あそび場にようこそ。
みなさん、こんにちは。
今日はコロンやミライのお話ではありませんが、よかったら聞いて下さいね。
6月の始め頃の事ですが、お世話係が働いている会社の倉庫で、
野良猫が空いていた段ボールに子猫を産んでしまいました。
それに気がついた社員さんがその段ボールを(倉庫なので夜間や土日は鍵がかけられるため)
雨の当たらない製品などの搬入場所の隅っこに移動させてありました。
そのことを、お世話係はずっと知らなかったのですが、ある日会社の正面のドアで
黒猫が鳴いていました。
近くの会社で、野良猫に餌やりをしていて、何匹も猫がいるのは見かけていましたが
普段はぜったい近寄ってきたりしない野良猫たちなので不思議に思って他の社員さんに
聞いたところ、実はその餌やりをしている会社が建物を立替えている時と出産が重なり
その場所では産めなかったのだろうとの事。
そして今子育て(授乳)中だと教えてくれました。
用心深い親猫なのに、よっぽどお腹が空いていたのでしょう。
生後3週間くらいの子猫たち。
最初6匹いましたが、お世話係が見に行った翌日には1匹亡くなって、
社員が埋めてあげたそうです。
こんな可愛い子猫たちを見て、つい痩せっぽちの親猫にご飯をあげてしまいました。
そうしながらも、なんとかできないだろうかと、周りの知人に相談したり調べてみました。
そしてようやく一つのボランティア団体をネットで探すことができました。
そのボランティアのお世話をしておられる方に相談し、子猫はボランティアの方に
躾トレーニングをしていただいけることになりました。
子猫達は、生後二ヵ月が過ぎたら里親探しの譲渡会に望めるということでした。
ラッキーな事にこの仔達は生後一カ月以内なので、人に懐いたり躾がし易く
ほぼ全員がおうち猫になれるだろうとのこと。
どうか優しい里親さんとご縁がありますようにと祈るばかりです。
そして親猫の方は、不妊手術をしてまた元の場所に戻すことに。
偶然、不妊手術の予定日の数日前に相談したので、それまで親猫も預かって
いただけました。
実際授乳中の子猫達がいたから段ボールごと捕獲することができたのだと思います。
手術には神奈川県から獣医さん達がほぼボランティアで来て下さっているそうです。
その日も2日間で147頭の手術を真夜中の12時までされたそうです。
手術後、親猫を引き取りに行ってきました。 (ケージはお借りしました。)
突然子猫達と離されたり痛い目にあわせたりごめんなさい。
まだオッパイガ大きいままです。
術後半日は水分をあげないよう、丸一日は何も食べたらダメとのことでしたので、
自宅の玄関で過ごしてもらいました。
翌日ケージを段ボールのあった場所に置いて、ご飯をおいて扉をあけました。
結局一週間近く経っていたのに、ご飯には目もくれず子猫達を探しまわっていました。
この親猫を野良猫に戻すのは心が痛かったです。
でも力不足のお世話係にはどうも出来なくて今に至っています。
多分この地域に住む他の野良猫たちと一緒に暮らして行くのでしょう。
子猫達がいなかったら自分の食べる分くらいはどうにかなるみたいです。
他の野良猫たちは痩せてはいないし・・・。
だけど、そんな問題ではないのですよね。
餌やりを無責任というのは簡単です。それ以前に野良猫にしないで欲しかった。
自宅から会社まで車で5分以内なので、可能な限り早朝行ってみるのが
お世話係の習慣になりました。
2~3日に一度の割合で、お世話係をご飯を待っています。
片耳には避妊手術済の印のカットがあります。
ケージの中の痩せ猫だったのが、最近では美人さんに戻って来ました。
たまに気が向けばごろごろしてお世話係にお腹を触らせてくれます。
ご飯を食べ終わったら、後も振り向かずさっさと立ち去る時もあります。 (笑)
いつまでこんな関係が続くのかわかりませんが、チャンスがあればこれからも
写真をのせようと思っています。
皆さんのアドバイスもお聞かせいただけたら嬉しいです。
名前がないと不便なのでジジちゃんって呼んでいます。
ベタ過ぎですね。
ジジちゃんが地域猫として少しでも辛くなく生きていけますようにと願っています。
ミライのすっとぼけたアクビに慰められるワ。 (*^^)
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