プータロー風味な自営業者の日誌

勤め人を62歳で卒業し、自営業で人生を楽しんでいるおっさんのブログ

#516 蒸気機関車

2011-04-11 | 最新情報

 がんばろう!日本国!  

 


今年7月は、亡き父の17回忌にあたる。

数ケ月前に母から渡された父の写真の中に、D51(通称デコイチ)蒸気機関車の前で写った父の姿があった。

それを見た息子が「光ゲンジのようだ!」といっていた。イケメンの父だった。

父は、戦争中、蒸気機関車で物資の輸送を群馬から横浜までしていたそうだ。

生前、寝台特急で家族を紀伊勝浦まで連れてってくれた。狭いベットやノイズで眠れなかったが、電車旅行の楽しさを味わった。

この時あたりから、私は、電車、特に電気機関車が好きなったように思う。実に渋い色、頑固な箱型、全く飾り気のないデザイン、そして鉄の重厚さ、パワーを感じる。

 
さて、17回忌を前に仏壇に蒸気機関車のジオラマを奉納する事にした。(写真)

仏壇に模型を飾っている人は少ないと思う。

写真の機関車の型式はD511090号とあったが、同じ型式が無いのでKATO製9mmゲージ(線路の幅が9mm)のD51498号となった。レールを張り、プラスチックのショーケースにいれた。

パーツは先週購入した。模型店のおやじさんに仏壇に飾ると言ったら、驚いていたが、レール代を無料にしてくれた。ナイスな店主である。

 

無論、電気でちゃんと動く。非常に精密にできている。驚いた。日本の技術は素晴らしい。これで1万両は安い!

本物も震災前は、東北を走っていたそうだ。復活したら、見に行ってみたい。

17年間も待たせてしまったが、亡き父も喜んでくれると思う。

 


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