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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

高脂血症薬の副作用による【横紋筋融解症】を疑って緊急で断食した旅

2024-08-05 17:40:33 | 旅行

2024年6月のとある日の真夜中

 

ここ数年眠りが浅いのか

いつごろからか早寝

(帰宅直後の午後6時過ぎに晩御飯を食べ、TVも観なくなって午後8時過ぎには就寝)

が習慣となってしまったことや

 

糖尿病の薬(ジャディアンス)が排尿と共に糖を排出する薬効により

頻尿と喉の渇きのために夜中に何度も目が覚めてしまうようになり

 

時計代わりについでにスマホを覗いては

そのままFBやYouTubeを開いて数時間

そんなクセがついていたのですが

 

偶然開いたYouTubeのトピックが

”高脂血症治療薬の副作用による横紋筋融解症”

というもの

 

現在服用している高脂血症治療薬を調べてみると

 

 

 

それらの症状があまりにも最近の我が身に現れていたのに気づき

思い起こしてみると・・・

 

1月5日 

中性脂肪値が規定範囲を超過し

好き放題飲み食いしている日常生活を自制するのが難しそうなので

無理しなくても良いように薬で抑えませんかと勧められ投薬開始

 

その後、十分な睡眠時間を取っているのに目覚めが非常に悪くなり

朝起きることがなんとも苦痛

 

更に脱力感と階段で2階にのぼるだけでも筋肉痛を感じるようになり

脱力と倦怠感に加えて、兄のように慕っていた桜井研次さんの訃報にショックを受け

気力も無くなり 66歳となって老化現象なのかなと諦め気分でいたところ

(時々尿の色がコーラ色になったこともあり)

 

1月19日

突然右腰から背中にかけて激痛が走り

寝床から起き上がるのも困難となり

腎臓か尿管結石かもとCT撮影するも原因不明

その後、胃の内視鏡するもやはり原因不明

【胆石に似た症状】

 

なんとか気力を振り絞り

友人達に会うために上京したり、出張仕事の依頼をこなすものの

 

例年の雪山歩きに行く元気はなく

サンチャゴ巡礼の旅(Camino de Santiago)に挑戦するつもりだったのに

体力作りもせずにスペインに渡るのは無謀と断念

 

その後も自分で処理しなければいけない仕事が無ければ

出勤してもほぼオフィスの自室で居眠り

 

なんせ身体を動かすのが億劫で

我が人生もそろそろ終止符なのかもと諦め気分でいたのですが

 

【副作用=横紋筋融解症】なのかも?との疑問が湧いたため

6月末毎月HbA1Cを検査のために受診しているクリニックを訪れた際

主治医に「どうにも副作用が疑われるので一度薬をやめて様子見したい」と伝え

 

その代わり自力で中性脂肪値を下げる努力をしなければと

ネットで断食道場を探していたところ

(これまで利用していた信貴山が火事で閉業してしまったため)

 

愛知県の奥三河にある断食センターを発見

クチコミから体験者のブログ記事がみつかり

ちょっと怪しいなぁ(韓国系キリスト教施設?)

との疑念を抱きつつ

 

愛知県生まれながら、足助&香嵐渓方面を訪れたことがなかったのと

格安で質素な施設が自分好みだったので

すかさず予約を入れ

 

※時期と日程決定の背景

①前々から約束していた協力隊同期の友人との会食できる日

②実家(兄夫婦)訪問と墓参(両親と異母姉夫婦)

③会社のスタッフに約束していた豊橋産の西瓜とメロンを買うこと

④赤味噌と花かつお、生鰹、ちくわ&練り製品を買うこと

⑤豊橋市美術館で開催中の”市電と渥美線”拝観

⑥水利組合の池の水管理当番(8月1日~)に間に合わせること

 

そうして

協力隊同期の友人との会食を7月25日と約束していたため

断食センターを7月26日~31日(5泊6日)とし

 

手土産を買わなければと

出発前日の7月24日 大阪鶴橋へキムチを買いに出かけたところ

商店街の定休日(水曜)で空振り

 

転んでもタダでは起きないヤツなので

以前大阪在住の学生時代の親友と

サムギョプサルでソジュを呷りまくったシクタン(食堂)へ行き

テンジャンチゲ(味噌汁チゲ)でお昼をすませ

 

出発日の翌7月25日

商店街が午前9時から営業するのを調べておいたので

車で鶴橋に向かい、戦後の闇市そのままの迷路に入り込んで

ナッパ(シロ菜)とカクテキ(大根)、キュウリとゴマの葉のキムチを買い

 



 

数年前から西名阪に通じる阪神高速が橋梁大規模更新工事で通行止めとなっているため

疎開通りから平野を抜けて松原JCTから西名阪で名古屋方面に向かい

 

11:50 伊賀SAでトイレ休憩

名阪国道、東名阪、湾岸線からR23号線で蒲郡ICへ 13:30

14:30 豊橋あんかけスパ チャオ本店で

バイキング(チキンカツとウインナ)鉄板Lサイズランチ

昭和なレーコー(アイスコーヒー)を飲み干して

実家に立ち寄ってキムチを手渡し

久しぶりに兄夫婦と雑談を楽しみ

 

豊橋駅西口のホテルにチェックインしてから

会食のため予約していた居酒屋へ

友人のご家族も招待していたため(奥さんと娘さんとその子供)

鯨は一品だけであとは”おばんざい”を全品注文

日付が変わる前にホテルに戻り

翌日は朝食をすませてから 両親の眠る市営墓地で線香を手向け

これまたネットニュースで知った”市電と渥美線”展へ

10:18 拝観開始

(ジモピーしか面白くないと思いつつ、またいつかブログネタにしてご紹介しますね)

11:45 美術館を出て

12:40 旧南設楽郡作手村(新城市作手)のお寺へ

異母姉夫婦が眠る永代供養塔で線香を手向け

道の駅でランチ(ついハヤシライスの大盛りを注文して大後悔)

その後、長年道路崩落で通行止めとなっていた県道を抜けて

”鳴沢の滝”へ

この欅 全長5.8m 直径70cm 販売予定価格180万円との表示

正直な話、『こんなん買うヤツおるんかいな』

(今時は樹の価格と言うよりは伐採して運搬してきた費用がほとんどかも)

14:18 香嵐渓(落部)到着

15:00 断食センター東海リラクゼーションオアシス到着

いくつもの建物があって

オ〇ム真理教のサティアンみたいで怖いなぁとの印象も持ちましたが

考えてみれば信貴山断食道場も宿泊棟がいくつもあって

仏教なのか神道なのか訳のわからないところだったので

それでもそれなりの需要があって増設してきたんだろうなと納得

今現在は、一応朝ハーブティの時間やゴズペルの時間があるものの

自由参加なので、結局滞在中それらのプログラムへは一度も参加しませんでした。

これが男性棟の私の部屋

プレハブに安普請で防音も断熱も全くない環境でしたが

そんなに気になりませんでしたよ。

こちらが集会(元礼拝)室で

真夏で誰も使っていませんでしたが

ロデオマシン、マシンバイク、ダンベル他運動器具があって

気候さえよければ断食中の運動も楽にできそうでした。

冷蔵庫内には販売用の炭酸水が入れてありますが

空きスペースは自由に使えるため

いくつもの保冷剤とペットボトルの水やお茶を凍らせてました。

 

それ以外にも、断食中に無理しないようにと黒糖&生姜ホットドリンクや

酵素ジュース、果物等も自販機のチケットで購入することができるので

精神的にもとても楽にFastingができる環境でした。

こちらは談話室

自由に使えるスペースですが真夏はちょっとキツイかな(冷房がないので)

標高550mほどあるようで

下界と比べたら温度は低いはずなのですが

日中の30℃超えはやはり辛かったですね。

(夜間は22℃まで下がるので、掛け布団が恋しかったです)

ということで、翌日豊田の市街地まで出て

ネッククーラーと床で寝そべられるようにと茣蓙を購入

足助ではアユ釣りしている光景を見かけましたが

それでも暑そうでしたねぇ

翌日は本断食(水以外抜き)2日目でしたが

まだ元気だったので近辺をドライブしてみたところ

 

動態保存しているボンネットバスを発見

名古屋から足助、飯田を経由して塩尻までつながっているR153号線で

愛知県、岐阜県、長野県の県境の町、稲武の道の駅まで行ってみました。

今回の断食センター

ちょっと不便なのがお風呂がないこと

 

そのため、水曜日以外はセンターの車で

足助にある公共の宿の日帰り温泉(300円)への送迎をしてくれるのですが

それ以外に選択肢としてこの”どんぐりの湯”がオススメだったので

その下見を兼ねて訪れてみたのですが・・・

そこそこ人気のある道の駅の様子で

飲食類が充実しすぎてて

意志の弱い自分としては断食中は避けたいなと思いました。

ただ、夏場はこの稲武の観光案内コーナーで涼めるのが超オススメ

いつもながらの同じ道を単純往復したくないなと

伊勢神トンネル手前から県道に入り

足助川沿いの県道33号線で断食センターに戻ったのですが

 

途中で渓流に折り畳み椅子を置き

木陰で足を水に浸けながら天然のクーラーで涼んでるオッサン発見

 

もし真夏に行かれる方は、折り畳み椅子を持参されるようオススメします。

 

こちらは水曜日以外毎日送迎してくれる豊田市の公共の宿&日帰り温泉”百年草”

この”百年草”(標高たぶん250m)

標高550mの断食センター(栃平)から

五反田町の集落を抜け距離にして約10キロ

標高差300mの下り道なので

 

リピーターの入所者は毎日歩いて足助や香嵐渓、百年草に向かい

入浴(断食中は危険なためシャワー)して迎えの車で戻る

そんなルーチンで行動してました。

 

こちら↓は、愛知県では紅葉の名所として有名な香嵐渓

家族連れが川に浸かって水遊びしてました。

 

断食センターの周辺には民家がなく樹木に囲まれているだけ

そのため夏は朝の4時と夕方の4時になると蜩(ヒグラシ)の大合唱が始まりますが

30分ほどでおさまってウグイスやその他の鳥の鳴き声が響いてました。

これは回復食(初回)

回復食(2回目)

回復食(3回目)

回復食(最終日朝)

 

今回の断食は

7月26日 午後3時到着後断食開始

27日 全断食 (市街地へ買い物&稲武道の駅下見)

夜、好転反応で腹痛(普段の暴飲暴食のツケ)

28日 全断食 朝から週日好転反応で眠気

但し、午後百年草へ(入浴)

29日 午前 断食 好転反応で眠気 午後4時 回復食(初回)

30日 朝、夕回復食 午後百年草でシャワー

31日 朝、回復食 10時30分 センター出発

体重:3.5kg減  血圧: 110/70(平均) 投薬なし

糖尿病薬は投薬中止(8月2日にクリニックでHbA1C6.4しばらく様子見)

 

なにより普段全く休肝日が設けられず毎晩缶ビール6~8本家飲みしてたのを

断酒できて体調はバッチリ回復

 

前日まで断食と好転反応でフラフラだったため

退所日に豊橋経由で奈良まで運転できるだろうかと不安でしたが

 

いつものように断食直後は身体が軽くなってるのと

リセットされて元気溌剌

 

いや~、これだから断食やめられないんですね~

 

帰路は、やはり往路と同じ道を走りたくなかったので

県道33号線で設楽に出て 

ほぼ対向できる場所のない険道365号線で田峯方面を南下

 

豊川の源流のひとつ寒狭川の元栗島川を渓流を横目に

河川公園を横切って

元南設楽郡(現新城)に出ると 久々の35℃超え

豊橋市内の元吉田城下町で食材を仕入れ

遅めのお昼に 三河っ子のソウルフード”にかけうどん”としたのですが

胃が小さくなってて食べるのに相当苦労しました。

その後、鰻でもと

最近有名になった豊橋産養殖うなぎの店に行ってみるも

小売りはお休みの日で断念

めげずに予定していた西瓜とメロンを買って

午後6時15分 奈良の自宅に到着

 

本日は8月5日で、断食から戻って5日目ですが

高脂血症治療薬をやめ

糖尿病治療薬も一時休止してることもあって

 

喉が渇くこともなく、頻尿もなくなり

なんといっても睡眠時間が5時間未満でも元気溌剌

 

以前のように活動的にもう少し生かせていただけそうな感じです。

 

 

 


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