バリクパパン通信

刑期3年のインドネシア流罪(駐在)の奮闘記

ミンタの国インドネシア

2011年09月07日 | 日記
ミンタとは「頂戴」の意味。
インドネシアは発展途上国です。先進国と発展途上国の違いの一つは公務員の質。

こちらでは警察官、通関職員、郵便局員みんな何かにつけてお金をミンタします。
個人宛の国際宅急便は100%開封され、郵便局どめで配達されません。
取りに行くと、invoiceで申告した価格に何か分からん計算をした関税を支払わないと受け取れません。
価格はもとの価格に送料を足してそれに関税率を掛けているようです。

通関ではとりあえず高いものを見つけて、その価格を聞いてそれに何か分からん計算式で計算したお金を払わないと通関できません。
高いものは電子機械の類が狙われます。昨日は知人が魚探を持ち込もうとして摘発されぼったくられました。
はこの手のミンタのあったら自衛策は価格を安く申告することです。被害が少し軽減されます。

入国審査官も最近ジャカルタで結構ミンタがあったようです。
VISAに因縁をつけてこのVISAでは入国できない。お金を払えば俺が何とかしてやる。といった類。
さてこんな手口で徴収したお金の行き先は・・・・職員のポッケにと言うのがこちらでの常識。
ミンタと言えば、五輪まゆみのこんな話が。
五輪まゆみの「心の友」。かつてインドネシアで爆発的にヒットしインドネシア第二の国歌と言われたくらいヒットしました。
その頃、五輪まゆみは一度インドネシアに来たのですか、二度と来たくないと言ったそうです。
理由は、コンサートの場所の先々で警察署の高官とか市役所の高官が歌詞の審査をするとの理由で何度も歌わせたそうです。
それもあらかじめいっぱい人を呼んでおいた場所でです。

いまだに公務員の質は当時とあまり変わっていないようです。
まだまだです。

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シンガポール

2011年09月07日 | 日記
飛行機の遅れでシンガポールに一泊する羽目に。
空港のコーヒーショップでコーヒー頼んだらスプーンの代わりにレンゲで出てきた。
味は最初から砂糖とクリームがたっぷり入った超甘~いやつ。
まずい!つくづくシンガポールは中国圏であることを思い知らされる。
オーソドンクスにスタバにしときゃよかった。

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