源泉徴収票

この６月にＡｗｉｎｇホームページを御覧いただいた方々の
最大の関心事は「源泉徴収票」でした。

これは、キーワード検索の結果を累計して判明した
ことなのですが、私としては少々意外に感じました。
といいますのも、税理士事務所がお客様である経営者の
依頼を受けて源泉徴収票を作成するのは、
年末調整の時期である１２月～１月頃ですので
６月という時期に源泉徴収票を改めて御覧になり
その見方や記載内容を知りたいと思われるのが
新鮮な発見だったからです。

私の推測では、お子さんの教育関連の補助金等に
所得制限が設けられている場合が多いので、
その確認のためかなと考えますが、
理由の如何にかかわらず
御自身の税金に関心を深めていただくことは
所得税増税が話題に上っている昨今だけに
重要なことだと思います。

福まねき！

週末にたまたま立ち寄ったお店で見つけた「まねきねこ」です。
笑顔があまりに可愛らしいので、連れて帰らずにいられなくなりました。
（実物はこの写真より数段カワイイです！）
眺めているだけでほわーんとシアワセな気持ちになります。
本日よりＡｗｉｎｇ事務所カウンターにてお客様をお迎えしています。

ちょっといい一言

珍しくランチタイムにあるレストランに入りました。
（ランチタイムは午前と午後の仕事の調整時間になりがちで、移動の車中でごくごく簡単に済ませてしまう事が多いのですが、今日はなぜか特別でした）

メニューが決まって、注文したところ
「ごはんの量はどうなさいますか？」と聞かれました。
以下、お店の方（店とします）と私のやりとりです。

　私「ごはんの量ってどんな種類があるのですか？」
　店「大・中・小があります」
　私「中ってどれぐらいの量ですか？」
　店「ふつうです。ってこんな説明ないですよね」（笑）
　私「お茶碗一膳分ぐらいかしら？」
　店「うーん・・・・・・・・」

普段きちんと昼食をとる習慣がないだけに、残してはもったいないと思って聞いてみたのですが、やりとりの最後はお店の方と顔を見合わせて笑ってしまいました。

結局「中」をお願いして、ほどなく料理が運ばれてきました。お店の方は
「先程はうまくご説明できなくてすみませんでした。今度お客様がいらっしゃる時には、きちんとご説明できるようにしておきますから！」と笑顔でおっしゃいました。
ランチタイムの忙しい時間帯にもかかわらず、心配りを忘れず、それを言葉で表現できる素敵な方だと感心しました。

また近くに行ったときには立ち寄ろうと思います。

ものは言い様

休日を利用して、とあるセミナーに参加した時の出来事です。

セミナーの対象者は、マスコミを活用したいと考えている起業家。
現在の私は起業家を支援する立場なのですが、セミナーの内容に興味があり、参加しました。

セミナーは、司会者のインタビューに複数のパネラーが答えていくような形式で進行しました。私はその中のおひとりと名刺交換をしたいと思い、セミナー終了後お姿を探しましたが見当たりません。
そこで受付の方に
「○○様と名刺交換をさせていただきたいのですが、どちらにいらっしゃいますか？」とお聞きしました。
受付の方のお答えは
「本日は名刺交換を御遠慮いただいております。次回のセミナーに御参加いただければそのチャンスがあるかもしれません。」とのこと。

実は、次回のセミナーは今回のセミナーとは形式が異なり、参加費用も高くなります。パネラーの方に次の御予定があったり、ポリシーがあって名刺交換はお断りということであれば、それはやむを得ないことだと思います。
ただ、私は主催者側の商魂を垣間見たという印象を受けました。セミナーの内容が悪くなかっただけに残念に感じました。

同じ結論を伝えるにしても、「ものは言い様」です。
我が身に置き換えて、改めて気をつけようと思いました。

研修講師

６月７日・８日の両日、ＴＫＣ　　
が開催した税理士事務所職員研修の講師をさせていただきました。

自分の事務所ではなく、他のＴＫＣ会員事務所にお勤めの
職員の方が対象の研修です。
（ＴＫＣは研修制度が充実しています。）
今回は今年税理士事務所に入所した方を中心に、
３年目位までの方がご参加いただいた研修で、多くの方々が
熱心に受講してくださり、大変やりがいのある研修でした。

研修中にも質疑応答の時間は設けたのですが、人前で質問を
するのは抵抗がある方も多いようで、研修終了後には個別に
御質問される方の列ができました。

その中でも、ひときわ印象に残ったのは、今年某事務所に
入所されたお二人です。
一日目の研修終了後、私のところへ来られて、
「本日はありがとうございました。私たちは○○事務所に今年
入所しました。まだ名刺がありませんがこういうものです。」と
名札を示しながら丁寧に挨拶をされました。
私は名刺をお渡しして、少しお話した後、次に質問を
待っておられる方とお話を始めました。
ふと気がつくと、私が研修中に板書した文字をさきほどの
お二人が消し始めていました。
「いいんですよ、後で消しますから」と私が言うと
彼らはごく自然に
「いえいえ、一日教えていただいて、この位のことは
当然です。」と応えてくださいました。

気配りも素晴らしいですが、その自然な言葉がまた素晴らしいと
思いました。
とても爽やかな出来事でした。

御活躍をお祈りしています！！

新たな一歩

本日をもって某企業の顧問職務を「卒業」しました。

開業以来お付き合いをいただいた大切なお客様でした。
本日に至った理由は筆舌に尽くしがたいものがあります。

ただひとつ最後に見た結論は、悔いが残る別れでは
なかったということです。
悩んだことも苦しんだことも全て消化した上で
最後の御挨拶ができました。
それゆえにこの出来事は私にとって、まさに「卒業」と呼ぶに
ふさわしいものとなりました。

税理士を志して勉強をはじめた日から
立ち止まることなくずっと走り続けてきました。
あえて過去を振り返らず、前だけを見て歩んだ日々でした。
そして気がつくと、１５年の月日が流れていました。

かねてから「これまでの足跡を文章にまとめてみたら？」と
近しい人（ちなみにお互いに「相方」と言っています）に
勧められていたのですが、今回の卒業をきっかけに、
さらなる一歩を踏み出すためにも、そのプランを実行に
移すことにしました。

それが
～シングルマザーの税理士奮戦記～　です。

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