Awingのこぼれ話

シングルマザー税理士の現在進行形奮闘記。母親&税理士&経営者の3つの顔で日々奮闘中!税理士業界のナイショ話も有り!

アナログなのりもの

2006-01-17 | おぼえがき
今日は2件のお客様をご訪問しました。
仕事自体は順調に進んだのですが、ふと思い出したことがあります。

午後からお伺いしたお客様はオートバイ商を営んでいます。
(以下、Aさんとします。)
Aさんのお店では、新品のオートバイを販売するのではなく
Aさんがコレ!と思った車両を仕入れて
それに整備・改良を加えて販売しています。

Aさんと初めてお会いしたのは半年ほど前のことです。
私は原付以外の二輪車を運転したことはないので
税理士という仕事をしていなければ、おそらく足を運ぶ機会は
なかったであろうと思われるお店に足を踏み入れた時には興味津々でした。

お話の流れで私はAさんに
「ブログを書いてみませんか?」と勧めてみました。
Aさんのお仕事のエピソードをぜひ読んで見たいと思ったからです。

それに対するAさんのお答えは・・・・
「ウチの商品は販売した時点が完璧だとは限らない。
長い時間をかけて、大切な一台にしようと思うお客様に買ってもらいたい。
今までの経験では1+1=2ではないとクレームをつけるお客様は
ネット世代に多かったので、あえてネット上でアピールしたいとは思っていない。」

このお話を聞いたときには、
Aさんの意見を理解したつもりでいたのですが
この視点は、少々気持ちが痛んでいる今の私には沁みてきます。

その後、Aさんのお店は口コミでお客様が増えていて
納品まで半年待ちというお客様もいらっしゃるほど、大忙しのご様子です。