
今生のお別れ…になってしまう覚悟もなく また 近いうちに 会えると思っていたお別れもあった…。
お見舞いに通ううちに、次第に詳しい病状を知り… 観念し 覚悟を決めて 最期を看取った 別れもあった…。
喪った寂しさは 共に過ごせた年月の幸せと愛しさゆえに 深まるばかり。
でも 現実を変えることはできないから、と、奥の引出しに やがてはしまいこむけど 思い出は 手離せない。
今日は 6歳の時から 可愛くて やがて 頼もしくなった 息子の同級生の弟であり、私の大事な 歳の離れた友人が、就職のため、関東へ旅立つ日でした。
ツィッターで、列車の時間を知りました。
見送りに行けば、大泣きしそうで、メールのやりとりだけを…。
月末には、9年間 お世話になった 読み聞かせでうかがっていた幼稚園の先生が退職されます。
自分も 仕事、そして 主だった活動を 来月 2日の書類提出で終えるので、この間にお世話になってきた方々とお別れします。
例年になく 別れが多い 年度末になりました。
ただただ 寂しくて。
あぁ、もう、人間関係は深めたくない…。新たな出会いも、もう求めたくない…。
そうやって、落ち込んでもしまうけれど 生きるというのは、この別れもまた 必然なのですよね……。
お別れする おひとり、おひとりへ、会えなくなっても、ご健康と、お幸せを祈ろうと思います。
今日は 久しぶりに 次女とお気に入りのカフェへ。
ここへ来る前に、車のなかで 知人のブログを ぼろぼろ泣きながら読み…。
つい無口になってしまった私を、あたたかな飲み物は、癒してくれるようでした。
想いはあっても 知人には メールすらできませんでした…。
電子文字では 今日の私の想いまでは伝えてくれない気がして できませんでした。
そっと、そっと、手をあわせ、祈るだけにしました…。