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つたない指先

思ったこと、思い出したこと。
感じたこと。
思いつくままに……    by ayaha

講演会

2009-01-27 23:05:26 | 読書考
明後日、宮崎観光ホテルで浅田次郎さんの講演会があります。
基本的に、講演会など好きでない(今までに縁があったのは、「子育て講演」とか、「ゲームの悪影響」なんてテーマだったので)
人間なのですが浅田次郎さんとなれば話は別です。
新聞でお知らせを目にしてから、招待券応募して無事ゲットしました。
でも、著作は好きだけど、数をたくさんは読んでないので今日、図書館で借りてきました。
今日は、小学校の参観日もあったりでなにかとバタバタ。

ひとは情熱がなければ生きていけない
浅田 次郎

エッセイを読んだのは初めてだったのですが、
三浦しをんさんほどじゃないですが、こういうエッセイも素敵な方だな、と。
爆笑エッセイではないけど。まだ半分ほどしか読んでないけど。


堀内賢雄さんも浅田次郎さんを読まれてるとのことで
私の中で、素敵な親父グループができあがりました。
私の勝手な思い込みですが、この御二方は、魂が似ているのではないかと。


ちなみに、三浦しをんさんは、私の中でよしながふみさんと同じグループ。
図書館にあった今月の「ダ・ヴィンチ」も楽しく読みました。
相変わらず素敵なお姉さんです。
私の方が年は重ねてますが。


ひとは情熱がなければ生きていけない

あぁ、素敵。

腹の減るのも忘れて夢中にページを繰るのに
「お腹空いた~」と、中断されるのはいったい何の因果でしょう。

それにしても、煙草を吸わない私がJT協賛の講演会に参加していいのか?
という疑問はあるけど、ジュースなんかは飲むのできっといいのでしょう。

母が、有名な方の講演会に行ったと聞いたときなど
ひそかに「ミーハーだな」と思ってましたが、私も似たようなものであるようです。
立派なおばさん年齢なので、それで良いのでしょう。
楽しみです。




夏の記憶

2008-07-09 10:16:14 | 読書考
夏がくると思い出す。

あの夏休み。
二段ベッドの上段に転がり、何処にも行かず
学校の図書館で借りた本を読み続けた。

鳴りやまぬ蝉の声、したたり落ちる汗。
だけど私の意識はそんなところには向いてなかった。
私は飢えた男となり、纏足をしていない妻に少々不満を感じながら
必死に生きていた。
ようような手段で貯めた金で土地を買い集め子供に託す。

本を読んでいると時間があっという間にすぎてしまうので
そのまま夏は終わってしまう。

…記憶というほどもなく現在もやっていることは変わらない。
基本的に人間は変わらないということだな。

大地 (岩波文庫)パール・バック,小野寺 健

読んでた本はこちら↑。
第一部は夢中になって読んだのだけど、
息子達の代になって本を閉じた記憶があるので今年は再挑戦してみようかな。
最初から? う~ん。新たな発見はありそうだけど。
確かにプールにも行ったし、たまには虫捕りなんかもしたけれど
じっとしていても身体から汗が滲むこの季節。
この本を読んだ事を思い出すのだ。

土地に執着する人間の話で「風と共に去りぬ」も好きだ。
こういう物語(人物)に惹かれてしまうという事は、
自分にも同じ要素があるという事なのだろうか。
ただやみくもにページを繰っていたけど、私は何かを探していたのだろうか。
今もまだ摑めない、なにか。


ファンタジー

2008-02-27 22:40:58 | 読書考
漫画友達や娘が推理モノが好きなのに気付いて

はて?

と、思った。

読み物はまんべんなく好きなつもりだったが、自分はあまり推理モノは好きでないのに改めて気付いたのだ。
それならば、何が好きなのかと自分を問い詰めてみたら
ファンタジーが好き
なのだった。

魔法使いやエルフなどがでてくるもの。
和洋問わず歴史モノも好きだが、これだって現代とは切り離されたファンタジー世界。

ページを繰り想いを馳せる。

だから、私は夢見がちで
アンジェリークが好きで
BLが好きなのね

と、妙に納得がいった今日この頃。
案外、自分の事って知らないもんだ。

今日は、萩尾望都さんの「ポーの一族」を読んだ。
バンパネラ…。 エドガー…。メリーベル…。
思わず溜息が出るめくるめく世界。

薔薇の花を手に、夢ばかり見て生きていかれたら幸せだろうな。

読み聞かせ

2008-02-21 09:30:01 | 読書考
今朝は小学校の読み聞かせにいってきた。
朝の活動時間(先生は朝礼中)に低学年の教室に行って絵本を読みあげるという行為。

実際のところ、する人がいないからしてくれ
と言われて断りきれず(仕事もしてないし手のかかる小さい子がいないので)
なりゆきでしてるだけで、
私はわざわざ人に聞かせるより自分で好きな本を読むのが好きだ。
しがらみってヤツだ。

まぁ、自分がおもしろいとおもって選んだ絵本を子供達がおもしろいって言ってくれるのは少し嬉しいし、
朝のクソ忙しい時間に出て行ってるのだからちゃんと聞いてくれないとくやしい。
普段あまり本に接しない子が「本っておもしろいかも」と思えばそれもよし。


…でも、ちょっと違うんじゃないかと思うのは

本を読めば勉強ができるようになる
この本を読ませれば読解力がつく

みたいに、読書=試験でいい点数がとれるようになる

な風潮が、最近よく小学○年生とか幼児雑誌の親向け記事にあること。
それとか、園や小学校が
「うちの学校(園)では読み聞かせしてます」っておおいばり(に感じる)で言う事。
○冊、○時間読ませないとダメダとかね…。

流行なのだろうけど、読書ってそんなものじゃないだろ~と
思いながら、
先程アマゾンで届いた本を読み漁りたいと思う私。

今日届いた本
六花チヨ IS 11?男でも女でもない性 (11
新井祥  中性風呂へようこそ!
木原音瀬 ergo Vol.3  木原音瀬セレクシ
石原理  マサツグ君の生理的事情

それが、もうすぐ幼稚園の読み聞かせの集まりがあるんで読めないんだな。
…しがらみ。