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登山とえとせとら

登山が好き、遊ぶのが好き、飲むのが好き、楽しいことが大好きな勢いとノリで生きてる人の日常。絡まれると喜びます(≧∇≦*)

最近読んだ本 20年10.11月分

2020年12月18日 | 読書
またもやまとめてになりました…
こちら10月分でーす。

作家刑事毒島
中山七里作で当然面白い。
主人公の毒島は元警視庁捜査一課所属の刑事で、2年前に退官したが、刑事技能指導員として再雇用されているものの2年前にミステリー作家になり売れっ子。
そんな毒島のもとにかつての部下が作家絡みの時間を持ってくる。その時間というよりも作家をぶった斬る歯に絹着せぬものの言い方が通解。
短編集なのでよみやすいです。因みに作者によると

この物語は完全なるフィクションです。現実はもっと滑稽で悲惨ですと書いてある(笑)
テレ東で佐々木蔵之介主演でドラマ化していたらしい。見たかった。

デートクレンジング
柚木裕子が好きなのに柚木麻子の本を借りた。
柚木麻子の本は軽薄で前読んだ時も面白くなかったのにまた借りたんだね…途中で挫折。

殺し屋やってます
一人につき650万。

依頼を受けたら引き受けられるかどうかを3日で判断。引き受ける場合は、原則2週間以内に実行。ドライな殺し屋なのに、標的な仕草や行動が気になる。任務を遂行しつつ謎を解明する変わったストーリー。
調べると殺し屋続けてますという続編もあるみたい。
殺人の割に軽いのでさらさら読める本。

翼がなくても
これまた中山七里。
陸上200m走でオリンピックを狙うアスリート・市ノ瀬沙良は交通事故に撒きこまれ、左足を切断することになった。
加害者は隣に住む幼馴染みの相楽泰輔。
ところが、泰輔は何者かに殺害され、5000万円もの保険金が支払われる。
沙良は高額な義足を作りパラアスリートとして走り始める。
いろんな伏線が回収されてスッキリ読めました。
中山七里さすが👍


こちら11月分




破局
芥川賞受賞作だから読んでるのですが、ただ単にいうと、とある男が付き合ってた女と別れた次の彼女と付き合った。その彼女がいるのに夜中にやってきた元カノと関係を持ったことがバレた破局したという話。
ラグビーがどうのこうの肉付けしただけのペラペラの内容で内容がないよう
芥川賞らしいつまらなさです。
まあそういう意味では火花もつまらんよね。なにがいいのかわからん。

首里の馬
富山県出身の作者らしいけど舞台は沖縄という(笑)
主人公は沖縄の古びた郷土資料館に眠る数多の資料整理を手伝っている未名子。
資料整理の様子に関しては船を編むのような緻密な情景描写があるものの、やはり途中からなにがいいたいのかわからない本になるのが芥川賞受賞作。
よくわからんけど破局よりはペラさはましだった。

危険なヴィーナス
東野圭吾です。今期ドラマしてましたね。
内容はともかくキャスティングミスですねー。
楓の役は吉高由里子ではなく、寧ろ中村アンでよかったような。
明人は染谷でなくもっと男前が良かったし、小説のように最後まで生きてるのか死んでるのか分からない方が面白かったよなー。

とわたし大変面白くこの本を読んだんですよね。
最後まで…

そしたらFacebookが

2016.11.29
既読じゃないのぉーーー
いつもなら何枚か読むと既視感ならぬ既読感があるのに最後の最後まで気づかないなんて
己の脳みそに怖くなりましたよ。

全く覚えてないんですよ。
後天性サヴァン症候群のことも何にも😲😲
やばくないですか?

あたしの脳みそどうかしてるーーー


と思うと、テストで1点やった息子のことも偉そうなこと言えないんですけどね…

でもあたしなら今でも10点は取れると思うんです。(笑)






最近読んだ本 20.8.9月分

2020年10月19日 | 読書
2ヶ月まとめて……
8月分は


移動図書館の日休みだったので借りれなかった。
これ私の担当の方が貸してくれた。
この人頭良すぎてこの前は銀河系の話してたし、その前は欠史八代について。
神武天皇の後8人は実在していないんじゃないか?という話について。
その前は維摩経について……
まるで何を言ってるか分かりませんが、その話をありがたーー〜く聞くのが私の仕事です。

その方がぜひ読むようにと貸してくれ、オマケに移動図書もなくて手に取りましたが30分で限界。

わからんだとお返し致しました(笑)

ならばこれをと更に難解な本を持たされそうになり丁重にお断り。
微積分なんか現役の時か、分からんつーの😑




これ9月分。
あと2冊読んだけど写真撮り忘れたのでそれは10月分持ち越し。

黒部の山賊
借りるのは2回目。
作者は三俣山荘
伊藤正一さん。
伊藤さんが三俣山荘を買った時、黒部は山賊が出ると有名だった。山賊の正体とは?そして山賊達と三俣山荘を立て直していく話。
伊藤新道を作った話、当時の山小屋の話が面白くて2度目なのにクスッとしてしまう。
大昔の黒部の超人たちの話は何度読んでも楽しいです。

ノースライト
半落ち、64の横山秀夫。
でも今回は刑事事件じゃない。
1人の建築士の話。
その昔ブルーノ・タウトという偉大な建築家が戦時中日本にいたことがある。
そのタウトの椅子を巡るミステリー。


こういう椅子だと思うけど
建築家の家族再生ストーリーが
長い年月を経て伏線回収されていく感じは横山秀夫らしいなとおもいます。

ブルーノ・タウトを知らなかったのでネットで検索しながら読みました。面白かった。


絶景山
世界の山の写真。
ぼんやり眺めて楽しみました。一生縁のない異国の山を眺める贅沢。




最近読んだ本 2020.7月分

2020年08月05日 | 読書


今回も2冊……と思ったらもう1冊読んでた……2冊だけ返しちゃったので、写真別になりました(笑)
最近携帯漫画読むのに追われて少なめです(笑)
とにかく私は読むという行為が好きであり、仕事も暇な時はwiki👍🏼

移動図書で何を借りようかなーと思って検索したら罪の轍という本がオススメになってた。
なんでも吉展ちゃん誘拐事件の話らしい。

吉展ちゃん誘拐事件をwikiで読み始めたとこから昭和の殺人事件というカテゴリをあから読み始めてしまったのでした。


という雑談は置いといて
背中の蜘蛛
この作者ですからね警察ものです。
第1部では西池袋で起きた男性の路上殺人事件
第2部では新木場のライブホール爆発がおきる。
それぞれ捜査をしていたが、地道な捜査ではなくタレコミがあって犯人が捕まる……

何かがおかしい……

その謎を追う刑事達
警察の中で何かが変わっている。近未来とは思えずもう実際に起きてることなんじゃないか?と思わずにはいられないお話でした👍🏼
うーん面白いね👍🏼


ベルリンは晴れているか
この人の本は初めてかも。

舞台は第二次世界大戦敗戦直後のドイツ。ナチスの独裁が終わり、ソ連・アメリカ・イギリス・フランスの4か国が、分割統治?している状況。
西と東に分かれているのは知ってたけど4カ国2分割されていたんやーとそのレベルの私が読んでも情景が浮かぶような素晴らしい書き手だと思う。
17歳のドイツ人少女アウグステ・ニッケルが、いきなりソ連の秘密警察に殺人容疑をかけられるところから始まって戦後すぐのドイツを舞台にストーリーが進むんやけどあまりにもその世界がホントのことのようで、作者は当時のドイツに住んでたんだろーか?と思うほど。

戦後の日本も大変だったとおもうけど
ドイツはもっと凄かったんだなって
当時のドイツ人の1人の女の子目線で書かれていて読みやすいのに重たくてなかなか進まない話でした。
でもたまには真面目な本も読まないとね(笑)





明日の君へ
 家庭裁判所調査官補として研修の間、九州の福森家裁に配属された望月大地が主人公。
心を開かない相談者たちを相手に頑張る奮闘記。
私は協議離婚だったので世話にならなかったなーー
公証役場は行ったけど……
こんな仕事があるのかー。
未成年の犯罪や、離婚に応じない夫婦などいろんな人間模様が面白い。

柚月裕子は虎狼の血なんかも書くのにこんな優しい本も書けて……
作家とはほんとにすごいなーーと思いますね😌




最近読んだ本 2020.6月分

2020年07月04日 | 読書



希望の糸
なんと加賀恭一郎がでてきますーー
ええーー?と思ったけど、加賀さんが、メインではいけど、爪痕は残していく感じ😌
子供2人を地震でなくした夫婦がもう一度子供を作る

そうして生まれた萌奈は見たことも無い兄姉の代わりとして生きていく事を苦痛に感じ、また出生にも疑問を持っている。

萌奈の出生の秘密と、加賀の従弟松宮の父の謎が同時に進んでいく。
被害者が行っていた希望の糸の意味、家族とは……?を考えさせる東野圭吾らしい話。

展開としてはちょっと無理があるやろ……という設定もあるけど
それでも面白かったです。これもいつか映画になるのかなー?


蒼き山嶺
舞台は白馬鑓温泉から栂海新道。

大学の山岳部で一緒だった得丸、池谷、若林
得丸は、元長野県警の山岳遭難救助隊員として勤務し、今は白馬村観光課の顧問をつとめ、たまに山岳ガイドの仕事を受けてる山に関わり続けたい男。
そこへ20年間山から離れていた公安一筋の池谷が
「久しぶりに白馬山頂にたちたかった」と真新しい登山装備で登ってくる。

山に登ってないから全く歩けない池谷のガイドとして得丸は雇われる。

もう1人の若林はアウトドアメーカに雇われる登山家になり8000メートル14座をめざしていたがK2で行方不明になっている。
その若林の妹が白馬鑓温泉でたまたま一緒になり物語はスタート。

夢を叶えた若林、なんとか山に関わりたい得丸、そしてあっさり公安に行った池谷……

何故池谷は白馬から栂海新道を抜けて日本海に抜けたいのか……ありそうでなかったストーリー展開でした。


調べると馳星周は登山をするそうです。
時折ホンマにそんなに見えるかいな……と思うところはありますが、昨年大荒れの白馬山頂を歩いたのでなんとなく想像して読みました。

昨年は天候が悪くて断念したけど白馬から朝日岳行ってみたいし、いつか栂海新道を歩いてみたいと思いつつ読みました。



最近読んだ本 2020.3.4.5月分

2020年06月04日 | 読書
実はコロナのせいで移動図書が休みでようやく来たので3ヶ月分。

でもこれ以外にも自宅にある本読んでましたよ😊
それは2度目以上のため割愛。





ウォーターゲーム
吉田修の本は面白いですね。
この本は森は生きてるとかのシリーズ物?になります。あの時17歳だった鷹野が35歳に近づいてる。
世界の水の利権をかけた、騙して騙されて、それでもまだ騙すやり取りに一気に読めるし、誰が味方なのーーーと思いながら楽しめます👍🏼

まだ続いて欲しい😊

検事の信義
柚月裕子の作品は警察や検事が多い。そして凄くドラマになりそうな話が多い。

佐方検事シリーズ。遺言書の差し替え事件を描いた「裁きを望む」という話は良かった。なんかスッキリしたし、そんなことになるんだーと自分の知らない法律で嫌いな人をギャフンと言わせれないだろうかと思ったりもするわけです。
単純な介護殺人と見せかけて空白の2時間がある話は半落ちか?と思ったけどこれもまた考えさせられる話でした😌

ちなみに私がギャフンと言わせたいほど憎んでる相手は、1人は落ちる所まで落ちた元旦那で、もう1人も流罪になったので手を下すまでもなかったのですが😝


Iの悲劇
この人のは初めてかな?なんで選んだんかな?記憶になし。
箕石という限界集落に人を呼び戻そうとする南はかま市「甦り課」の三人と移住者たちの話。
次々色んなことがおき、失敗に失敗を重ねてとんでもない移住計画の不毛なストーリ〜であり私の好みではないですね。
救いのない話は苦手です。
脳みそが単純なので勧善懲悪系(池井戸潤みたいな)か殺人事件なのに涙無しでは読めない(東野圭吾)とかわかりやすいよのが好き。



さて某本屋で一目惚れした絵本
絵本に金は払えんと苦悶していたら娘が学校で借りてきてくれた。



じゃない
ありえなく無いですか?バナナからキュウリ

これ

バナナに描いた絵なんですね。
こうやってどうみてもキュウリでしょうみたいな物が全く別のものに描かれてる絵がでてきます。

作者のチョーヒカルさんはすごい人です。
テレビにも出てますよ。


是非見てみてください👍🏼


今回漸く4冊新しいの借りました。
楽しみ👍🏼