基本的な大枠については完成しました。
↑ 心配していた重力リングもピッタリ合っています。
ズレの修復の微調整にかなり手間取ってしまい
並行作業予定であった、各種パーツ群の塗装等が未着手です。
又、LED組み込みについても詳細が決め切れておりません。
決まっているのは天板にある観測ドームだけです(笑)。
ココは既にLED組み込みは済んでいるし
電源もボタン電池1個なのでスペースも取らず取り付けるのみです。
操作パネル箇所のライトアップは少し変更必要です。
当初予定の複数のLEDチップを本体下部に収納予定でしたが
内部にそんな余裕はほぼありません。
残された方法はLEDをチップをロケット型にして
光量を増やし
操作パネルには複数の穴開け加工を施し
光漏れを利用して再現する方法です。
大きなジオラマ等では貧相ですが
この大きさですから、何となく見えるかな?と考えます。
各スイッチ類の再現さえ、丁度良いサイズの改造パーツが無いし、ね。
後々のメンテも部材が少なく容易です。
ココで一旦、本体をシルバー塗装します。
サンダーバード5号は全体がシルバー塗装のイメージがありますが
↑ プロップを見る限り、シルバー塗装は一部。
実際にはグレー数種のトーンで塗り分けています。
長年デザイナーで撮影立ち会いをして来た私が推察するに
本来、反射が強いと白飛びする為にラフ版セットには苦労します。
短時間で撮影をこなさなければならない現場では
強いピンポイントのライティングで光沢感を出したりします。
尤もサンダーバード5号がそうだったとは言い切れませんが、
写真を見る限り下地のシルバーの上にグレーを重ね
其の後、鉛筆などでラインや汚しを入れていると思います。
それが証拠に、ゴールドの重力リングは全面的に反射しています。
汚しで濃淡を作り、ハイライト部分を光らせ
機体全体がシルバーである様に見せる。
この映像マジックは、当時のテレビがまだまだモノクロが
一般的であった事を踏まえると、天才集団だったと感じます。
プロップ画像には撮影中の手直し跡に気づきます。
事実、最近YouTubeで公開されている解説では
2号は度々塗り替えられるので、同じグリーンとはいえ
6色存在する。とか、、、
理由は、損傷で一番酷い時は機体右半分が噴き飛んだとか・・
2日で修理したがカメラに映らない部分には
塗装もままならず材料が剥き出しだった、と。。。
大変なんですねぇ〜〜〜
話しは更に脱線しますが、ついでに言うと
2号の着陸シーンで噴煙用の火薬を詰めた瓶が
ヒビが入っていたらしく発火の瞬間割れてしまい
予定以上の噴火が起こり、
重い2号が本当に浮かび上がったと・・・
それがあまりにもリアルだったのでそのままOKテイク。。。
色々あるんですねぇ〜〜〜
そんなこんなですから、サンダーバードメカのプロップ写真は
接着(?)溶接(?)跡が見えてますものね。
ですから、メカ形状やフォント等をキッチリ押さえておけば
それ以外の塗装なんてモデラーのイメージで良く
傷跡や修正残りなんてあって当たり前、、、
カーモデルであれば、ツヤツヤに磨いたりしますが、それも不要。
(雑で良いとは言いませんYO)
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