という本を読んだ。
「家」(構造や住まい方、暮らし方)から「家族」を
考えてみるという、面白い視点のノンフィクションだ。
私が生徒に対していつも感じているようなこと
調理実習で思ったことでも書いたのだが、「想像力の不足」について、
退屈を知らないことに由来する、つまり個室にパソコン、テレビ、ゲームなどを持ち込み、
情報の洪水に浸りきることで、「自分と向き合う」ことをしなくなった、と考察している。
結果、自分の言葉を持たず、自分の考えを持てず、
自己解決能力が弱いのだと。
この部分、大いに共感。
うちは子ども部屋が冬はとても寒く、夏は冷房がなく、
もちろん、パソコンもテレビもない。
そのせいかリビングで過ごすことが多いが、
リビングが子ども部屋?状態。
ときには、
テレビをとりあえずつけ(あまり見てる様子もなく)
パソコンでメールをしつつ、
耳にはヘッドフォンが、なんてことがある(怒!)
「どれかひとつにしなさい!」と注意するのだが、
言われなければ、「情報の洪水」の中にとっぷり漬かってるんだろうな、いつまでも。
「家」が家族みんなに便利に快適になればなるほど、
「個」別化が進んでいく、しかも子ども達は
本当に1人きりになる時間を過ごしているのではなく、
情報の渦の中で、家族ではない他人と、こういっちゃ悪いが、
あまり深くない、当たり障りのない会話で時を消費している。
考えさせられる本だった。
「家族の息使いの感じられる、思い出深い家」を
めざしたいなあ。
プレジデント社 藤原智美 著
「家」(構造や住まい方、暮らし方)から「家族」を
考えてみるという、面白い視点のノンフィクションだ。
私が生徒に対していつも感じているようなこと
調理実習で思ったことでも書いたのだが、「想像力の不足」について、
退屈を知らないことに由来する、つまり個室にパソコン、テレビ、ゲームなどを持ち込み、
情報の洪水に浸りきることで、「自分と向き合う」ことをしなくなった、と考察している。
結果、自分の言葉を持たず、自分の考えを持てず、
自己解決能力が弱いのだと。
この部分、大いに共感。
うちは子ども部屋が冬はとても寒く、夏は冷房がなく、
もちろん、パソコンもテレビもない。
そのせいかリビングで過ごすことが多いが、
リビングが子ども部屋?状態。
ときには、
テレビをとりあえずつけ(あまり見てる様子もなく)
パソコンでメールをしつつ、
耳にはヘッドフォンが、なんてことがある(怒!)
「どれかひとつにしなさい!」と注意するのだが、
言われなければ、「情報の洪水」の中にとっぷり漬かってるんだろうな、いつまでも。
「家」が家族みんなに便利に快適になればなるほど、
「個」別化が進んでいく、しかも子ども達は
本当に1人きりになる時間を過ごしているのではなく、
情報の渦の中で、家族ではない他人と、こういっちゃ悪いが、
あまり深くない、当たり障りのない会話で時を消費している。
考えさせられる本だった。
「家族の息使いの感じられる、思い出深い家」を
めざしたいなあ。
プレジデント社 藤原智美 著