Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

筋肉痛にうめき声をあげながらも達成感をあじわっています。

2012-11-12 20:11:21 | 山歩き&ハイキング

予定どおり山歩きに行ってきました~

(よかったらフォトチャンネルの写真もご覧くださいネ) 

 

 

<iframe src="http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/ymap_iframe.php?did=244305&graph=1&w=480&h=320&lat=34.212102799256&lon=135.89622349237&minlat=34.178547621212&minlon=135.85506767725&maxlat=34.2456579773&maxlon=135.9373793075" width="482" height="502" frameborder="0" scrolling="no"></iframe>

 

といっても

なぜか今回は山行計画とは程遠い結果となってしまいましたが・・・

 

 

詳しくは、ヤマレコに報告していますので

よろしければご覧ください。

 

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-244305.html

 

いや~それにしても 今回のコースは(も?)ハードでした~

 

でもって、エスケープルートのひとつとして

山頂付近の避難小屋に泊ることあるって家族には伝えておいたんだけど

翌日の昼になっても携帯電話が繋がらないから

どうやら心配かけちゃったみたい

 

 

ま、そんな失敗もいろいろしちゃったけど

それらを教訓に学習して、二度と繰り返さないようにしたいと思います

 

それにしてもいつも危険とは隣り合わせだけど、やっぱ単独行最高です

自分が滑落したとしても、それは自分自身で起こしたことだから

諦めもつくしね。

 

ナルちゃん(ナルシスト)入っちゃってますか?(爆)

 

ただ、素晴らしい景色に出会うと

誰かにみせてあげたいな~ って気持ちにもなるんですけどね

 

ま、しばらくはこの状態で実力を高めてゆきたいと思っているところです。

 

 

よ~し、次回に向けて ジムで体力作りに励むぞ

 

 

本日のところ 12月の前半まで日本に居られそうな気配なので

次の山行を計画したいと思っているところです

 

どこにしよ~かな~?

 

雪山登山の下見に琵琶湖周辺の山にでも行ってみようかな

 

 

そんなことばっか考えていると また急に出稼ぎ予定が入っちゃったりするかも

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山がオレを呼んでるぜ!

2012-11-09 19:01:45 | 山歩き&ハイキング

ってのは

勿論ウソです! とゆーか

 

まー、自分勝手な ただの思い込みというか なんとゆーか 

別に声が聞えたわけでも なんでもないんですけどね

 

昨日、先日アメリカで買ったGarminのMontana 650t に

日本地形図25000 (国土地理院の1/25000地形図)をインストールして

Kashimirでルートを作成して しっかりダウンロードしたし

 

モンベル行って ULダウンハガー#2 800FPのスリーピングバッグ買ってきちゃったし

 

 

「もう行くっきゃない」 って訳です

 

 

予報では、明日の天川の天候は晴れ

最高気温15℃ 最低が9℃

 

八経ケ岳の山頂との高度差が約1300mなんで

100mで-0.6℃として・・・

最低で1℃ 最高で7℃位かな

 

といっても、翌日が雨になるそうだから

気圧の移動もあって

風が吹いたとしたら 霧氷だらけだろうネ

 

 

いずれにしても

狼平の避難小屋に泊まるかどうかは

ヒザ次第って感じです。

 

 

滑落することなく 冬眠前の食料を求めてる熊に襲われることもなく

無事下山できたら またご報告させていただきたいと思います

 

 

では みなさまも佳き週末をお過ごしになれますよーに

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焦りながら山行き計画中!

2012-11-07 22:32:49 | 山歩き&ハイキング

さてさて 今回の出稼ぎ 

何の因果かフィリピンとアメリカが連続してしまい

 ちょっと長めとなってしまったこともあって

 

帰国の翌々日から、定時にご出勤

久しぶりにオフィスの椅子に座っているものの

時差ボケがいまだ治らず

無理して起きてると 昼過ぎにはなんとなく徹夜明けの気分

 

そんな訳で

なかなか溜まった仕事を処理できなかったのですが

ようやく北欧からの輸入物件2つとロシア向けの輸出物件の引き合いをいただいていたので

それぞれオファーを出して(といってもそれぞれ100万以下の小口なんですけどネ)

 

 

アメリカ出発前に

某社の研修用テキストの翻訳(A4Wスペースで4,5百枚分)のオファーがあり

一般的な翻訳をしている女性と分担して(私の役目は技術用語と全体の校閲でしたが)

年内に仕上げたいとの要望を受けていたのですが

 

正直、そんな公に配布する資料だと考えたら責任も感じるし 

なんといっても時間に追われて作業するのが大の苦手なんで

 

お話をいただきながらも気が重く

資料を送ってもらったものの 目の前の仕事に集中していたこともあって

お願いされてた見積りも出せず、

申し訳ないなと思いつつ帰国まで時間がたってしまっちゃったんです。

 

そんな対応に愛想を尽かされたのか

帰国して早々に 

「お待たせしてすみません、打ち合わせに伺いましょうか」と連絡を取ったところ

複数にわたる翻訳者の支払いや校正作業の手間を考えて

社内で再協議したところ、翻訳会社に一括して注文することにしたとのこと

 

ホッと胸を撫で下ろしながら

『会社の、それも海外向けの対外的な顔ともなる資料なので、そのほうがいいと思います』

と即座に返信メールを送りました

 

 

しかしながら、そうなると年末までの予定表がスッポリと空いてしまったのに気づき

 

それではと 

出稼ぎ仕事の依頼元に 直近の依頼予定がないか確認したところ

12月の中頃の短期案件と、他社からは12月の3週間ほどの予定がありそうとのお話

 

 

ウッヒャー

そしたら しばらく日本に居られるじゃん

てことで

(ココ ↑ まで 前フリだったんですよ~  いくらなんでも長すぎだよね~

 

 

どこか山歩きにでも行こかな と お気に入りのヤマレコを覗いてみたら・・・

 

な、なんと 大峰 もう霧氷になっちゃってんじゃん 

【写真の資料は11月3・4日のもの】

(紀伊半島最高峰の八経ケ岳)

(弥山への階段)

(山小屋のある狼平がギリギリセーフ)

これは なにがなんでも この週末に行っとかなきゃダメじゃん

 

 

ってことで 今週末山歩きに行くことにしました

 

計画表はこちら 

⇒  http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-37861.html

 

いつもの単独行での日帰りのつもりですが

そこそこ距離もあることから 下山時に体力的にキツイと感じたら

狼平での小屋泊も考えています。

 

となると寝酒もいるな~

 

そしたら非常食(夕食)は鍋にしちゃうか

 

・・・となると独りじゃ寂しいな~

そーだ  よかったらどなたかご一緒しませんか

 

【追  記】

 

この弥山への登山

実は、ちょくちょく遭難があるところなんです。

 

危険なのは 弥山川ルートという秘境を登る場所なんですが・・・

 

去年は、オニギリと缶詰で6日間とか

http://slow-trek.blogspot.jp/2011/07/blog-post_25.html

 

それ以外の場所でも ちょくちょく発生してて

 

直近でも 今年の夏に24歳の若者が山中1泊とか 

 

残念ながら、今年の春にあった遭難者はいまだ発見されてません。。。

http://miztrek.blogspot.jp/2012/05/blog-post_11.html

 

 

迷惑をかけないよう、気を引き締めて楽しんできたいと思います。

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大峯奧駆道 単独行 その2 (五番関~レンゲ辻~清浄大橋)

2012-05-06 21:17:25 | 山歩き&ハイキング

さてさて

このところお気に入りの山歩きというかトレッキング

 

気持ち的には真冬の間もアチコチでかけたかったんだけど

冬の装備を持っていないこともあって

雪の残ってる間、指をくわえながら ジーッと我慢していました

 

 

ウェアは20年前に買ったモンベル製の雪山用の上下があったんだけど

 

アイゼンやピッケルどころか 冬靴もスパッツも持ってないし

JET BOILもまだ買えてないし

ツェルトもシュラフもないし

愛車もスノータイヤじゃないし・・・

 

後悔するのは、ゴルフなんかより、もっと早くから山歩きの楽しさを知ってたらな~ってこと

 

ま、普段は仕事に専念して、余裕ができたら段々と充実していったらいいのかな

いずれにしても、身の丈に合った生活を送り、気長に揃えていきたいと思います。

 

って 誰にむかって言ってるんだか(笑)

 

 

ということで

ようやく雪も溶けたらしい大峰山系に行ってきました

 

まづは、長年の夢である修験道を踏破するために

半年前の吉野山~五番関に引き続き 五番関から山上ケ岳に挑んできました

今回のルートはこちらから↓ご覧ください

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-187600.html

 

朝4時起きで、いつものようにオニギリを握って朝ごはん食べて

山歩きの支度してたら いつの間にやら時刻はすでに6時前

 

洞川に着いたら ほぼ8時になってました

 

母公堂に駐車しようかと思ってたのに ”時すでに遅し” しっかり満車でした

ならばということで仕方なく清浄大橋に駐車

 

お山に向かうみなさんとは逆に毛又橋から五番関に向かって とぼとぼと歩きはじめました 

半年前には、途中で土砂崩れした箇所があったり 路肩が崩れていても通行可能だったのに

いまはその修復工事のために通行止になっていました

緩やかな上り道を歩くこと 1時間弱

五番関トンネル横の東屋のある公園に到着

まだ桜の花が残っていました

 

さて、登るとすっか!と思いきや

こんな↓看板が!

登山届け出してないし(家族には、ルートを伝えていましたが)

装備はいいかげんだし

単独行動だし・・・

 

ま、今回の行程はそんな危ないことはないから大丈夫と自分に言い聞かせて

登山口をあとにしました

五番関のガレ場を通過して ホッとしながらのショット

といっても まだ登らなきゃいけません

五番関の女人結界門

誰がいたずらしたのか ”女”の文字がなくなっています(半年前もおんなじでしたネ)

百丁茶屋(吉野)方向の従来道は まだ通行禁止

途中の山が半端ないほど崩落しちゃってるので

あと何年かかるかわかりません(大天井ケ岳経由の吉野古道は使えます)

 

五番関からすぐのトラバースでも 何箇所か崩落していて

ビクビクしながら通過

このトラバースではトレッキングポールは使わない方が無難と思います。

しばらく歩くと モノレールのレールが

途中で崩落してたら使い物になんないけど

一度乗ってみたい気もしました

道標があるなと思っていたら

そこが 鍋冠行者堂でした

縁起を読みながら

http://blogs.yahoo.co.jp/yan1123jp/34821197.html

ふむふむと納得(ホンマに?)

 

この祠をすぎると

さっきまでの恐ろしいトラバースとは一転して

なだらかな広場と尾根道が続き

気分はルンルン

と思っていたら・・・

とても古そうな遭難碑が

昭和18年2月に猛吹雪の中遭難されたのだそうです。

合掌して通過しました。。。

↑は、左側が大天井ケ岳 右手の落葉樹林のある山頂が四寸岩山

「前回は、あの道を歩いたんだな~」と感慨に耽ってみました

 

気楽なトレッキング道になったと気を抜いていたら

蛇腹の鎖場

でもザックも軽かったので楽に登ることができて良かったです

 

 

岩をよじ登ったところで ようやく山上ケ岳がみえてきました

宿坊や人工的構造物が目に入り

なんとなくホッと溜め息をついちゃいました

洞辻茶屋

清浄大橋からの行者さん達で賑わっていました

 

油こぼし

http://www.kajisho.jp/tozan06.html

 

この鐘掛岩からの板敷

下をのぞかない方がいいですよ(^^;)

この西の覗のオジサン達

最後に行者の身体をゆすって恐怖心を倍増してました

 

このお花畑から眺める稲村ケ岳(+大日)はキレイですよ~

葛城山から金剛山眺めるのに似てるけど 迫力が違います

 

レンゲ辻の女人結界門

 

 

小石まじりの土の急斜面も怖かったけど

その下のガレ場には 正直ちょっとウンザリさせられちゃいました

 

 

 

もうずいぶん下まで下ったあたりで遭遇した

たぶん台風12号の傷跡

傾斜は緩かったけど 大規模な深層崩落しているようでした。

 

ようやく登山口に到着

 

この木の階段の途中に 4月25日頃から行方不明になっている

遭難者の張り紙がしてありました。

単独行で弥山のテン場から行方がわからなくなっているとか・・・

 

実は、さっきのガレ場で石につまづいて危うく谷底に落ちそうになってたので

”明日は我が身”と山の怖さを再認識しました

 

登山届けを忘れないこと!

出発前には必ず登山保険をかけておくこと!

なによりも山を甘くみないこと!

 

 

林道の終点からしばらく歩いていたら

なにやら新しそうな橋が

あれー?! 車も停ってるし

アーーーー!!!

こんなとこにモノレールが!!!

さて、このモノレールはなんでしょう

 

そのまた先には 

どうやら ロープウェイの駅風

なーんだ! そうだったのかー!

と なんとなく納得

運搬をヘリコプターばっかに頼ってたら 大変だもんね

 

いずれにしても 今回も山歩きを満喫でき

なおかつ無事に下山させていただいて 感謝の気持ちでいっぱいでした

 

 

次回は、母公堂から稲村ケ岳&観音峰 その次は天川川合から弥山&八経ヶ岳に登りたいと思っています。

 

あと数日で またまた出稼ぎ生活に逆戻りだし

いつまた時間が作れるかわかんないんですけどね~

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啓蟄 (編集中)

2012-04-09 17:05:09 | 山歩き&ハイキング

 

 

 

 

 

 

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-181091.html

 

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三之公・明神滝・入之波温泉(山鳩湯)

2011-12-05 19:08:10 | 山歩き&ハイキング

 

(書きかけです。 ゆっくりと修正しながら仕上げてゆきたいと思っています

 

昨日(12/4)のこと

かねてより計画を立てていただいていた奥吉野での

ミニ交流会に参加させていただいてきました。

 

前日が雨だったり、当日も朝から曇り空だったのですが

目的地に到着した頃には澄み切った青空へとかわり

大迫ダム湖の湖畔で 心づくしのお弁当をいただき大満足

 

新米の炊きこみご飯(おこわ)に さまざまな副食からフルーツにお菓子

何重にもビニールシートを敷いただけでも十分なのに

座布団まで準備される心配りには ただただ頭が下がりました。

 

更には、寒いだろうからと、ガスコンロに 山登り道具のコッヘルから

ガスバナーまで持参していただいて温かい味噌汁やコーヒーまでいただいちゃいました

 

特にバーナーとコッヘル類

冬の山歩きには必需品なんだな~と 頷くことしきりでした(笑)

入之波にあるダム湖の釣り堀横にある広場で昼食

景色よりも食べることに集中してしまいました^^;

さて、今回のハイキングコースに選ばれた”三之公”

川上村の案内を流用させていただきますね。

春の新緑、秋の紅葉には、

三之公の明神出合(道路終点)より明神滝・カクシ平(行宮跡)への往復コース。


岩壁からさえぎることなく流れ落ちる明神滝を経て、

深い緑につつまれた行宮跡(後南朝最後の天皇後亀山天皇の孫にあたる尊義王が

室町幕府の目を逃れ隠れ住んだと伝えられる場所)へと足をのばせば

遥か往時の南朝哀史がしのばれます。

 

今回は、行宮跡(カクシ平)にはいかない明神滝までの往復コース

過去に何度かきてるのに すっかり感じを忘れていました

片道を沢歩きにしたりしたからなのかなぁ

 

通常の登山ルートの対岸にある休憩所

結構しっかりした造りの建物で避暑には最高なんですよ

 

但し、初夏から晩秋にかけては山ヒルがいるので要注意

地元の人のお話によると、イノシシもいるけど

鹿と日本カモシカが沢山生息している大自然なので仕方ないですよね

 

といいながら、自分が初めて訪れたのは真夏の8月中旬

トレッキングシューズは履いてたけど、半ズボンに半袖姿だったのに

まったく被害なし

山ヒルさえ寄ってくれなかったわけです。

こちらが登山道の入り口

結構年季の入った立て札です。

この辺りは、三之公川が見られて まだ精神的にものんびりと歩くことのできる場所

 だんだんと高度が上がるにつれて 倒木や山崩れの箇所も増えてきます

木の橋もしっかりと整備されていますが

ほとんど陽のささない山中のため、苔むして滑りやすいので注意が必要です。

こうした歩きやすそうな箇所も多いのですが・・・

木立で気がつかないかもしれませんが、実はほぼ断崖絶壁の上

はるか下から聞こえてくる渓流の音が 恐怖心を増してくれます

 

その他にも、落ち葉や岩場で滑落しそうな箇所もありますので

もし行かれる方は十分に注意してくださいね

 

初冬の軽い山歩きでも そこそこ汗かいていてビックリ

入之波温泉 山鳩湯 

源泉かけ流しの湯は39.5℃とか

ぬるめですが

そのぶん、ゆっくりと湯船に浸かることができて最高でした

この温泉 とても有名な場所なので、いろいろと紹介しているブログがあるけど

なかなか楽しいコメントが気に行ったので↓を使わせていただきますね。

http://ameblo.jp/hitomionsen/entry-10229129854.html

 

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奧駆道 吉野山~四寸岩山~大天井ケ岳~五番関~洞川(後編)

2011-11-17 18:54:51 | 山歩き&ハイキング

 

山頂が雲にスッポリと覆われた大天井ケ岳に不安を抱きつつ

四寸岩山の頂きを下ること約20分

山中に何やら建物らしきモノが 

そうなのです。

これこそが足摺ノ宿跡に建てられた 足摺宿なのでした

小屋の手前には石灰岩の塊があり

そこには石塔が

目を凝らして奥手の石灰岩の上を見ると、これまた山伏の石像まで

なかなか凛々しい感じの先達さんでした

宿の中にはきれいな祠と木彫りの行者が祀られています。

祠の隣に置いてあったノートには、この足摺宿を訪れた人々の一言が書かれていました。

中でも興味を引いたのが、何人もの登山者が、この宿で避難させてもらったことへのお礼文。

「台風が過ぎ去るまで二晩お世話になりました。大変助かりました。」

などなど

そんな方々からのお礼もかねて、般若心経を唱えてみました

ここは、その昔から宿のあった場所なので大丈夫なんでしょうけど

天川の川合方面からの弥山ルートにある双門滝近くの河原小屋だったら

流されちゃってましたよ~

http://www.youtube.com/watch?v=FZRqU5cFJT8

やはり、台風が接近してるような時に無理して登山してはいけませんね 

足摺ノ宿跡を過ぎると、また同じようなすっかり落葉してしまった広葉樹林を抜けての

石灰岩の露出する地帯のある長い下り坂へと続きます。

それにしても、さっきの天候悪化しそうな不安を吹き飛ばすような陽が差し込んできて

女心と秋の空じゃないけど、山の景色は変わりやすいんだな~と実感

そうこうしていると、また舗装道に出て、カラフルなマップがルートを教えてくれていました。

ふむふむ この地点がコル(そんな大層なヽ(´Д`;)ノ)なんだな~

この林道を跨ぐと・・・オォーッ 川上村だー!

百丁茶屋跡への道標と九十丁の碑があります。

たしか、吉野の金峯山寺蔵王堂から山上ケ岳の大峯山までの二百丁あり

その中間だとか

修験道の行者さん達は、未明に吉野山の蔵王堂を出発して、山上ケ岳まで行くのが通常なんだけど

いまの自分にとっては、ここまでですっかり足がパンパン状態

とりあえず、お昼は百丁茶屋跡でと予定してたので、先を急ぐことに

緩やかな傾斜の山道をすすんでゆくと

ヤッター! ありました百丁茶屋の立て札が!!

足摺ノ宿よりももっとしっかりした建物にビックリ

この空き地に百丁茶屋があったのでしょうね

祠があったので、またまた般若心経を唱えてみました

この百丁茶屋跡に現在ある建物は、二蔵宿というもの

一般の我々も使わせいただけますが、基本的には、行者さんのための避難小屋なんです。

中には木炭ストーブもあり、毛布や布団はおろか、電気も供給されています。

この入口にメモしてあったのが・・・

エッエーーーーー!!! 

五番関まで行けないわけー? と凍りついてしまいました。

そう言えば、たしかに誰ともすれ違わないし、どうにもおかしかったよな~。。。

と溜息をつきながら

とりあえず囲炉裏端に座って昼食のオニギリを食べて

これからどうしようかと思案していたところ

小屋の壁にスケッチ風のマップが

水場への行き方と、五番関への従来道と大天井ケ岳への吉野古道が!

 

ホッと安堵のため息をつきながら、非常用にとオニギリを1ケ残して出発

ここからは、傾斜の急な坂道を一気に登ってゆきました。

 

しばらくすると、またまたモノレールのレールに出くわしたと思ったら

急に開けた平地が現れ、いままで歩いてきた方向が一望

(奧に見える一番高い山が四寸岩山)

吉野古道部分(尾根道)だけが落葉樹林なんですね~

平地の奧にはまた祠が

アレ? モノレールのレールが・・・

そうなんです。 朽ちた大木と台風で倒れた木がレールを潰していました

そして目の前に大天井ケ岳の頂きが

実は、この時点で、太腿の筋肉がツリそうになってましたが

よーし! あと一息だー! と喝を入れ直して出発

途中まではモノレールのレール沿いに歩けたけど

途中からロッククライミング状態の急登になって

他のルートがないかと探して、岩場をよじ登り、なんとか登頂を果たせましたが

実は、最初に岩を登っていて落ち葉に足を取られ、

確保しようとした木や根っこがほとんど朽ちててとうとう身動きが取れなくなり、

無理してでもこのまま登り続けよう!と

いつもの自分だったらするところなのに

、今回は、『ここで滑落して骨折でもしたら身動きとれなくなるな』と思い直し

慎重に下まで降りて再度別ルートを探しました

 

その斜面には、古いロープがかかっていて

そのロープに頼ろうかと一瞬迷ったものの、やはり危険回避のためには

三点確保で一歩づつ登っていった方がいいなと判断しちゃいました。

 

そんな訳で、絶好のシャッターチャンスだったのに、危険なところはそんな余裕がないんですよね

なにはともあれ、ようやく山頂の三角点までたどり着くとこができて

嬉しいというよりも、”よくぞ無事で”と安心の気持ちの方が勝ってしまいました。

コレ↑は、モノレールの終点部分

下りだったら、しがみついて降りられるのかな?

世界遺産に登録されている場所なので、こんな場所にもしっかりとした道標が

太腿の筋肉はツリそうだし、膝も痛みを増してきていましたが

五番関まで あと2kmの表示が背中をおしてくれました

 

しばらくヤセ尾根が続き、木の根に足をとられないように慎重に一歩づつ進みます。

たいがい、滑落は危険な場所を過ぎた時に起こると本で読んでいたので

臆病なほど、慎重の上に慎重を重ねて

 

ようやく急坂を降りきったと思ったら

目の前に大きな岩塊が現れ、目の前にはまたまた山崩れが!

 

コレが従来道を塞いじゃったんだろうなと思いつつ

自分も降りられないじゃん! と

背筋を凍らせながらルートファインデイングしてみると、

ようやく反対側に赤いテープが見つかりホッと一息

 

岩塊をまわりこんで ようやく五番関に到着できました

ここが北側からのルートの現在の女人結界

ヘタに世界遺産になんかになってしまったもんだから

近年では、とっても苦労しているようです。

 

五番関からは大きな石灰岩のガレ場を下ってゆきます。

ここはメジャーな山上ケ岳へのルートでもあるため、難所ではありますが

太いロープも多々備えられていて、苔に足を取られないようにさえ気をつければ

大丈夫です

これが林道からのアプローチとなっている東屋のある公園

すぐ真横には五番関トンネルの西側が

このあたり、山上川の源流で洞川の生活用水の取水口でもあるんですヨ

ところが、先日の台風で路肩が崩れてしまい水道管も被害を受けていました。

五番関下の公園からほぼ競歩で歩くこと30分

ようやく母公堂に到着

(修験道の始祖、役の行者(役小角)が母親と会ったといわれる場所です。)

こちらは、天川の名物 ”ごろごろ水”

自分が初めて天川を訪れた時(1990年頃)は、この隣にある鍾乳洞から流れてくる源水を

自由に取水できてたんですけどね

一時は、ここの名水にはまってしまい、車に20L入のポリタンクを10ケほど積んで

毎月のように取水に来ていました。

(ホントに、ここの水は美味しくて、豆腐や蕎麦も最高においしいですよ)

向かって右手が温泉旅館街

 

その昔は、色街でもあったそうです。 女人禁制のお山に登って修行して

垢落としだったのかな

 

実は、どこでどう誤解したのか、ここ洞川からの最終バスが午後3時台だったと思い込んでいたため

最終に乗り遅れたら、10,000円以上のタクシー代払って最寄駅(下市口)に行くか

洞川温泉で一泊して翌日帰るしかなくなっちゃうと

 

五番関からは駈けるようにして一心不乱にバス停を目指し

滑り込むようにして到着したのが15:45頃

 

まだバスが停車してるのを見てホッとしながら運転手さんに尋ねると

なんと最終は17:55とのこと

 

乗ろうと思ってた15:55のバスは、行楽客で座席はすでに満席

補助イスがあったので、運転手さんに使えるかと聞いたところ

この先乗り込んでくるお客さんも多いと思いますので、その時はお立ちいただかないと・・・

と、申し訳なさそうな、歯切れの悪い返事だったので

 

「了解! そしたらゆっくり温泉につかって、いっぱい飲んで最終に乗る!」と伝えて

洞川の日帰り温泉に直行しました~

入湯料は、大人600円也

 

ゆったりと湯船につかりながら、しっかりと足腰を揉んで、すっかりリフレッシュできました

その後、食堂に入って 鮎の塩焼きと名水豆腐の冷奴にシメジの炒め物を肴に

ビールと熱燗を堪能しちゃいました

 

 

ご参考までに、こちらが↓洞川温泉バス停の時刻表です。

バスの行き先は、吉野地方の玄関口”五條の大淀バスセンター”

最終バスもほぼ満席にちかい込み具合でした

約1時間ほど乗車して、近鉄の天川・黒滝方面の玄関口 下市口駅に到着

19:24発”あべの橋”行き普通電車に乗り込み、橿原神宮前で京都行き急行に乗り換えて・・・

 

って、もういいか

 

 

ということで、

とっても充実した一日でした。

 <iframe src="<a href=">http://www.yamareco.com/modules/yamareco/include/ymap_iframe.php?did=149468&graph=1&w=480&h=320&lat=34.3047835&lon=135.9013475&minlat=34.264434&minlon=135.876639&maxlat=34.345133&maxlon=135.926056" width="482" height="502" scrolling="no" frameborder="0"></iframe>

 

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奧駆道 吉野山~四寸岩山~大天井ケ岳~五番関~洞川(前編)

2011-11-16 18:10:52 | 山歩き&ハイキング

ようやく11月らしい気候になってきましたが、みなさまは如何お過ごしでしょうか

 

私は、このところ、毛穴の拡がる方面に行くことが多かったので

急に変化した冬模様に体がついてゆけなくて、寒さがちょっぴり厳しくも感じています.

 

 

鍋も美味しいし、夕食後、コタツの中に潜り込んで、亀のようにしてるのもなんとなく心地よくて

冬の訪れを喜んだりもしています 

 

さてさて、本日の話題は、昨日に続いて”山歩き”

前前日までは、いまはまだ近場の低山から足馴しをしないと・・・

とすると、大和葛城山と金剛山辺りから初めようかな と考えていたのですが

考えてみたら、来週からまた熱帯方面に出かける予定もあり

帰ってきた12月初旬頃には吉野方面には雪も降り始めるんじゃ?!

そしたら、来年の春までお預けということで、また機会を逸してしまうかも

 

そんな焦燥感に駆られ、急遽、目的地を変更し、意を決して憧れの吉野古道・奧駆道に行ってまいりました

5時に起床して、いつものように自分でオニギリを握り、卵焼きとウインナを炒めてザックに詰め

家族に本日の登山計画を伝えてからいざ出発

 

ホントは、自分のことは全て自分でしなけりゃって思っていたものの

予想していた以上にアレコレと準備に手間取ってしまい

当初に予定していた車をオフィスの駐車場に置いてバスで最寄り駅まで移動する余裕がなくなって

あえなく家族に駅までの送迎を頼んじゃいました

 

最寄駅である近鉄奈良線 〇園前駅発6時30分発の電車に乗り込み西大寺へ

西大寺からは特急に乗り換えて橿原神宮前まで

橿原神宮前からは連絡の吉野行き普通電車に飛び込みました

 

吉野までは単線のため、距離はたいしたことないのになんと所要時間が1時間弱

おかげで車内でゆっくりと地図を広げながら、本日のルートをじっくりと再確認することができました

吉野駅には8時前に到着

まだ時間が早すぎるのか、ひとっこひとりいない駅前でのんびりと深呼吸

さーって九十九折から登っていこう! っと思っていたのに

ケーブル(ロープウェイ)駅前で、つい気持ちが揺らいでしまいました

あれまー 丁度いい時間に始発があるじゃんか~

ということは、コレに乗っていきなさいってことなんだな といつものように

自分にいいように解釈してロープウェイを使ってしまいました~

(始発のお客さんは、自分とうら若き山ガールの二人だけでした

なんせ短いケーブルなので、8時15分前には吉野山駅に到着

楽々と奧千本行きのバスに

たしか、昔は、数本しか走っていなかったのに、いまじゃ一日に7本もあるじゃん

乗客は、観光駐車場に車を止めてきた風のカメラを担いだオッサンと

次の電車で到着した数名のハイカー、それと途中の旅館で拾っていったアラフォー風ふたりづれに

老母と娘(?)ふたり風の親子連れ、その他数名でほぼ満席 

途中、法螺貝を抱えた壮年の男性が桜本坊で降りた以外は、全員が奧千本まで乗ってゆきました

奧千本バス停横の車道も山崩れで通行止

運転手さんの話だと、ココ以外にも何箇所か崩れているそうでした

バスを降り、金峯神社の鳥居を見上げ

気持ちを引き締めていざ出発

約半年ぶりの金峯神社を眺めながら 

(この横の休憩所に登山ポストがあるらしかったのですが、知らずに通過

奧駆道&西行庵・苔清水方面に

西行庵と苔清水への分岐を過ぎて いよいよ奧駆道へ

いかにも山道風になって 気分はますます昂揚してきちゃいます

昔の女人結界碑 ここは従来道と青根ケ峰の分岐点でもあります。

どちらもすぐに合流するんですけどね

分岐点から5分ほどで青根ケ峰頂上に着きます 

青根ケ峰からの眺望

800mそこそこでも 山に登ってきた感じを十分に味わえます

こちらは、先ほどの女人結界碑からの従来道

しっかり崩落していました

足元が滑って滑落したら そのまま?百メールほど下の谷底まで一直線! 

(ヘッピリ腰で撮影したのでちょっと角度が緩そうですけど、実際はかなり急なんですヨ

少し歩くと、キレイに舗装された林道と広場があり、なぜだかそこに昔の県知事の署名のある石碑

奈良県の政治家って、昔から南部の出身者が多くて

南に行くほどに、いかにどれだけ公共事業を誘致してきたのかと、まざまざと思わされます

そんな広場の横にあった吉野古道イラストマップ

今回のルートは、吉野古道(黄色い線)を歩いて四寸岩山に登って

四寸山から百丁茶屋跡を通って大天井ケ岳に登り

五番関まで下って・・・

地図では反対側になる五番関トンネルを天川側に下りるんだったよな 

次回は、山上ケ岳まで登るぞー っと夢は膨らみます まだ歩き始めたばっかなのに(爆)

舗装道路を少し歩いたとこで四寸岩山への取り付き(吉野古道)

鬱蒼とした木立の中を進んでゆきます

東西に伸びる高圧電線の下をくぐり(大滝ダム方面からかな?)

進行方向の南を眺めると、大天井ケ岳が

台風によるものなのか いたるところで道が抉られていますが

これはまだ序の口

 

またまた舗装道路に合流した辺りが黒滝村との境界

山崩れによるものなのか、いたるところが通行止

杉や檜の植林ばかりの中に、突如紅葉した山が現れ

舗装道路から四寸岩山への吉野古道の取り付きには

人間と資材を運搬するらしきモノレールの小屋が出現

 

 

この窪み↓が心見茶屋なのかな? 

元々平坦な場所だったのか、人力で整地されたのか・・・

ココに茶屋があったんだろうなと想像されました

この茶屋跡を過ぎたあたりから、高度をかせぐために急勾配の登りが続きます

尾根道の水溜まりには多くの動物の足跡が・・・

蹄風だし、たぶん鹿かな

吉野古道のこの窪み

千数百年にわたって歩いてきた人によってできた轍なのかと考えると

歴史の重みを感じます

この辺りは、さっき遠望した自然林の山なので、この時期には落葉して明るい古道なんだけど

ほとんどすれ違う人もなく、深閑とした状況を認識させられたようになって

かえって怖い感じがしちゃいました

尾根道を過ぎてしばらくすると、ようやく視界の開けた場所に出られました

西側の黒滝村か天川村方面にも大規模な山崩れの跡が

見通しの良い場所に出たなと思ったら

ここが四寸岩山の頂上なのでした

それにしても、なんか天気崩れてきたな~

ならば、にならないうちに

急いだ方がいいかな と

小休止もそこそこに

次の目的地 大天井ケ岳に向かって歩きだしたところ・・・

大天井ケ岳の山頂付近 雲がかかってんじゃん

 

 

 

さーて どーなるのでしょうか

 

(続く) 

 

 

 

 

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本格始動?

2011-11-15 17:12:12 | 山歩き&ハイキング

今回の記事は、いつも以上にひとりよがりな戯言ばかりなので、できるだけスルーしてくださいネ

 

さてさて

思い起こせば独立して起業した西暦2000年のこと

 

それまでのモーレツ型サラリーマン時代とは異なり、

帰宅時間も早まり、休日もゆっくりと自宅で過ごす時間が増えた頃

偶然目にしたあるTV番組を目にした途端

でも打たれたような衝撃を受けて画面に釘付けになってしまいました。

 

その番組とは

NHKスペシャル 心の行熊野奥駈け

http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999909050130004/

ウロ覚えですが、たしか看護婦さんをしている女性が

大峰奥駆修験道への参加を目指し、ジムでランニングや筋トレに励んでいる姿と

その後、実際に奥駆道で白装束を身にまとい、険しい山道を走り続ける様子に

なんとも表現できないような神々しささえ感じ

『お前もやってみろよ!』と、天の声を聞いたのでした。

 

当時は、まだインターネットはメール等の通信手段として利用する程度で

ネットで検索する術も知らず、

急いで書店に行って本を求めました。

 

とはいえ、当時は、まだ西国三十三カ所観音霊場巡りも全体の約6割程度しか回っておらず

どちらを優先すべきかと、一瞬迷ってしまいました。

 

しかしながら あの修験道の魅力は、なにものにも代え難く

なによりも、奥駆に挑むには並みはずれた体力を作らなければならず

一朝一夕に成し遂げらるとこではないと思いなおし

決意を固めるためにもと、スポーツクラブに入会することに

 

それまでにも、長年のリーマン生活で鈍ってしまった身体に喝をいれるべく

起業して開いたオフィス(自宅から約10キロ離れた奈良公園の入り口)への

通勤手段として、自転車を使うことに決め、毎日往復20キロの

バイク運動を続けていたのですが

あの程度の運動量では、とても足りないと感じてしまったからでした

 

幸運なことに、当時のメインの顧客が極東ロシアで

時差は日本の+2H(サマータイム時)

オフィスの終業時間を迎える頃には、顧客もすでに仕事を終えていて

緊急の連絡が入ることもなく、ゆっくりと時間を使えたのも幸運でした。

 

当時は、エアロバイク30分、筋トレ1時間、プール30分

サウナ+シャワーで30分の合計2時間半

その後、せっかくサウナとシャワーでさっぱりしたばかりなのに

再び自転車に乗り、30分かけて汗ダクダクになって帰宅していましたっけ(笑)

 

その後、事業内容が急激に変化して

ジムに通うこともままならなくなったり、オフィスを移転したりして

体力作りにも支障をきたすようになってしまい、奥駆道踏破も半ば夢のままで

終わってしまうのかと諦めの境地に至ってしまいました。

 

ところが、今年になってハイキング仲間に加えてもらい近場の低山へ

ハイクにでかけるようになり、逆峯の起点でもある吉野山金峯山寺蔵王堂から

奥千本、青根ケ峰まで歩く機会にも恵まれ

さらには、その後災害支援で知り合った人達の中に

何人もの山屋さんがいて、その方達に感化されたこともあって

奥駆道踏破を夢として終わらせず、決意を新たにすることができたのでした

 

そんな気持ちでいた時

これまた偶然にも、友をたずねて訪れていた博多の街で

時間潰しにフラフラと彷徨っていたら

馴染みのモ○ベルの店舗を見つけ、なにげなくみつけた本が

”ひとり歩きの登山技術”と”山でバテないテクニック”

読みすすんでゆくうちに、”ひとり歩き”には

誰にも迷惑をかけないよう、可能な限り事故に遭遇しない慎重な行動こそが

最低限のルールだと思い

まづは滑落遭難の事例を知らなければと、新たに本を購入しました。

これである程度の心構えはできたかなと

今度は現在の自分の体力とレベルにあった山を定めるために

県内の山の資料本と

国土地理院の1/25,000地図を購入する前に

全体像を知らなければと、トレッキング愛好者に定評のある山と高原地図を購入

地図を買ったら、やっぱコンパスも新調しないと・・・

ホントは、道迷いしないためにGPS(GARMIN Oregon450TC)が欲しいんだけど

日本語版だと10万円近いんで

(現地で買ったらどうやら200ドルくらいらしい、但し日本の地図ソフトが必要ですが・・・)

今度アメリカに行った時に買いたいと思ってるんだけど

しっかり仕事して稼がなきゃね~

 

これからの季節、日帰りでも非常用ブランケットは必需品だよな

そういえば、吉野は熊も多いし、谷が深いから滑落して、

幸運にもまだ生きてたとしたら、助けを呼ぶ笛もいるよな

この笛、名前や血液型はもとより、住所、電話番号も内臓できるから

遭難して白骨化しても誰かわかり易くていいじゃん

ってことで いい買い物したな~って自画自賛(笑)

それにも増して、この鈴の音のなんと素晴らしいことか

とても澄んだ音色で、遠くからでも安易に認知されやすそうでムッチャ気に入っちゃいました

 

まさか、あまりに耳障りがよすぎて、反対に熊が寄ってこないよね

 

おっと、そうそう、なんといっても山の中での食事も、楽しみのひとつ

フォークもいいけど、マイ箸の方が普段使いもできてもっといいじゃん

といことで、ついつい買い物カゴに入れてしまいました

 

それから、なんといっても、冬場は、温かい食べ物が一番だよな~

ピークハントした山頂で、オニギリ+ラーメンとか、食後のコーヒーなんか最高

買うしかないな!

と思ったけど、今月は稼ぎが悪かったし、また儲かってからにするか

 

ということで今回は断念

 

ところで、このジェットボイルという代物↑

とっても熱効率の良い構造になってて、少ないガスで早く沸騰できるんだそうですヨ。

 

いつもだったら、欲しい物はすぐに手に入れてたんだけど

こうして、先延ばしするのも楽しみが長続きしていいものですね

な~んて言ってるけど、ホントはたんなる負け惜しみかな(爆)

↑このシェラカップ。 実は20年もう近く前に買ったチタン製のもの。

最近は、ハイドレーション用のリザーバーを使ってるので

容器は必要ないのですが、山歩きしてる時は、湧水を飲むのも楽しみのひとつ

それにジェットボイルを買ったら、コーヒーも飲みたいし、ということで

久々に蔵の中からひきず出してきちゃいました

それから、このアルパインカーボンポール

軽くて強くて、もう使わずに歩くことなんて想像したくない感じ

登りでも腕も使って負荷を分散できるし、

なんといっても下りの時に膝への負担を軽減できて最高です

 

 

さてさて いっつも何かを始める前に まづ格好から準備するヤツなんす。

 

例をあげると、まだ16歳頃のこと

夏休みにガテン系のアルバイト(鉄骨ガラス張りのメロン温室作り)をすることになって

気分はもういっぱしの鳶職気取り

合計20日もバイトに行かないのに

急いで地下タビとニッカボッカと、そしてなによりもラメ入りの腹巻きまで買ったのを

思い出しちゃいました

 

今回は、しっかりと有効活用できるかな~

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生駒山ハイク

2011-07-12 17:05:00 | 山歩き&ハイキング

またまた暫くご無沙汰してしまいました

 

このところ 

震災関連の県内避難者への支援活動で週末はほぼ予定が埋まってしまってた上に

仕事で中近東に行ってたり、事務所の引っ越ししたり、

30年ぶりに仲間達と集う同窓会の幹事としてバタバタしてたんで

新しい記事を投稿しなければと思いつつ

長らく放置してしまい

 

 

 

まだまだ落ち着いてませんが

またちょくちょく投稿したいと思っていますので

よろしければ、またヒマつぶしにでもご覧いただければ幸いです。

 

 

 

 

さてさて 梅雨明け前の7月初旬

仲良しハイキング仲間のみなさんと生駒山ハイクに出かけてきました

どのルートから登ろうかと 一瞬迷いましたが

もっとも山頂までの高低差が少なく 

でもそこそこ歩いたって満足できる辻子谷コースを選び石切駅で下車

この石切という場所

関西の巣鴨(とげぬき地蔵的存在)として有名な石切神社の他にも

いろんなお寺や宗教の本山があるんですヨ

 

半島系から渡来してきた人々の信ずるシャーマンを祀った場所も多く

いま流行りのパワースポットというよりも 

ある種異様なスピリチュアルな空気をアチコチで感じたりもします。 霊感が強ければ

怪しげな店の立ち並ぶ 石切さんの参道を避けて辻子谷側から出発することにしました

最初に目につくのがこの祠

↑ということです

たしかにココの石仏は、一夜にして爪で彫られたっぽいです(?)

ココはハイキングコースからちょっと外れた 石切劔箭神社の上之社

実は、関西ではデンボ(オデキ)の神様として有名なのですが

大和民族の皇祖”天照大神”の御孫の兄(?)が祀られてる由緒ある神社なんだそうです

ここ上之社は、いつも賑わいをみせている本殿とは異なって

静寂に包まれていました(ただ時間が早かっただけだったりして

な、なんだー この牛の銅像は 

ということで、帰って調べてみたら 農耕牛の労をねぎらうお祭りが有名なんだとか

 

勉強になりますね

ここは、お礼池

元々は、水神社にある亀の池に生きた亀の甲羅に願い事を書いて池に放ったそうですが

現代は、陶器製の亀のお腹に願い事を書いた紙を入れて願を掛け

成就したら、このお礼池にお礼の亀を放つんだそうです

 

こんだけお礼亀があるってことは・・・ご利益があるってことなんかな(笑)

辻子谷は、308号線の暗峠のある街道がお伊勢さんへの道であったのに対し

生駒聖天さん(宝山寺)に行くための街道だったそうです。

ただのネット情報の受け売りですが~ (^^;)

 

これは六地蔵ですが、100メートルもない間隔で 道端にお地蔵さんが祀られていて

古くからの街道だったんだな って雰囲気というか 情緒たっぷり

これが辻子谷のランドマーク的存在の水車(観光用に復元されたもの)

元々、街道沿いの急斜面に流れる谷川の水を使った水車が点在していた地域なんだそうです

その水車を主に使ってた地場産業が、漢方薬の製薬業

この辺りでは、カレーのような独特の香りが漂っています

最近、竹林の伐採が行われた様子

いまや山仕事をする人間が激減して全国的な問題になってますよね

漢方薬の製薬工場を抜けるとようやく山道に

写真では伝わりにくいですが、これが結構急斜面

 

この辺りから呼吸が荒くなってきますが、ゆっくりと一歩づつ足を進めてゆきます

山登りの楽しみは、なんといってもこの上り坂

たとえ時間がかかったとしても、いずれ必ず頂上に到達できるから

苦しければ苦しいほど、後の喜びも大きくて大好きです

とってもマンガチックなお地蔵さんを見つけて 思わず

非日常の空間では 普段気のつかないことにも反応しちゃえるんですよね~

山道から突如しっかりした石段が

実はココ 鷲尾山興法寺(真言宗醍醐派)

ご多分にもれず、役の行者が開基して、弘法大師が整備したと伝えられるお寺です。

山の中に突如として現れた古刹に驚かされますが

辻子谷ルートの中間地点でもあり、多くのハイカーが訪れる場所

 

今回は、ご朱印をいただきましたが、

近年ではめったに見かけなくなった腰の曲がったおばあさんが対応してくれたので

「こちらにお住まいですか?」と聞くと 「はい、そうです。」とのこと

もう長年下界には下りてないとのことに またまたビックリ

 

家に帰って話題にしてたら

なんとつい最近”探偵ナイトスクープ”でも取り上げられたとのことでした

http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=acquelia&prgid=42492900&categid=33446099&page=1

(30分くらいした3本目です。)

興法寺から少し登ると 府民の森の生駒縦走路に(ぬかた園地付近)

ようやく生駒信貴スカイラインに出て生駒山上遊園地の入り口に

平日の夏の昼間なので 目につくのは従業員ばかり(笑)

乗りたかった飛行塔でしたが今回は諦めました

生駒山の目印 TV局の放送アンテナ群を抜けて

暗峠への分岐を選び

昭和レトロたっぷりで大好きな航空灯台

いよいよ取り壊しなのかなと思ったら 修理でした~

ココからはホンマの山道

この季節だと笹をかき分けながら進む感じ

そうこうしているうちに暗峠に到着

日本の道百選になって 観光客も増えて石畳にしたもんだから

車でくるとデコボコに往生しまっせ(爆)

でも、そこそこのサイズの車も通れるようになって便利になりました

(その昔、第二阪奈のできる前、まだ図体の大きかったVolvoで通勤路に使ってました

奈良側の段々畑 下りだと気がつかないけど

登りの時はこのあたり結構キツイんですよ~

ヤマオカピザで休憩をと考えていましたが、残念ながら定休日

元の鬼っ子診療所がカフェになってたんで そちらで休憩することにしました

自然たっぷりで 真夏でもそこそこ気持ちよく過ごせます

ココ鬼取も 近年お茶屋さんができたり 新しいレストランが開店したりと

隠れ家的な感じは薄れてきましたが 人気スポットになってます

ラッキーガーデンも 平日にかかわらずそこそこ賑わってました

そう言えば、先日、深夜番組”ロケみつ”でもちょっとだけ出てたもんなぁ

ラッキーガーデンの駐車場脇に植わってたバナナ

日本でも実がつくんだな~ ってビックリ

生駒山麓の別荘地帯を抜けて

ようやく生駒聖天さん(宝山寺)に到着

残念ながら期待してた 参道のイカ焼き屋の屋台はありませんでしたが

歓喜天さんにお参りさせていただきました

帰りは 日本最古の営業用ケーブルカー宝山寺線を使うことに

平日の夕方ということもあって下りは他のお客さんゼロ 

貸切状態

生駒温泉が流行ってた頃は さぞや賑わったんだろうな

 

と往時を偲びながら今回のハイキングはここまで

 

 

ところが、打ち上げで入った駅前のお好み焼き屋さんで超盛り上がっちゃって

お勘定から想像するに・・・一人平均ビール大ジョッキ4~5杯飲んでから

勢いに乗じて新大宮のカラオケにまで行ってしまいました~

 

カラオケで飲み放題にしたもんだから 意地汚くひとりでピッチャー頼んじゃって

翌日は昼すぎまで死んでましたけどね。。。

 

今度からは 仕上げは生レモンチューハイくらいにしとこっと

 

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室生寺ハイク その2 (室生寺)

2011-05-26 19:24:34 | 山歩き&ハイキング

前編からの続きは、室生寺

 

駅から山道を歩いて訪れたこともあって、

感慨もひとしお

やっぱり、山岳寺院へのお参りは、これが本当の姿なんだろうな って

心の底から思いました

 

本堂では、ご本尊の如意輪観音の正面に正座して

しっかりとご真言を唱えてから 

震災の被害者の冥福を祈り、被災地への活動において

自分に与えられた使命があるならば、そのように導いて欲しいとお願いして

ご朱印もいただいてきました

↑これはなんの写真かというと・・・

大きな杉の木の切り株

平成10年の台風で五重塔が損壊した原因になった杉のものかな?

五重塔から奥の院へ向かう石段の左がその切り株

お寺全体が鬱蒼とした杉の木立に囲まれているのにここだけポッカリと

今回みつけた不思議看板

ふむふむ、さすがは国際級観光地

ちゃーんと 和英併記されてるわけやね

と思っていたら・・・

「ローマ字で 日本語そのまんま書いても ぎゃーじんさんには わかれへんのとちゃうの!

とツッコミいれさせてもらいました~(爆)

当初の予定では、東海道自然歩道を歩いて戻るつもりでしたが

結構疲れたのと、時間も遅くなってきたのでバスで戻ることに

 

1時間に1本しかないバス待ちをかねて 昭和チックな喫茶店で休憩

テーブルといい、グラスといい、店内に流れてた演歌といい

いや~ いい味だしてましたヨ~

 (注文したレスカは、炭酸が薄くてただのレモン水みたいでしたけど~

 

名残を惜しみながらバスに乗車

 

仕上げは、知り合いの八木駅ガード下の粉もん屋さん

トンペイにタコ焼き(ソース&しょうゆ)に豚キムチの五鉄焼き(キャベツ焼き風)

ハイキングがあまりにも楽しくて

ついつい調子に乗って缶ビールを5缶も飲んでしまいました

(家に帰ってからまた飲んだし

 

 ほんとに素敵な一日でした

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室生寺ハイク その1 (室生口大野~室生ダム~竜鎮渓谷~室生の里)

2011-05-26 18:50:00 | 山歩き&ハイキング

梅雨入り直前の好日を狙って

仲良し三人組でハイキングに行ってきました

 

今回もMちゃんからの提案に従って企画した”竜鎮渓谷と室生寺”

 

室生寺は、20年前に大阪の某所で働いていた時に、

外国人研修員への日帰りバスツアーに同行して拝観したのが最初で

その後も家族とのドライブで、じっくりと訪れたことのある馴染みの場所

 

とはいえ、2回とも車でお寺の門前まで乗りつけてのお気楽観光

 

今回は、電車で最寄駅まで行って、そこからハイキングしながらお寺まで訪れるというコース

ワクワクと胸躍らせながらの出発となりました

ハイキングの出発点”室生口大野”駅

 

駅から宇陀川を目指して歩いていたら、キレイに整備された東屋と公園が・・・

雨上がりで、水量の増した宇陀川を眺めるにはいい場所だな~と周りを見渡してみると

古刹風のお寺を発見

看板もあって何事かと読んでみると・・・

お寺は、由緒のある”大野寺”で、”弥勒磨崖仏”があることがわかりました。

(と、いいながら、実は、事前に調べておきましたけどね)

このお寺、例によって役小角開基とか空海が堂を建立などとも伝えられていますが、

磨崖仏の開眼法要に後鳥羽上皇が臨席されたのは真実の様です。

とぼとぼと室生ダムへの坂道を登りはじめた途端、

キレイな水の流れる滝(?)が

この辺りから、目には山々の若葉が飛び込んできて、空からは小鳥のさえずりが聴こえ

サラサラと流れる水音に包まれながらゆっくりと高度を稼いでゆきます。

眼前に飛び込んできた室生ダムも 

いつもだったら景観を損ねる構造物と顔をしかめたくなるに

この日は澄み切った青空と萌える若葉に囲まれて むしろ肩でも叩きたい気分(?)になっちゃいました。

ダム湖に沿って進むと、やがてダム湖から流れ込む川となり 竜鎮橋の先に渓谷の入り口標識が

川沿いに続くなだらかな道が続きます。

やがて竜鎮渓谷の名所 竜鎮神社が

数年前までは、苔むした赤い木製の鳥居だったようですが

近年整備された様子で、石の鳥居とステンレス製の手すりまでできていました。

生々しい地すべり跡もありました

ここは、出合という分岐点で林道との分岐点

こごみ? ぜんまい? わらび? 

やがて道が大水で流されたのか石ばかりが露出した場所に出て・・・

それまであった橋がなく、岩を飛び越えるか渡渉(かちわたり)しながら進んでゆきます。

 

実は、この先で迷ったのかな? と一度引き返してしまいました。

『だけど、どう考えたってココしか行きようがないし・・・』と獣道のような山道を登って数分

ようやく滝の上に出て ホッと胸を撫で下ろしました

いたるところに滑滝があり

赤目四十八滝よりも もっと素晴らしい渓谷なんだなーと再認識しちゃいました

イノシシ捕獲用の檻発見

元々、この辺りは表面を薄く土が覆っているだけで、その下は岩

大きな杉の木が、岩を包み込むようにして根を伸ばしている光景に

生命力の強さ、生への執着を感じさせられました。

 

今日になって、ネットサーフィンしながら竜鎮渓谷のことを調べてみたら・・・

渡渉はあるものの深さは無いし谷筋をゆくのでそんなにきつい登りも無い。
ただ人が少なく、荒れている個所も多いしクマの気配もあるしぬかるみは多いし

案内板の無い分岐もあるしで、山を歩いたことの無い人には積極的にはおすすめできない。

 

だそーです。 

この記事を見て行きたくなった方は、くれぐれも注意してくださいね。

 

 

なだらかな木陰の続く林道を歩くこと小一時間 ハイカー用の東屋を発見

それまで人っ子一人すれ違うこともなかったので 

つい、ホッとしちゃいました

それにしても・・・

土台が地盤沈下してて ビックリ

ほとんど使われた形跡ないし、きっと地元への利益誘導で、建てられてものなんだろうなぁ。。。

怪我人が出てからじゃ遅いですよ~

この分岐点までは、室生の里から続く真新しいアスファルトの舗装道路

知らずに入りむ車も多いのか ”車だめ”との注意書きが

それにしても、何故にこの山頂付近をここまで整備したのか・・・

利益誘導型の選挙で当選した政治家が

無駄な公共工事を持ってきたとしか考えられない光景をいくつも目にしました。

道沿いで何度も見かけた奇妙な植物  たぶん食虫植物?

室生の里の名所のひとつ 腰折地蔵

実は、腰のところで折れてんのが名前の由来

でも、腰から下の病にご利益があるとかなんとか

お地蔵さんの横で室生の里マップ発見

うちと同じ 融通念仏宗のお寺

でもって、樹齢300年の枝垂桜

モノ言わぬ石像に問いかけてみたりして

枝垂桜の全景  桜の咲いたらさぞかし見ごたえあるだろうなぁ

またまた、意味プー標識を発見 むろう地すべり見楽館ってなに?

それにしても 利用者のほとんどいない公共施設がいくつもありましたね~

 

あの財源ってどこから? どんな名目と正当性を持って造られたのかなぁ?

 

なにごとも勉強になりますね

 

 

(”室生寺編”に続く)

 

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矢田丘陵遊歩道ぶらぶら散歩 

2011-05-06 18:01:12 | 山歩き&ハイキング

G.W.恒例のぶらぶら散歩に行ってきました

いつもは、一日は伊勢志摩に行って沖の島を歩いたりしてたのですが

今年は田んぼ(休耕田)の草刈りを早めにしてしまったために

体力がもたず近場で済ませてしまいました

 

特に書くこともないので 画像でご紹介します

富雄南小学校の運動場を右手にみながら追分を目指しました。

ここの桜も、結構キレイなんですヨ

急坂を登りきったあたりで最初の標識が目に飛び込んできます。

この辺りは、手入れのされていない竹林が

枯葉の中からいくつもの筍が顔を出してしまっています。

追分本陣

本陣から眺めた奈良盆地 地元ではそこそこ有名な梅林も今年を最後に埋め戻しされています。

国道308号線

矢田山(東明寺方面)分岐点

榁ノ木峠にある遊歩道の入り口

矢田丘陵の南側は県立矢田自然公園として整備されていますが、北側は生駒市が管理されているようです。

ほとんど私有地となるため地主とのトラブルも多い様子で

了解が得られなくて通行止めになることもしばしばです。

ゴミを捨てたり、竹林を荒らしたりと利用者のマナーが原因なんですけどね

弘法大師の石像が

足元のマンガチックな鬼もどこか可愛くみえてしまいます

この日も地主からの了解が得られないために迂回路の表示がしてありましたが

通行止めの標識は取り外されていたため、予定通り尾根伝いに

のどかな風景が続きます

ここが学習の森・自然体験ゾーンの中間地点

弘法大師堂から普通に歩いて約1時間で椚峠(帝塚山大学の正門)に到着します。

続いては、”健康の森・シンボル交流ゾーン” 阪奈道路までの約1.2キロです。

このコースは、人口建造物や舗装道路が多く、自然の中を歩く感じはしません

阪奈道路も昔と比べると 通行量が激減しましたよね

阪奈道路の先は”四季彩の森・山の端回廊ゾーン”

この辺りは池が多く、まむしも多しとの注意書きが

やがて阪奈道路から2.4キロの遊歩道の北端に到着

総合公園の北側から縦走路に行けますが、この日はオニギリを持たずに出たので下界(小明町)に下りることに

石窯焼きのパンで有名な Alcyonに入りたかったけど・・・

オーティッカでネパール料理も良かったんだけど・・・

超腹ペコだったので、結局ラーメン大盛り ネギ多めに決定

食後に矢田丘陵の北端を目指し、車道沿いに西白庭台まで歩いてから

山に分け入って、今度は南下して生駒総合公園を目指しました。

このゾーンは、整備されていないホントの自然道

関西電力の高圧電線の鉄塔沿いを歩いてようやく総合公園に到着

結局、途中で誰ともすれ違うこともなく 少々気持ち悪かったりしました

総合公園を出てあすか野方面を下ることに

この辺りからの眺望も抜群

最高点あたりには、そこそこのお屋敷が並んでいます。

だけど道路沿いは車がうるさいから やっぱ住むなら鬼取の方がいいかな

車はすぐにつぶれるし、冬はおそろしいけど

富雄川沿いの県道7号線(枚方‐大和郡山)に出て・・・

ようやく奈良市の看板が~

富雄川の桜もすっかり青々として初夏を思わせるよう 

とにかく快適で健康的なG.W.の一日でした

 

 

 

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吉野山桜紀行

2011-04-21 20:46:17 | 山歩き&ハイキング

自宅からの最寄り駅 近鉄奈良線学園前駅より西大寺、橿原神宮前で乗り換えして

約1時間30分で吉野駅に到着

橿原神宮前からは、ほぼ吉野方面に行くハイカーばかりで驚き

当初は、吉野神宮で下車して吉野神宮と村上義光公の墓から周ろうかと思っていたものの

空模様が怪しかったため、終点の吉野駅に変更

駅前の世界遺産的観光案内にも

修験道の奥駈道までの名所・旧跡が平面図&高低差のセットで表示  さすが吉野山

本日の目的地は女人結界碑まで

駅前のお土産物屋を尻目に、まづは徒歩で蔵王堂を目指しました

吉野山の関所黒門

金峯山寺 仁王門

金峯山寺蔵王堂 その1

蔵王堂 その2

竹林院辺りより眺めた上千本

見ごろでした

上千本内 登攀中

花矢倉より蔵王堂方面遠望

自分で自分を褒めたくなる絶景ポイント

オォーッ! よくここまで登ってきたな~って実感させられますよ~

吉野水分神社(よしの みくまり じんじゃ)

 残念ながら本殿は去年から茅の葺き替え中でしたが

なんせ古くてとっても趣のある神社です。

金峯神社

義経かくれ塔

苔清水・西行庵&奥駈道山上ケ岳方面への遊歩道

生憎の天候で、ぬかるんだ道にもかかわらず、この道の入り口付近まで

バスや車でこられるため、遊歩道にもハイヒール姿や軽装の行楽客もちらほらいてビックリ

苔清水・西行庵への分岐点より奥駈道を進むと・・・

女人結界石(碑)に到着 1970年まではここが女人結界でしたが

いまは、この先の五番関に女人結界門があるんですヨ

この辻を左に行くと 青根ケ峯を経由して蜻蛉の滝から大滝方面に行けます。

女人結界石の先で今回の山登りは終了

苔清水から奥千本と西行庵を周って帰路につきました。

いまでも商売として成り立つのかなぁ?と心配しながら陀羅尼助のお店を覗くと

超苦手な きゃーるのガマが

数百年前の桜で作った三本足のガマ蛙。当店の商標云々と書かれた看板をみながら

眉に唾ぬってました(爆)

さすがに疲れて 帰りはロープウェイを利用

現存する最古のロープウェイが売り(スリル満点) 

 

 

それにしても 吉野山は何遍来ても飽きない大好きな場所のひとつなんです

四季折々全く異なった顔をみせてくれて

次はいつこようかな

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