浅間温泉の新そば祭りに行くべく松本駅に降り立ったワタシ。
真っ先に向かったのは、0番線ホームの駅ソバ屋さんでありました。
”野沢菜わさび昆布そば”という贅沢な名前の駅ソバ。380円也。
「これから新そば祭りに行こうってヤツが何を血迷って・・・」と思われるでしょうが、会場に着くのはちょうど昼どきってタイミングになっちゃたので。
お城ほどは混まないとはいえ、空きっ腹抱えて行列で待つ間、イライラしないで済むようにという・・・、単なる思いつきです。はい。
会場に着いたのは、案の定、大盛況の頃でありました。
躊躇することなく真っ先に並んだのは”奈川のとうじそば”のテント。
600円也。パッと見は駅ソバと大して変わらないかもしれませんね、画で見ると。
もちろん、別次元の味わい、歯ごたえ、のど越しでございます。
「浅間では最初にとうじそばを喰うんだ!」と、決めていた甲斐がありました。
とうじそばをいただいて余裕ができたのか、賑わう会場を眺めながら
開田高原の新そば粉で打ったというざるそばを待つ間(10分以上・・・)も殺気立つことなく。
待ってる間に空いてきた「お食事テント」にゆったり座って味わうことができました。
お次はそばではなく、お城のそば祭りのとき、あんまりな行列の長さに断念した牛串。
ざるそば1枚と同じお値段(500円)でした。
やっぱり、新そば祭りですからね。ボリューム満点の牛串の脂を流しつつ、改めてそばの風味を楽しむべく、本道のそばへ。
午後2時に近い頃。「だんだん盛りが良くなってくなぁ、おい」と、盛り付け係をからかいながら「おまけも付けてやってな」という声を聞きつつ受け取ったそば。確かに・・・。ごっつぁんです。
あと1時間で終了という時間帯。狙い目はこういう頃なんでしょうが、隣のテントには「完売御礼」の札が出ていたりもして。その辺の見極めは難しいでしょうね。
ま、それも楽しみのうちということで・・・。
昨年は会期の2日とも雨にたたられて中止を余儀なくされていたアトラクション。
PAの音がちゃんと届く範囲でやってる祭りなので、スピーカーから流れるナマの音を聞きながらそばをいただくのも、ここの味なんですね。
大風邪ひいて急遽行けなくなった方(ワタシも1日目は二日酔で・・・)のためにも、来年もしっかり晴れた「浅間温泉新そば祭り」であってほしいと願っております。