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ばくっちの巣穴 ドット blog

熱しやすく冷めやすい。新しもの好き、ばくっち

週末の収穫

2013-06-10 | 巣穴の暮らし
一昨日の土曜日は畑の日。
観察、キュウリの子蔓の摘心(?)、収穫をしました。
観察では、ナスに半身萎凋という病気が出ていることが判明。
枯れはしなくても成長が止まってしまうので、本当の畑では抜いて
しまうそうですが、農大では経過を見るのも勉強ということで
このままにしておくことになりました。
アザミウマやハモグリガなどの虫も付いていて。
そりゃ虫だって鳥だっておいしいもの食べたいし、
そこは我々との戦いなのだ。

あとはキュウリ、ナス、ピーマン、大根、小松菜の収穫あり。
浅漬けやら麻婆茄子ピーマン豆腐やら大根葉+ジャコのふりかけ
などなど…週末からヘルスぃ~なベジタリアンになっています。
てか、新鮮なうちに消費するのが大変!

<余談>
畑でモンシロチョウを何匹も見かけたので、大根の葉についてた卵を
取り分けておいて孵したら…コナガだった。ショボーン。

<余談2>
以前、このブログで酷評?した「スーパー能『世阿弥』」が
できるまでのドキュメントがEテレで放送されます。
6/15(土)23:00~「ETV特集 スーパー能 ~650年目の革新~」
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0615.html

本日の畑

2013-05-25 | 巣穴の暮らし
今日は市民農大で農作業の日。
オクラの定植、トマトとキュウリの誘引、キュウリと小松菜の収穫がありました。

写真は手前から、大根、枝豆、トマト、ナス。
この手前に里芋、小松菜、オクラ、葱、韮などあり。

ポトス伐採

2013-05-20 | 巣穴の暮らし
ポトスらに 流しとられて カップめん…


去年から1年かけてジャングルみたいに延び放題だったポトスを剪定(てか、もはや伐採!)したのですが…元気が良すぎて捨てるのも忍びなく、とりあえず流しでキープ。
少しずつ挿し芽にしてるけど、追いつかん。洗い物もできん…。
というわけで、心ならずも、いや本当に残念ながら、本日カップめん

まさかの地下足袋デビュー!

2013-05-11 | 巣穴の暮らし
地元市報の〔市民農業大学 受講生募集!〕に応募したら、1.73倍の高倍率をかいくぐって当選。“入学”してしまいました。
この4月から週末の午前中は、自転車で15分ほどの市民農園に出て畑仕事をしています。
開校式で市役所の担当者さんが「防水できる長靴か地下足袋をご用意ください(キッパリ)」と、言ったときは、正直「ヤバい企画だ、これ…。」と、凹んだものです。
が、しかし、まさに〔自分で撒いた種〕。責任を取るべく、とりあえず手持ちの長靴で行ってみたのですが…あれ?みんななんで持ってんの?!ってなくらいの地下足袋率。
しかも、講師の先生方(プロの農家さん)はじめ、みなさんかっこいい…。長靴でカッコつけたつもりが、かえってカッコ悪かった。ゴワゴワして重たいし。

むむむ…。かくなる上は…(フンっ!←鼻息)。

てなわけで、急遽通販で取り寄せたら、今日届きました。足袋なんて成人式以来だわ。コハゼの止め方も忘れてた。
この機を逃せばまず一生、 地下足袋なんて履くこともないので、これでちょっと試してみます。(気に入って会社でも履いてたりして、来月のわたし。)

肝心の畑のほうは…
すでにトマト、キュウリ、ナス、ピーマンの苗を定植して、枝豆、大根、小松菜、トウモロコシ、の種を撒きました。あと里芋の種芋。
いずれもビックリするほど成長が早い。収穫が楽しみです。

パソコン不調なう

2013-03-02 | 巣穴の暮らし
ウイルスバスターのアップデートがエラーでうまくいかなかったのが始まりで…アンインストールだの復元だの、いろんなこと試しながら、3時か。

BSでクラプトンのコンサートやってる。洋楽にはウトいから名前しか知らないけど…世界的なミュージシャンだし、世界中のミュージシャンからカバーされてるし、さすがの私でも聞いたことある曲はいくつかあった。
いま会社で席が隣り合ってる部長の机に、いつだったかクラプトンの本が置いてあったのを思い出し。そういえばバンドやってるとも言ってたし。ほうほう、こういうのを目指しているのだな。

あ、今夜何度目かの再起動オワタ。ちっと様子見に行くか。

古事記と時間軸~国誉めならぬ、師誉め…。

2013-02-09 | 巣穴の暮らし
少し前の話。先生が出るというので、1月27日に銀座で行われた首都圏記紀シンポジウム「古事記と時間軸」に行ってきた。
奈良県の主催で、古事記や日本書紀にゆかりのある自治体(三重、和歌山、島根、宮崎)の各知事さんが集まってディスカッションするという企画。工藤隆氏の講演は、その基調講演として「古事記誕生の始源にさかのぼる~長江流域神話歌・歌垣から考察する文字以前の古事記のルーツ」というタイトルで行われた。持ち時間の90分はオシゴトである大学の講義と同じ時間だから、体になじんだ長さだったのでは。配られた資料のトピックはこんなかんじ↓

★神話とは何か、★古事記研究と古事記以降の書物の研究との決定的な違い、★<古代>を<古代の古代>と<古代の近代>に分ける、★「神話の現場の八段階」モデル、★原型生存型文化に素材を求める、★長江(揚子江)流域少数民族文化を主たる素材とする、★長江流域文化帯は「照葉樹林帯」と重なる、★アニミズムとは、★「草木言語」、★自然との共生と節度ある欲望、★長江流域少数民族の神話は歌われている、★古事記には歌垣文化の影響が濃厚である、★古事記と近代国家と天皇制、★出雲(島根県)と熊野(和歌山県)、★奈良県・三重県・宮崎県・島根県・和歌山県の文化基盤はアニミズム系文化、★古事記と近代日本

こうして羅列すると一貫性が無いようにも見えるけど、”工藤古事記”は、古事記そのものの研究でもあり、古事記研究論でもあり、古事記から派生した日本論・地球論でもあり、古事記を軸にしていろんな方向にいろんなことを論じることができるのが”売り”だから、オムニバス形式のようになるのはフツーのことだ。
たとえば…古事記だってドラえもんのポケットから急に出てきたわけではなく、その前には縄文時代からの膨大な時間の積み重ねがあったこと、その部分をできる限り論理的に想像する”ホログラフィ的手法”の提案、急激な近代化を受け入れながらアニミズム文化も残している日本の自己分析と今後の身の処し方…など。
もちろん、古事記の多面性のうちの”ある一面”として、ファシズムの道具になりうることは前の戦争で証明されたけれども、それに懲りて敬遠するばかりでは宝の持ち腐れ。世の中のどんなことにも良い面と悪い面はある。インターネットは便利だけど、犯罪の道具にもなれる。火は暖かいけど、間違えば火事になる。古事記だって同じで、取扱上の注意点を踏まえていればいいのだ。前の戦争以降、行き場を失ってしまった日本人のアイデンティティを穏やかに支えることだって可能だと思う。また、もうひとつ特徴的なのは、現代から未来の日本論、地球論に応用できること。あー、長い。続きはまたの機会に(笑)
そんなわけで、古事記とは1粒で2度ならず何度でも美味しい、奥の深いコンテンツということですな。でもさすがは学者、論理武装がガッチリしているので、本で読むと、よっぽど頭のいい人じゃないと言ってることが伝わらなかったりするので、こういう講演の形で接することができれば、より理解されやすいと思う。私だってたまたま先生のゼミが出発点だから利いたふうなこと言ってるけど、まっさらな状態から先生の本だけでは全く歯が立たなかった。だからこそ、もっと普通の人にも楽しんでほしいと思うのだ。今までの常識にとらわれずに、この一見不思議な感じを柔軟に受け入れた人だけが、知的興奮を共有することができる。なんて言うとなんだか宗教みたいだけど、そうではなくて、先生が言ってることはすごく当たり前のことであって…。

そして今回改めて気づいたことは。先生のプレゼン能力は確実に向上している!(←お前は何様だ…)
いや、でもほんと。雲南から帰ってきて間もないころ(具体的にはアジア民族文化学会の前身「少数民族文化研究会」のころ)の先生には伝えたいことがたくさんありすぎて、ほとばしるように喋って、ビデオ流しまくって、時間切れでハイ終了!ということが多かった。そんな熱いプレゼンも魅力的だったけれども、この15年で先生の中でもいろんな整理ができたんだと思う。材料(取材データ)をいろいろなやり方で調理して、出来上がりも味見して、今では順序だてた美しいレシピを作ってみんなに伝える、という段階まで来たのだ。これからさらに進化していく様子を私は…一凡人として見続けていきたいと思う。

なーんてね。今日はちょっと先生を褒めすぎた。次回遊びに行ったときはしこたまご馳走になることとします。

寒いけど明るい

2013-01-26 | 巣穴の暮らし
寒い。
けど暖冬はきもち悪いので、それなりに寒いほうがいい。
それでも少しずつ日差しが明るくなってきている。
緑黄色野菜の自家栽培も進んでいます。

明日は銀座で工藤先生の講演+シンポあり、ヤジを飛ばしに行く。
主催は奈良県。+三重、和歌山、島根、宮崎。
もう既存の施設やテーマパークで人を呼ぶ時代ではない。
神話的な素材を見直して、観光資源にもしていこう、という意図か。
社会が成熟してきた証拠なのかも。

記紀・万葉プロジェクト
首都圏記紀シンポジウム「古事記と時間軸」
http://www.ech.co.jp/kikisympo2013/#