プータロー風味な自営業者の日誌

勤め人を62歳で卒業し、自営業で人生を楽しんでいるおっさんのブログ

#1824 PCS電気量削減結果

2019-12-23 | 最新情報

今年も残すところあと少し。

今月の天気も実にさえない。7月と同じように太陽光発電量はかなり低めと予想。

一方スキー場でも雪不足に泣いている。年末年始は稼ぎ時だけに深刻である。

そんな中、良い情報があった。

太陽光発電所にはパネルで発電した電気の直流を交流にして送電線へ送るパワコン(PCS)という装置がある。

太陽光発電所1ケ所あたり、9-11台使用しており、1台20万両もする高価な製品。

このパワコンを作動させるためには電気が必要であり、家庭と同じように購入している。

一見すると太陽光で発電した電気を使う事ができない不思議な世界。

このパワコンの電気契約は、まず発電所をスタートする時に工事の電気屋さんがほとんどの場合、TEPCOと定額電灯で契約する。

非常に太陽光発電所を熟知している気の利く電気工事屋さんの場合には、最初から安価な従量電灯で契約してくれる場合もある。

私と家族で所有している11基の発電所は、残念ながらすべて定額電灯でスタートした。

定額電灯の料金は発電所1基あたり税込み約2750円/月。これが11基もあると20年で726万両にもなる。

従量電灯にすると188円/月ぐらいに激減する。使った分だけ支払う従量電灯は格安である。

そこでまず昨年定額電灯を従量電灯に変更する手続きを開始した。書類を地元のTEPCOへ提出する。

以前ブログに書いたが、この書類の作成は初めてなので四苦八苦したが、何とか成功して11月までに稼働している7基はすべてこの従量電灯に変更することができた。

大きな成果と自画自賛していた。

ところがさらに安くする方法がBlogに乗っており、ビックリ。

上には上がいるものだと大いに感心し、反省もした。経費節減に限界は無いと教えられた。

それは従量電灯を電力自由化で参入した電力会社(Looopでんき)に変更する事。

早速稼働中の7基の太陽光発電所全部を1度にLooopでんきに変更してみた。やるからには中途半端はいけない。

先週初めて最初の検針結果が出たが、なんと税込み53円まで下がっていた。

結局この1年間で電気料金が1基当たり、2750円→188円→53円(税込み)に激減した。実に約1/52になっている。ありがたい。

理由は、この新電力の会社は最低料金(基本料金)が無い。

使った分だけ支払うが、パワコンは夜は稼働しないのでSleep modeになることもあり、消費電力はわずか2-3KW/月ぐらいなので、26.4円/KW*2KWで燃料調整費用も加味されるので大幅な削減が可能になった。

始めて電力自由化の恩恵を受けたように感じる。

仮に最初の定額電灯の2750円/月から53円/月になると(夏場はパワコンの稼働時間が長いので53円以上になると思うが)今月稼働した4基を入れた11基の発電所で20年間稼働したとするとそのコスト削減効果は、実に712万両にもなる。

それとこのLooopでんきは、検針日翌日にはメールで金額が確定したのでmy pageを見るように連絡してくれる。これが実にありがたい。消費電力グラフもある。

これまでTEPCOの場合は、今年夏ごろまでははがきでパワコンの電気代と売電データが同時にきていたが、夏以後は専用Webに入らないとみられなくなった。

しかしこのWebは入力データ数が非常に多く、毎回長~いお客様番号などを入力したいといけない。発電所別なのでこれを11回繰り返すのはかなり面倒である。

但し検針日翌日には両方のデータが反映されるのでレスは非常に早い。考えてみればすでにスマートメーターになっているので当たり前かもしれない。

しかし、Looopに変更した時に売電の情報入手で問題がある。

それは売電情報がこのTEPCOのWebに反映されるのが営業日で4日ほど遅くなる。

これはパワコンの電気代は買電で新電力のLooopでんき、売電はこれまでどうりTEPCOと別々の会社になっているのが原因らしい。

なので最新の売電データをWebで検針日翌日には見られないが、4日ほど待てば確認できるので問題は無さそう。

何でもmerit, demeritはあるものだと思い、経費削減効果が大きいので良しとしよう。

今回のような大きな経費削減はめったにないと思うが、まだほかにもありそうな感じがしてきた。

まずは、今月売電を開始した4基を早く新電力に変更して行きたい。来年最初の仕事になる。

来年も色々と仕事がありそうで、プータローとしてはありがたい。

 


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