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蘭メインの園芸ブログ

Masdevallia.herradurae xanthina (Yellow Color Form)

2015-05-31 18:55:55 | Masdevallia
Masdevallia.herradurae xanthina (Yellow Color Form)
マスデバリア ヘラデュラエ ザンジナ (黄花系)
2011年2月、エクアジェネラより購入。
葉長12cm、花茎35cm、花径8mm、7cmドイツ鉢、バーク+日向土SS粒植え。

マスデバリアの原種で、通常は濃い赤色の花を咲かせますが、
この個体は黄色の花を咲かせます。

通常は3角形の花型のようですが、我が家の管理が悪いのか、
それともこの個体の性質なのかは不明ですが、
いつも花弁が平開せずに抱え咲きになってしまいます。

そのため、正面から花のサイズを測ると1cmにも満たなくなってしまいますが、
花の長さは25mm位あるので、さほど小輪というわけではありません。

耐暑性があり、夏越しも可能ですが、infractaなどと比べると暑さには弱く、
夏に落葉が目立ち、秋には一回り小さくなってしまいます。

幸い性質が強健で、生育も早いため毎年復活をしてくれますが、
猛暑の年はそのまま枯れてしまいかねないので、注意しています。

開花は春~初夏にかけてです。





Masdevallia.Magic Moment 'Tuakau'AM/NZOS

2015-04-26 20:50:59 | Masdevallia
Masdevallia.Magic Moment 'Tuakau'AM/NZOS
マスデバリア マジックモーメント 'ツアカウ'AM/NZOS
Snowbird×yungasensis)
2012年2月、L&R Orchidsより購入。
葉長13cm、花茎12cm、花径25mm、6cmドイツ鉢、バークSS粒植え。

マスデバリアの交配種です。

L&Rさんにより登録されていて、個体名から察すると、
個体の作出もL&Rさんによるものでしょう。

白い花色はスノーバードから、
丸い花型と紫色のストライプはユンガセンシスから受け継いだようです。

購入するときに、
ユンガセンシスのように暑さに弱かったらどうしようかと思いましたが、
スノーバードに似て耐暑性があり、クーラーなしでも栽培可能なようです。

栽培は他のマスデバリアと同じでよく、春咲きです。





Masdevallia.infracta Red Color Form

2015-04-13 00:02:15 | Masdevallia
Masdevallia.infracta Red Color Form
マスデバリア インフラクタ 赤花系
1999年2月、五島園芸より購入。
葉長11cm、花茎12cm、花径13mm、6cmドイツ鉢、バークSS粒植え。

我が家で1番たくさんあるのが、このマスデバリア インフラクタです。
花も色々な色彩のものがあり、また個体差もあって、
耐暑性があり育てやすいのも気にいってます。

我が家には10個体以上ありますが、いくら個体差があるとは言っても、
大概は同じなので本文1番最後に
インフラクタ共通のことをまとめて書いておきます。

我が家に数あるインフラクタの中で、一番最初に購入したのがこの個体です。

写真などで、紹介されるのは淡い紫色のものが多かったので、
この株が初めて開花した時は色が違うと、少しがっかりしました。
しかし、今からすればこの色彩のものはあまり見かけないので、
レアな物を入手できてよかったです。

他のサイトではこの色彩のものを黄色としているところもあるようですが、
(実際、咲き進むと赤みは薄れ、黄色っぽくなりますが…)
我が家にはもっと黄色のものがあるため、区別のため赤花系とさせてもらいました。
ご了承ください。

通常インフラクタは、春のみの開花ですが、この個体は通常とは異なり、
不定期咲きの性質が強いようで、少量ですが秋や冬にも開花します。



↓以下インフラクタ共通
・マスデバリアで、1番暑さに強い種類の1つで、性質も強く栽培容易で、
この仲間の入門用として適当です。
・とはいえ、シンビやデンドロ、カトレア等と比べると弱く、
 ちょっと手抜きをすると、作落ち、枯死などすぐにするので油断は禁物です。
・開花は春です。
・古い花茎から何度も開花をするので、花茎は枯れるまで放っておいた方が花は楽しめま す。(ただし、株が弱っている時などは、早めに切った方がよいと思います。)





Masdevallia.Angel Glow 'A'

2015-03-22 23:50:41 | Masdevallia
Masdevallia.Angel Glow 'A'
マスデバリア エンジェルグロー 'A'
(Angel Frost×Marguerite)
2009年2月、J&L Orchidsより購入。
葉長15cm、花茎25cm、花径35mm、6cmドイツ鉢、バークSS粒植え。

両親とも黄橙系の花を咲かせる有名な交配種です。

その子供になる、この種はオレンジの色彩も鮮やかで、大輪、花型も良好です。

耐暑性は割と強いほうで、クーラーなしでも夏越し可能です。
ですが、片親のマルガリーテは耐暑性が最も強い方ですが、
それ比べると若干弱いようで、
この株も調子を崩し小さくなってしまい、久しぶりの開花です。

もう一方のエンジェルフロストですが、両親のveitchianaやstrobeliiに比べると
かなり耐暑性はあるものの
我が家の夏は少し暑過ぎるようで、ほとんど栽培不可能といっていいかと思います。

主として春咲きで、個体名の'A'というのはJ&Lさんの選別個体のようです。





Masdevallia.livingstoneana 'A'

2015-03-16 00:12:30 | Masdevallia
Masdevallia.livingstoneana 'A'
マスデバリア リビングストネアナ 'A'
J&L Orchidsより購入。
葉長11cm、花茎6cm、花径12mm、6cmドイツ鉢、バークSS粒植え。

マスデバリアの原種です。
花は小輪で、色彩も派手ではありません。
この種の良いところは、マスデバリアは香りのしないものが多いのですが、
この種は別格で甘く良い香りがします。

低地に自生しているため、夏の暑さにも耐えられます。


某サイトによると、

>この種は高温を必要とする. 栽培容易と云われているが, 以外と難しい

と書いてありましたが、最低10℃の温室で栽培していますが、
特別寒がったり、また気難しがる様子もなく、すくすくと育ってくれています。

年に1度春の開花のみになりますが、その分花もちは良好です。
個体名の'A'というのはJ&Lさんによる選別個体のようです。