闘魂注入されたし！

ロシア系ガチンコファイトって僕のお気に入り・・

ってのは何回もここで言ってきたことだけど、

その為に老舗のクリスタルフィルムが実質活動停止状態に

なってしまったみたい。

アメリカのＹａｈｏｏグループからのメールでそんな話が

チョロっと出てた。

向こうで有名なガチンコ系といえば

クリスタルフィルム、ＵＳＡＰｕｂｌｉｃａｔｉｏｎｓ、

今は無きＡｓｉａｎＣｏｎｎｅｃｔｉｏｎ、

新しいとこではＥＣＮＷＣ、ＣｈａｏｓＶｉｄｅｏとか・・。

そして、今の現状を言えば

ロシア系にすべて占領された状態だ。

ＵＳＡもガチンコ系はほとんどロシアものばかりになって、

Ａｓｉａｎはもう新しいものは作らないらしいし、

ＥＣＮＷＣもほとんどロシアものでオリジナルはちょろっと

おまけでついてる感じだし、

Ｃｈａｏｓにあっては元々僕がロシアものを知ったのも

このサイトだったため今でもそれがメインである。

そして、クリスタルフィルム。

それまでガチンコだったらうちが一番と自負していたようだが

ロシア系のすばらしさにすんなり負けを認めてしまったらしく

これ以上は製作してもロシア以上のものは作れないと悟ってしまったようだ。

アメリカのアングラな感じが好きでビデオマガジンはずっと買い続けていたが

２０が最終刊になってしまった。

寂しい限りです。

日本でもＦＦＣが活動休止されるようです。

ガチンコはやってる側のリスクが多い反面、闘いは単調になりやすく

マンネリが一番怖いものです。

プロレスはそのマンネリ部分を選手の想像力と表現力でカバーしてますが

そこまでガチンコしている女性に求めるのは苦です。

ロシア系もパンチ主体や掴み合い主体など闘い方のバリエーションを

変えたり、コスチュームやシチュエーションを変えてみたり

いろいろ試行錯誤しているようです。

でも、最終的にはやってる女性の気持ちの強さ、根性が

試合の出来の良さに比例していくものだと思います。

やられても、やられても立ち上がってファイティングポーズをとる姿が

女子プロレスとリンクしてロシア系は僕の心を打ち抜いたんだと思います。

そこまで激しく闘うのは無理だとしても、

その根性を見せて闘う姿勢はレスリング勝負や打撃無しのキャットファイトでも

参考にしていただきたいです。

そこはやはり本人達が本気で真剣に闘ってこそ成しえるものです。

エンタメを意識しすぎたものなんかにはとても出来ません。

甲子園で高校球児が感動をよぶ試合をするのは

その真面目さ直向さと練習を頑張ってきた根性と勝ちたいという強い気持ちから

プロより非力な高校生が思いもよらない奇跡をよんだりするからです。

日本人にぴったりじゃないですか？そういうのって。

これこそ日本の伝統じゃないですか？

やたらと合理的でスマートに外面から鍛えるより

内面的な精神から鍛えるものがあるじゃないですか。

ガチンコ超大国ロシアと対抗しえるのは

そういう精神を持ち合わせたアジア系の特に日本人じゃないかと

つくづく思います。