供が誤ってゲートを出てしまったようです。
ゲートは回転ドアとなっていますが、いったん出てしまうと後戻りはできません。
この園内はすべて有料ゾーン、再び入るにはまたも入場券を買う・・・その必要はなく、1回入場券を買ったら終日有効です。
とはいえ、壁の向こうにひとり立たされた幼子に、再び入場してゲートまで戻ってくるのは難しいことです。
そうこうしているうちに博物館の職員さんがやってきて、通用口を開いてあげました。
壁に隔てられた家族は、感動の再開を果たしたのでした。
我々も、当初の目的である紅葉の観賞をいちおう達成し、博物館を後にします。
時刻は午後2時を回りました。
お昼はとうに過ぎましたが、いまだ昼食をとっていません。
私が目をつけていた、一風変わったカフェで食事をとるべく、再び千葉県へ戻っていきました。
完全私的旅「紅葉ドライブ2017」最終話に続く。
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