『検査』をすることの意味・・

アバスチン単剤３コース目から約一週間が経過しました。。。




相変わらず・・・というか、副作用らしい副作用は今回もありません。

前回、寝違いと発覚した背中の筋の痛みも、それ以降はありません。



体調は極めて順調・・・と言いたいところですが、やはりそれ以前からあった

癌自体が原因と思われる胸痛や縦かく痛、そして息苦しさはまだあります。

むしろ、徐々に強くなってきているような感じです。



痛みの方は、鎮痛剤のロブを１日３回きっちり飲んで、それでもたびたび

胸や縦かく部が、キリキリ、チクチク痛む感じです。

また、強めの咳が出る時には、肺全体に響くようなズシンとした鈍い痛みが

あります。これも以前からあったものが強くなってきたと思います。




息苦しさは、やはりふとした時に、はっ！と苦しくて息を吸い込む、といった

感じのことが増えてきました。特に横になっている時に多いです。






・・・そういえば、最近こみいった検査をしていないなぁ、と思い、次回でも

主治医に、ＰＥＴや造影ＣＴ、頭のＭＲＩなどを提言してみようと思いました。



でも、本来なら患者の方から言うのではなく、医者の方から言ってくれるもの

ではないのかなぁ。。。と思ったところで、ふと考えてしまいました。






「末期がん患者にとっての“検査”って何だろう？」と。




積極的な治療を行っている時は、検査によって新しい転移や病変を把握し、

抗がん剤を選らんだり替えたりなど、それを治療に生かすことができます。



しかし、もう治療が終わった、または治療の選択肢が無い患者にとっては、

検査というものの意味がなくなってきてるのでは、と。



簡単に言ってしまえば、たとえ検査で転移が見つかったとしても、治療法を

変えたりすることはできない。

検査ではなく、患者の体感として痛みやつらさが発生した時に、その苦痛を

和らげることしかできない、ということなのだろう。





つまり、今やってるのが最善、もしくは他に選択肢がないのだから、検査の

結果が悪くなっていようと何も手立てがない、






ゆえに、「検査の必要がない。」






そうゆう事なんだろう、ということに、今さらながら気づいてしまった。






勿論、今の自分がもう検査不要の患者だと思っているわけではないが、きっと

主治医から積極的な検査の提言がない、ということは、そうゆうことなのだと

思わざるを得ない。



実際、主治医の考えとしては、僕が今後どんなに悪化しても、転移があっても

治療として選択できるのはアバスチンか無治療しかないのだから、検査自体に

大きな意味がない、と考えているのだろう。






治療方法がなくなる、ということはそうゆうことなんだ・・・、と思ったら、

なんだか、ポッカリと穴が空いてしまいました。。。








まぁ、先にも書いたとおり、決して積極的治療をあきらめた訳ではないので、

やはりアバスチン単剤の奏功を見る意味でも、次回の診察の時にしっかりと

した検査をお願いしようと思います。







・・・梅雨とはいえ、千葉は雨も少なく湿度が高く、すっかり夏のようです。




来週は地元のお祭りが２つも重なり、ますます夏模様となりそうです！

嫁のママ友や、上のチビの幼稚園の友達などとの賑やかな交流や、

悪友たちとのバーベキュー大会など、楽しそうなイベントも沢山ありそうで、

今からワクワクしています。。。（＾＾）





楽しい思い出をいっぱい作る夏にするぞ～～～！！　ｐ（＾＾）ノ




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