Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

サリサリでハロハロな国へ

2011-05-17 17:13:10 | 旅行

この前の記事でも、すでにお知らせしているとおり

G.W.明け(?)の5月8日から14日までの1週間

2年半ぶりにフィリピンに行ってきました

 

以前は、関西からフィリピンへのフライトと言えば

長年TG(タイ航空)か、NWが主流でしたが、最近TGがKIX-マニラ便を廃止したため

PAL(Philippine Air Lines : フィリピン航空)が就航していました

(アヨロ大統領時代に”ジャパユキさん”の日本への渡航が禁止されたため、

乗客が激減したのが原因かな?と勝手に想像

その昔、この国で暮らしていた頃に聞いたPALの陰口は

Plane Always Late の略とか 

 

たしかに、当時国内線はPALの一社独占であり

所有する機材を、国内の主要都市に就航させ、ギリギリのスケジュールで飛ばしていたため、

ただでさえ時間にルーズなところに、熱帯特有の積乱雲が発生したり

バケツをひっくりかえしたようなシャワー(スコール)に遭遇して

夕方のフライトになると、定刻の4~5時間遅れなどザラ

 

一種ジョークのようにして現地人と話していたのが

『PALの飛行機、いったいいつ整備してるんだろうね?

『オイオイ!やめてくれよ! そんなこと想像したら怖くて乗られなくなっちゃうじゃん

 

 

機材もどこかからの中古の払い下げなのか、ただでさえ相当年季の入ったものばかり

業務出張で、ほぼ毎週のように離島と首都を往復していたため

エンジニアの私にとって、飛び立ったあとにエンジンの不調な音が聞こえると

ただ目を瞑り、両手を握り締めて一刻も早く着陸するのを祈るばかりでした

 

離陸したと思ったら、そのままグルッとまわって着陸したり

しばらくしても翼が収納できなくなって高度が得られず出発した空港に引き返したり

胴体着陸にそなえて、マニラ湾の上空で急旋回で燃料を使い果たしたり

フッカー(プロペラ機)に乗っていた時などは、到着前に積乱雲の中に飛び込んでキリモミ状態になったり

貴重な経験を山ほどさせてくれた

そんな時代でしたねぇ(笑)

さて、今回の訪問時は なんと運に恵まれた(?)ことか台風1号の通過直後

久しぶりにスリル満点のランディングをあじあわせていただきました

 

今回の宿泊先は、米軍の空軍基地があったClarkにある Oasis Hotel

施設は古いものの、元々米軍関係者用に使われていた落ち着いた雰囲気のリゾート風ホテル

この地域にしては快適に過ごすことができました

とはいえ、さすがはフィリピン

あなどることなかれ ”飲料水には適してません”との注意書きが

 

こちらは、現在、Clark経済特区となっているエリア内にある Duty Free Shop

元は、米空軍用のPXのようでしたが、いまだにアメリカからの物資が溢れていてビックリ

帰路マニラに向かうときに休憩した 高速道路のサービスエリア

いやはや こんなモダンな施設までできたんだ~と感慨無量でした

外より割高な飲食店のメニューから物価をみると・・・

シュウマイ・肉マン 約60円 ミニラーメン 約100円

いまだに数十年前と全く変わらない市井の光景にも多々出くわしますが

 

やはり時代の流れはしっかりとフィリピンにも流れ込んできたようで

リビングスタンダードは、そこそこモダンになっていてちょっぴり安心した旅の印象でした

 

昔は、国際空港と国内空港ターミナルだけでしたが

いまは、航空会社による振り分けとなっていますのでご注意を

 

昔からの国際線ターミナルは、第一ターミナルとして海外の航空会社専用

第二ターミナルがPAL  第三ターミナルが 新興のセブパシフィック航空

その他の国内線は、昔からのドメスティックターミナルとなっています。


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