”くびき野2号”のシートに腰を落ち着けると、乗り遅れなかったことにホッとするのと同時に寂しさを感じるのはいつものことなのですが。
特急仕様の車両の寝心地のよさを堪能しながら帰るのもいつものことでございます。この電車、新井が終点なので、 直江津に着くまでには起きていないといけませんが・・・。
とはいえ、大寝坊した身でそうそう寝られるものでもなく、天気が良かった新潟を出てから1時間もしないうちに雪景色に変わっていく窓の外をなんとなく眺めておりました。(その過程を撮っていなかったということは、半分寝ていたのかも知れません・・・。)
直江津を寝過ごすこともなく、無事に”くびき野2号”から降りられました。
が、長野行きではなく、綺麗なカラーリングの越後湯沢行きに乗ってしまいたいと思うのもいつものことで。
それでも慣れ親しんだ色の電車に乗ると、「帰ってきたぞぉ」気分になるのですね、不思議なことに。直江津から長野までは2時間近くかかるというのに・・・。
長野で松本行き(終点は甲府)の電車に乗って、ようやく座れるようになる頃には(長野始発ではないので、けっこう混んでいるのですね)すっかり暗くなっておりました。
松本に近づくにつれて車内が閑散としてきて、空気がヒンヤリするのを感じると、改めて「帰ってきたぞ」気分になっていきます。
松本で乗り込むお客さんとすれ違いながら、ウチの駅行きの電車に乗り換えて
この電車を見送ると、新潟行が終わったことを実感するのであります。
駅からウチへ向かいながら三人展の会場やプリントを思い出して、その刺激がじわじわと滲みてくるのを感じるのも、これまたいつものことなのですが。
今回は ayu さん配下の東京支部(いつの間に”支部”ができたのかしら)のみなさんとNガタナイトをご一緒したり、新潟の海辺の強い風にあおられたり、相変わらず軽く迷子になりながら古町以外の所を歩き回ったりと、盛りだくさんでありました。
「次は夏だなぁ」と、楽しみにしています。みなさん、今回もありがとうございました。
(番外編 その1、その2と続きますが、三人展訪問記の本編は、この”その6”で完でございます。)