明石西公園を廃止しないで

兵庫県立明石西公園は、年間19万人の利用者が訪れ、
地元の人たちに大変親しまれていますが、
兵庫県の第２次新行革プランで廃止の方針が打ち出されているのをご存知でしょうか。

兵庫県は明石市と神戸市に移譲する意向ですが、
立地が２市にまたがることなどから、現在のところ両市とも県に回答していません。

今日の午前中は、地元の皆さんと新町みちよ県議とともに、
明石西公園の存続を求め、県知事宛に申し入れをしました。

県担当課からは
「県は郊外型の大規模な公園の整備・管理、
小規模な都市公園は市町村の管理とそれぞれの役割を整理したい」

「市に委譲できなければ県の未使用地になり、
悪くすれば柵を設けて立ち入れないようにして
そのまま空き地になる可能性もある」と説明がありました。


明石西公園には夜間照明つきのテニスコートや会議室もあり、利用も盛んです。
「テニスコートは連日予約がいっぱいになる人気。
公共のスポーツ施設が無くなったら私達はどうすれば・・・」
「整備が行き届いて癒される公園。木の名前も掲示してある。
とてもいい公園をなくさないで」と、地元の方が訴えました。

西区の市政対策委員長、花房さんは
「日本は海外に比較して公園が本当に少ない。
市民に親しまれている公園を廃止するなんて逆行している。
行革なら、雇用を増やせていない雇用対策など無駄な所はもっとほかにある。」

私は「隣接する県立がんセンターの患者さんがお散歩によく利用している。
また、県立子ども家庭センター（児童の相談、一時保護をしている施設）など
周辺の県施設と一体になっている公園。
廃止になれば治安が悪くなる問題もあり、廃止しないよう出来る限りの配慮を」と求めました。

県立明石西公園を利用している皆さんの声を、ぜひお聞かせ下さい！

県立明石西公園はこんな所です！