8月最終日の午後、
ようやくゆったりとした気分で仕事に取り組んでいたところに
電話が鳴りました。
お電話は1ヶ月ほど前にお会いした方からでした。
半世紀にわたる会社経営の後に会社を清算されたとのことで
ご夫婦共にご高齢でもあり、近い将来に発生するであろう
相続税についてのご相談をお受けしていたのでした。
お電話でのお話は私と面談した後に発生した出来事だったのですが
そのお話がある程度進んだところで、私は
「そのお話を額面通りにお聞きすれば、まさしく脱税ですよ」
と言わざるを得ませんでした。そして
「税理士の立場でこのお話を伺って、そのまま進めてくださいと
申し上げるわけにはいきません」と続けました。
お電話の主の反応は
「やはりそうですよね。これですっきりしました。」とのことでしたが
そもそも懇意にしていたという某金融機関の担当者のアドバイス?が
発端で起きた話だけに、何とか信用しようという善意が
正常な判断を邪魔していたのかもしれません。
ようやくゆったりとした気分で仕事に取り組んでいたところに
電話が鳴りました。
お電話は1ヶ月ほど前にお会いした方からでした。
半世紀にわたる会社経営の後に会社を清算されたとのことで
ご夫婦共にご高齢でもあり、近い将来に発生するであろう
相続税についてのご相談をお受けしていたのでした。
お電話でのお話は私と面談した後に発生した出来事だったのですが
そのお話がある程度進んだところで、私は
「そのお話を額面通りにお聞きすれば、まさしく脱税ですよ」
と言わざるを得ませんでした。そして
「税理士の立場でこのお話を伺って、そのまま進めてくださいと
申し上げるわけにはいきません」と続けました。
お電話の主の反応は
「やはりそうですよね。これですっきりしました。」とのことでしたが
そもそも懇意にしていたという某金融機関の担当者のアドバイス?が
発端で起きた話だけに、何とか信用しようという善意が
正常な判断を邪魔していたのかもしれません。