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近くに来たので永久井野の隠れ念仏洞に寄って見た。
ここは始めてで、こんなところがあるとは知らなかった。
島津藩が念仏を禁止したために、山の洞窟内で隠れ念仏を信仰する
所を作ったらしい。
結構分かりにくい所だが、チョンマゲ時代隠れて信仰するには当然人目に
つかない山中でするだろうからさもありなん。
今は整備してあるこんな道を250mほど進む。
小川を渡ると人一人がしゃがんで入れるような穴があった。(標識がある)
これをしゃがみながら進むと、少し広い洞窟になっていた。
ここからさらに階段を下っていくと、6畳近くくらいあったかな?
広くなった平らな場所に突き当たる。
昔の念仏像を期待したが、突き当りに現在用に新装した
「南無阿弥陀仏」の石碑の祭壇があった。
この小さな洞窟で農民たちが毎日念仏を唱えていたらしい。
洞窟入り口には地区保存会の人達によって、案内板、パンフがあり、
洞窟内の照明も点灯できるようになっている。
2016/12/03 小林市・永久井野