バリクパパン通信

刑期3年のインドネシア流罪(駐在)の奮闘記

エネルギークライシス@バリクパパン

2012年03月21日 | 日記
この日の朝は大渋滞です。
この状態で一時間まったく動かず。
この道路、本来は片側一車線ですが、こうなると行った者勝ちの無法状態。
隙間があればバイクが入り込んで、ついには誰も動けなくなってしまいました。

原因は1kmほど先の給油所。まだ、開店前ですがもうすでに500mくらい車が列になって開店を待っています。
これが片側車線をふさぎそこに対抗する2台のバスが一歩も譲らず渋滞となったようです。

ところで最近、バリクパパンのガソリンスタンドが全部こんな状態で長い行列ができます。
理由は4月からガソリンの価格が上がるとのうわさがあり、その前に入れとこうという駆け込み給油のようです。
カリマンタンでは日ごろガソリンの供給が不足気味で何かというとすぐに売り切れになります。
それもあってパニクってスタンドに駆け込んだのでしょう。
バリクパパンには大きな製油基地があり、ガソリンの都市と呼ばれているのに供給実態はこんなもんです。
そうそう、会社の人に聞きましたが値上げは4月から実施かどうかまだ正式な発表はないそうです。

さて、この渋滞。一時間で解消しました。
この渋滞の中に東カリマンタン州知事が巻き込まれていたようで、
州知事はオートバイの後ろに乗って空港へ向かいましたが
彼の護衛についていた警察官が残り交通整理に当たり解消ました。
一応行政によって起こされた問題は行政によって解消された??