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Be Natural

気取りも なんのてらいもなく 
あるがままの自分を 感性の赴くままに
そんな独りよがりの書き捨て日記です。

土佐の高知のはりまや橋でハチキンを探す旅【後編】

2025-04-07 10:10:01 | 旅行

翌朝

部屋で朝御飯を済ませ

 

事前に下調べして

この日の現場(高知港の桟橋)へは

いつもならレンタカーを借りるかタクシーを使うのに

市電でも簡単に行くことができて

レンタカーを借りに行ったり、帰りに港でタクシーを呼ぶ方が面倒だなと

 

最寄りの高知橋電停に向かい市電に乗車

途中にいくつか高校があり、途中からは通学の高校生で賑やかになりましたが

終点の桟橋通り5丁目で下車したのはたった二人でした。

 

実は、この高知港の桟橋

1978年に練習船が接岸したのもこの桟橋で

2008年にも市街地へも市電で気軽に行けるなと

キャンピングカーで家族旅行した時も気兼ねなく駐車させてもらった場所

(市電に乗って銭湯でひとっ風呂浴びてから司に行ったんです)

 

この時の仕事は身軽な作業だったので

気楽に歩いて現場の船に向かいました。

 

9時前に乗船して、作業しながら乗組員に事細かにレクチャーまでしても

12時前には終了して下船

 

近くにあった観光船で浦戸湾を眺めようと思ってましたが

残念ながら欠航日

それでは長居は無用とまた市電に乗り

ホテルに戻って着替えを済ませ

 

どこかで昼食でもとスマホで探すも

 

平日の昼だからかあまりパッとした店もなく

前日、鰹のタタキを食べてなかったので

観光客向けの場所ですが、ひろめ市場を目指すことに

はりまや橋で乗り換えたのですが

インバウンド観光客だらけでビックリ

丁度13:00の時報の時刻となり

くりから時計を撮影する人でいっぱいでした

(↓欧米人らしき観光客が膝をついて動画撮影してるのにビックリ

電停は溢れるほどの人だったのですが

後から来た中国人は行列にも並ばずに横入り

 

大橋通で下車しましたが

車内はインバウンド観光客でほぼ満員で

途中下車しようとしても思うように進めず眉を顰める地元民らしき人たちの様子から

オーバーツーリズムで迷惑してる感じをヒシヒシと感じましたねぇ

 

あまり歓迎されていないのかもと

少し気を削がれましたが

ひろめ市場の周辺はインバウンド観光客目当ての店だらけ

この時、既に13:30頃でしたが

内部はまだまだ大混雑

 

ネットの口コミをアテにして失敗ばかりなので

店の選択に少し悩みましたが

藁焼きタタキが売りの明神丸に決め

塩タタキ定食(大:10切れ)に

あおさとうつぼの天ぷら、そして鯨の竜田揚げに

生ビールと司牡丹に土佐鶴の冷酒を頼み

(混雑していて、いちいち後でお酒を注文するのが面倒だったので

 

お腹いっぱいで大満足

座ってたテーブルの目の前の店も良さげでしたが

ご飯も食べてお腹がくちてしまったため

長居は無用と市場を出て

 

戻りは腹ごなしをかねてアーケードを歩いていると

いまどき珍しい制服屋が大行列

たぶん高校の入学が決まった子供たちなんだろうなぁ

嬉しそうに集まっていました。

このアーケード、たぶんドーナツ化現象でシャッター化してたのが

インバウンド観光客で再復活してる様子

まあ、オーバーツーリズムで悩ましいことが多いけど

良かった面もあるんだなと眺めてました。

あと、古くからのサンゴ店がいくつか残ってるも微笑ましかったですねぇ。

でも正直、そんなに売れないだろうなぁと思いつつ

 

あと、つい目に留まったのが このTシャツ屋

なんだか、我が身にピッタリだなと

買おうかなと一瞬迷いましたが

いい歳した爺さんが、そんなの喜んで着てたら顰蹙ものだろうなと

やめておきました。

その後、また”はりまや橋”に戻り

『さて、もう一泊して土佐の高知を満喫しようかな』と思いながら

橋の周辺を歩いていたところ

ペギー葉山の名前に目が釘付け

うんうん、そういえば”南国土佐をあとにして”って歌あったよなぁと

案内板を読んでみると

その背景(望郷の歌、故郷の歌)と知って つい感動

今でこそ、高速道路も整備され

飛行機も羽田便が10便/日、大阪便が6便/日、

その他、福岡、名古屋、小牧に成田便と台湾便もあり

一昔前には信じられないほどアクセスが便利になっちゃいましたが

 

以前は

古くは名古屋~高知~鹿児島航路のフェリー(わずか4年ほど就航したのみ)

東京からなら”さんふらわあ”で南紀勝浦経由高知航路(1973年~1997年)

大阪からなら当初は弁天埠頭、その後南港からの夜行フェリーが一番ポピュラーな交通手段で

たぶん高知の人間にとっては、大阪が最もアクセスの良いポピュラーな都会だったはず

(1971年~2005年の間就航)

 

それ以前は、瀬戸大橋もなく本州から四国に渡るのも一苦労

そのうえディーゼル車で四国山地を縦断するのも大変で

 

高知はまさしく陸の孤島状態でしたよね。

 

そんな時代のこと

四国を離れた人たちが、この歌を愛唱していたんだろうなと

その気持ちが伝わり、なんせ単細胞なので、ついジーーーーンとしちゃいました。

 

その後、なんせ年齢と薬の影響でトイレが近くなってるので

地下の公共トイレに行ってみると

 

昔の”はりまや橋”とその歴史が書かれた案内があり

じっくりと読んでいたら

 

これはついでに一泊するよりも

改めて出直した方がいいなと思い立ち

 

そのままスマホで飛行機を予約して空港行のバスに乗りこんじゃいました。

 

それなりの年齢となって、そこそこ金銭的にも余裕ができたので

 

次回は、この料亭”得月楼”で

【陽暉楼】の雰囲気を味わいながら、”べく杯”でハチキンと飲みたいなぁ

と期待に胸を膨らませながら空港に向かいました。

 

https://www.tokugetsu.co.jp/ozashiki.html

(高知出身の島崎和歌子みたいなハチキンだと肝臓いわせてしまいそうですが

帰りの飛行機、前日もそこそこ揺れましたが

気圧が安定していないようで

またまた遅延

「乗務員も着席したままとなるため機内サービスができませんでのご了承ください」と言われ

ボンバルディアに乗り込み

それでも悲鳴があがるほどの悪天候はなく

伊丹に到着

結局、またまた予定していたバスには乗り遅れ

 

さて、ハチキンとのお座敷遊び

いつ行けるかなぁ~

(歳とってあまり大酒飲まなくなった仲間が集ってくれるかが問題だったりして

 

※今回もシニア割を利用しましたが、航空運賃が約15,000円

空港バスが伊丹側が約1500円弱、高知が900円かかるので

合計約17,500円 所要時間4時間半(待ち時間含む)

(乗り換えは、バス・飛行機・バス

 

鉄道とOCATから高速バス利用なら7,500円で所要時間6時間15分

(乗り換えは大阪難波からOCATの1回のみ

 

鉄道のみだと13,350円 所要時間5時間32分

(但し、環状線鶴橋、大阪、新大阪、岡山と乗り換え4回

 

金額はどうでもいいんだけど

楽さから考えると高速バスが一番かなぁ一日5便も有るし

 

 

 

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