Simply Wonderful

生れて、死ぬ。ゲノムに乗って旅をする。

受精卵の可能性

2011-01-11 | 生命
この世の中で最も壮大で、無限の可能性を秘めたものは『宇宙』だと思います。

そして、二番目は『受精卵』だと思います。


前回の記事「再生とコピーロボット」では、幹細胞について少し触れました。

幹細胞=どんな細胞にも変化できる細胞
(ちょっと簡単な言葉にし過ぎましたが。笑)

私が万物の中で二番目に推している(笑)受精卵は、分化能性を持つ究極の幹細胞で、
ここからすべての臓器、骨や筋肉、脳や神経、目鼻立ちの特徴、感情までもが生まれます。

受精卵がどんどん分裂し、胚盤胞と呼ばれるステージで形成されるのが
胚性幹細胞(=ES細胞)で、理論上、胎盤以外のすべての組織に分化する能力(=分化能性)を持ちます。

一方、骨髄移植に用いられる造血幹細胞は、血液細胞という特定の細胞集団に分化する能力(=分化能性)を持ちます。

面白いことに、この造血幹細胞は何から形成されたのか、
はっきりとしたことはわかっていません。

全ての大元である受精卵は、造血幹細胞の作り方も、病気のかかりやすさも、
好きな人のタイプも、寿命も知っているのでしょう。

ヒトの一生においては、3% の遺伝子しか有効活用されないと言われています。
残りの 97% に、解読できない生命の真理が詰まっているのかもしれません。

うむ。
やはり受精卵は宇宙の次に神秘的だ☆☆☆


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
写真をお借りしますと言いつついただきます (朱鷺野つばさ)
2012-03-18 23:32:19
受精卵のお写真を自分のブログに使わせてください。メールの場所がわからなかったので、失礼ながらこのような形で。

事後承諾になると言う失礼をできればおゆるしください
返信する
いただいたもので書いたブログです。 (朱鷺野つばさ)
2012-03-19 00:47:08
相容れないものに使っているとお感じになったら誠に残念ですが……使い続けるかと……。
許可の出ないうちにですが、ありがとうございました。
返信する