7月13日午前10時から、兵庫県教育委員会主催の
「兵庫県立高等学校の通学区域のあり方説明会」が産業交流センターで開かれました。
保護者40名、教師68名、その他31名の139名の参加者でした。
さまざまな課題の解消と子どもたちに望ましい学校選択を可能にするため
通学区域の変更を検討した。
素案にご意見をいただきさらに検討する。魅力ある学校が増え
子どもたちの選択の幅が広がり夢が大きく膨らむことを期待している。
と説明されました。
でも、会場からの質問に対する県教委の回答は首を傾げたくなるようなものです。
1月にも意見交換が行われ、たくさんの意見が出されましたが、
今回の素案にはまったくその内容が取り入れられていません。
明石学区は5校から加印・北播と合わせて20校に増えます。
報道では通学は90分以内になるといいますが、新しい学区では、
明石から一番遠い高校までの通学時間は片道2、3時間です。
県教委は「遠いところに通学し、時間・経済的負担が増えることもある。
貸与だが奨学金や、交通費への奨学金がある。
また国が給付型の奨学金を検討をしている。」と答えました。
奨学金は全額をカバーするものではないし、貸与されたら返さなくてはなりません。
国の給付型奨学金は未定の話です。
現在、兵庫県内の41市町のうち17の市町から、
学区の維持、学区拡大反対の意見書が提出されている。
前回の説明会では地域の意向を聞くといわれていたが反映したのか?と問われ、
「現在の学区を割らずにほかの学区と統合するよう配慮した」と首をかしげたくなるような回答をされていました。
明石市長も出席し、
「明石市は意見書を提出しているが意向が反映されていない」と発言しました。
学区拡大した他県の調査を行ったというが、
その県の教育委員会にアンケートを送り、回答してもらうだけで、
生徒の通学時間や交通費の変化、序列化が進んだかどうかなど、
実態は調査していません。
また「東日本大震災では帰宅難民も出た。
安全を考えれば親としては近くの学校にやりたい。
子どもたちの安全面は考慮したか」という質問には、
「災害時の安全については(検討会の)議論の中ではまったく出てきていない」という回答。驚きました。
子どものための学区拡大であれば、検討する必要があるのではないでしょうか。
学区が広がって、競争が激化する、地域の学校に通えなくなったり、子どもも保護者も時間や経済的な負担が増えるのでは。行きたい学校に行ける子は成績上位の子だけで、それ以外の多くの子どもたちには厳しくなる。説明されれば説明されるほど、不安が広がる説明会でした。
小中学校の保護者からは、
「当事者は子どもと保護者。
学区拡大は重要なことなのになぜ、各学校に出向いて丁寧に説明しないのか。
PTAで希望したところには説明に行ってあげますという態度はおかしい。」
というもっともな意見もでました。
素案は決定ではなく、みなさんの意見をうけて最終案がつくられます。
県教委は県民からの意見を募集しています。
どなたでも県教育委員会のホームページから、
メール・ファックス・郵送で参加することができます。(7月29日締め切り)
学区拡大素案へのパブリックコメントはこちら(県教育委員会ホームページへ)
小中学校の保護者には、7月初めに素案の説明と、
意見募集のプリントが配布されています。
学区拡大についての皆さんの声を送りましょう。
賛成、反対を問う欄はありませんが、
意見のある方ははっきり賛成、反対と、
意思を明確にすることが効果的だと思います。
「兵庫県立高等学校の通学区域のあり方説明会」が産業交流センターで開かれました。
保護者40名、教師68名、その他31名の139名の参加者でした。
さまざまな課題の解消と子どもたちに望ましい学校選択を可能にするため
通学区域の変更を検討した。
素案にご意見をいただきさらに検討する。魅力ある学校が増え
子どもたちの選択の幅が広がり夢が大きく膨らむことを期待している。
と説明されました。
でも、会場からの質問に対する県教委の回答は首を傾げたくなるようなものです。
1月にも意見交換が行われ、たくさんの意見が出されましたが、
今回の素案にはまったくその内容が取り入れられていません。
明石学区は5校から加印・北播と合わせて20校に増えます。
報道では通学は90分以内になるといいますが、新しい学区では、
明石から一番遠い高校までの通学時間は片道2、3時間です。
県教委は「遠いところに通学し、時間・経済的負担が増えることもある。
貸与だが奨学金や、交通費への奨学金がある。
また国が給付型の奨学金を検討をしている。」と答えました。
奨学金は全額をカバーするものではないし、貸与されたら返さなくてはなりません。
国の給付型奨学金は未定の話です。
現在、兵庫県内の41市町のうち17の市町から、
学区の維持、学区拡大反対の意見書が提出されている。
前回の説明会では地域の意向を聞くといわれていたが反映したのか?と問われ、
「現在の学区を割らずにほかの学区と統合するよう配慮した」と首をかしげたくなるような回答をされていました。
明石市長も出席し、
「明石市は意見書を提出しているが意向が反映されていない」と発言しました。
学区拡大した他県の調査を行ったというが、
その県の教育委員会にアンケートを送り、回答してもらうだけで、
生徒の通学時間や交通費の変化、序列化が進んだかどうかなど、
実態は調査していません。
また「東日本大震災では帰宅難民も出た。
安全を考えれば親としては近くの学校にやりたい。
子どもたちの安全面は考慮したか」という質問には、
「災害時の安全については(検討会の)議論の中ではまったく出てきていない」という回答。驚きました。
子どものための学区拡大であれば、検討する必要があるのではないでしょうか。
学区が広がって、競争が激化する、地域の学校に通えなくなったり、子どもも保護者も時間や経済的な負担が増えるのでは。行きたい学校に行ける子は成績上位の子だけで、それ以外の多くの子どもたちには厳しくなる。説明されれば説明されるほど、不安が広がる説明会でした。
小中学校の保護者からは、
「当事者は子どもと保護者。
学区拡大は重要なことなのになぜ、各学校に出向いて丁寧に説明しないのか。
PTAで希望したところには説明に行ってあげますという態度はおかしい。」
というもっともな意見もでました。
素案は決定ではなく、みなさんの意見をうけて最終案がつくられます。
県教委は県民からの意見を募集しています。
どなたでも県教育委員会のホームページから、
メール・ファックス・郵送で参加することができます。(7月29日締め切り)
学区拡大素案へのパブリックコメントはこちら(県教育委員会ホームページへ)
小中学校の保護者には、7月初めに素案の説明と、
意見募集のプリントが配布されています。
学区拡大についての皆さんの声を送りましょう。
賛成、反対を問う欄はありませんが、
意見のある方ははっきり賛成、反対と、
意思を明確にすることが効果的だと思います。
なんとしても、拙速な新制度導入は阻止していただきたいです。
先生よろしくお願いします。
こどもたちの間でも、
「明石の高校には入れなくなるかも…学区拡大されたらいやや~」って話題になっているんです。
明石の6校がどこにあるんかも知らない。というのんきな中学1年生もいます。
声を大きくすることが力になります。
一緒に頑張りましょうね!