Simply Wonderful

生れて、死ぬ。ゲノムに乗って旅をする。

再生とコピーロボット

2011-01-06 | 生命
若い方は知らないかもしれませんが、パーマンのコピーロボットのように、
自分の分身がいてくれたらどんなに便利でしょう。


楽しいこと・好きなことだけして、
学校や仕事はコピーロボットに任せるo(^^o)(o^^)o

ちょっと鼻が赤いだけで、問題無し!!!(笑)


人造人間(=アンドロイド、ロボット)や改造人間(=サイボーグ)への憧れも同様、
人形遊びやペットへの対応も似ているように感じます。

人間はイノチがないモノを蘇らせ、
よりヒトに近づけることに喜びを感じる生き物だと思うのです。


この人類共通の本能的欲求は、今後の医療に必要不可欠になるでしょう。


生物や医学においては、ただの塊から機能を持ったモノへと”分化”することを
”再生”といいます。
(植物やトカゲのしっぽが切れてもまた形成されるのも再生です。)

しかし多くの細胞・組織は、いったん分化してしまったら元には戻りません。
(例;歯になった細胞は肺の細胞にはならない)

ですので、機能しなくなった肺に歯の細胞を注射しても意味はないです。
臓器移植も、HLAタイピングが一致しないと拒絶反応が起きてしまいます。

自分の分身がいたら、問題無し!!!


科学系ニュースによく出てくる京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授は、
まさに”再生医療”の先駆者です。

山中教授らのグループは、成熟した体細胞をほんのわずか遺伝子操作し、
iPS細胞というどんな細胞にも変化できる細胞(=幹細胞)の作成に成功しました。

[Wikipedia:人工多能性幹細胞]

つまり、自分の細胞で、自分の臓器が修復できる可能性が出てきました。

もし実現したら、病気をはじめ若返りにも応用でき、美容整形にも発展しそう。
そしていつか、本当の分身(=クローン)を作るようになるのでしょうか(″ロ゛)ヤメテー



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